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本文&フジマキな日々(6月16日)

2009年6月16日 (火)

(本文)

(1)本日の日経平均は\287下げたが下げ過ぎだと思う。そもそも本日の日経平均下げの誘因となった米国の昨日の$187の下げ自体が単なる「幾分大きなスピード調整」に過ぎないと思うからだ。日経1万円はすぐ回復し、上昇基調が続くのではないか?

 

(2)昨年からそうだが、米債券運用最大手ピムコの最高投資責任者であり「債券王」の異名を取るビル・グロス氏のコメントがしばしばマスコミに載る。いつも景気に対して極めて悲観的である。しかし考えてほしい。実際に債券を運用している人が「景気が良くなる(すなわち長期金利が上がる=債券価格が下がる)などというコメントを大声で言うわけがない。「自分で自分の首を絞める」ことを公言するわけがないからだ。我々のようなプロは、彼のコメントを当然のことながら「ポジション・トーク」(自分が勝負している方向に撮って有利なことしか言わない)として聞く。ちなみに私の発言も当然「ポジション・トーク」だ。ただ私はいつも「自分の発言がポジション・トークだ」と公言しているのに対し、ビル・グロス氏のコメントは、いかにも中立的な意見のようにマスコミで取り上げられてしまうのが問題だ。反対意見が並記されることも少ない気がする。金融のプロでない新聞の読者は、そのあたりを充分理解しながら新聞記事を読まなければならない。ちなみに私はちかじか景気が良くなり、債券価格はかなり大幅に下落すると思っている。長期金利が今のシミのような状態の時に長期債を買うのは危険だと思っている(ポジショントーク)

1987年のタテホショックの時、確か4か月くらいの間に長期金利は2.5%から6%に急上昇した。私の部下は、ものすごく小さい買い持ちポジションしか持っていなかったのに3日間、債券先物のストップ安が続いたため損切りも出来ず大損してしまった。(もっとも私が彼の何十倍ものポジションを売り持ちしていたので、わが社は大儲けしたが<―――またまた、過去の栄光に酔っています、というか今、過去の栄光にしか酔えない戦歴にあります)

 

(3)7月上旬に発表される米国金融機関の決算発表に大きな興味を持っている。米国企業は4半期ごと(3ヶ月ごと)に決算発表する。米国金融機関の次回決算が前回同様の好決算ならば、ニューヨーク株式はさらにジャンプアップする可能性があると思う。ちなみに、つい最近、何社かがBank of America の来年、再来年の収益予想を上方修正してきているのは心強い。


(フジマキな日々)

(1)今週の朝日新聞土曜日版Be[やっぱりフジマキに聞け」は

http://www.asahi.com/business/topics/fujimaki/

でご覧になれます

 

(1)  本日は青山で200人の方々に講演をした後(某会社

の法人顧客の皆様に対する講演会)自分の車で帰ってきたが、すごい豪雨で久しぶりに車の運転が怖かった。自然の猛威を感じる。自然の猛威といえば米国留学中、シカゴのオヘア空港で(小さくはあったが)竜巻にあった時も怖かった。飛び立つための順番待ちをしていた私の飛行機が何度も待機の方向を変え、羽の角度を変えた。そうしているうちに外がにわかに暗くなり止まっている飛行機がそれこそ、跳ねた、のである。おさまってから滑走路に向かう途中パイリットが左を見ろという。滑走路わきで大きなトラックが横倒しになっていてその先の木々は押し倒されていた。竜巻の威力を垣間見た。ちなみに、シカゴ郊外にあった私どもの学校の校舎にも寮にも、竜巻に襲われた時に逃げ込むべき地下の部屋がいたるところに明示されていた。

(2)  先日、「今年の私の誕生日を都内のフレンチ・

レストランで家族が祝ってくれた話」を、この「フジ

マキな日々」に書いた。その時、妻・アヤコが係の人

に「料理と一緒に家族の記念写真を撮ってくれ」と頼

んだら長男健太が言った。「お母さん、みっともない

よ。一生に一度の食事みたいじゃないか」それを聞い

た次男・弘が健太に言った。「お兄ちゃんは、どんな

所に行っても、日本で一番、ものおじしない人かと思

っていたけど、お兄ちゃんも、まだまだ、だな」と。

ちなみに私が家族の中で一番、オドオドしてしまう小心者なんです。マーケットにだけは、なぜか突撃してしまうんですけどね。

 

                                                                                                               

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