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「100年に1度の危機」などというとんでもない造語を作り出した前FRB議長のグリンスパン氏さえ昨日「米国不動産市場は底値を打ちつつあるかもしれないし、金融市場は今後とも改善し続けるだろう」と述べている。こんなにすぐ回復するのなら「100年に1度の危機」などという言葉を使うな、と腹立たしいが、彼でさえ悲観論を引っ込めた意味は大きい。
たしかに日本の悲観論に満ち溢れた報道だけを見聞きしていると驚くかもしれないが、 世界の株価(MSCI World Index)は大底の3月9日からこの2ヶ月間で37%、米国株価(S&P 500 Index)は34%も上昇しているのである。米国金融株は2.5倍から4倍である。
何度も繰り返させていただくが、株価は「実態経済を写す」のではなく資産効果(株や土地を持っている人が元気になり消費を増やす)を通じて「実態経済を引っ張り上げる」のである。
この傾向が続けば、実体経済の回復も早い。
なお、一昨日はNY株が155ドル下落したが、その理由は、この2か月の株価の回復が急すぎたから、だそうだ。しかしこの1年間、株価の下落が急すぎたのだから上昇が急すぎるなどということはない、と私は思う。確かにマーケットだから一直線に上昇などということはないだろうが、私は株価の上昇トレンドは力強く続くと思っている。
(フジマキな日々)
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