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プロパガンダ&フジマキな日々(休肝日誌)(6月27日)

2009年6月27日 (土)

 

[本文]

(1)           今週は月曜日に発表された世銀の下方修正された経済予想2.9%ダウン)のせいで週はじめ、世界的に株が低迷し、週後半になって、やっと持ち直しを見せた。世銀の経済予想には、3月から世界的に株が急上昇したことの資産効果を勘案していない、と思う。何度も繰り返すが、資産価格の上昇は実体経済を引っ張りあげる。(資産効果という)。1年ほど前にデパートの社長インタビューが日経新聞に載っていたが、その社長が「デパートの売上は株価に正比例します」とおっしゃっていたが、まさにその通りだと思う。3月以降からの株価の上昇による資産効果で、今後、実体経済は急速に改善していくと私は予想する。

 

(2)よく世銀をはじめ大銀行の有名エコノミスト・アナリ

     ストがマーケット予想をすると、リスクテーカーはそ

     れに基ずいてポジションを張ると考えがちだが、それ

     は違う。私がモルガン銀行に勤めていた頃、我々リス

     ク・テーカーは本店エコノミストからは過去の分析を

     期待し、貴重な情報として重宝した。しかし、将来の

    予想は参考意見としては重視するが、参考意見以上のも

     のではなかった。エコノミストは過去の経済を分析

     し、マーケット予想は我々の仕事だと自負していたか

     らだ。

     当時、東京市場の予想に関し、日本の新聞はJPモル  

   ガの某米国人エコノミストの予想をいつも大々的に取

   り上げた。一方、私のコメントは片隅にごく小さくし

   か載らなかった。(紙面サイズで言うと101くらい

   だったろう)こうなると新聞の読者はJP モルガン

   内でも、その米国人・某エコノミストの予想は金科玉

   条とされている、と思ったことだろう。しかし、私の

   「過去の栄光」の話になって恐縮であるが、JPモ

   ルガン内では社長、会長をはじめ、世界中のセールス

   マンやトレーダーたちが耳を傾けていたのは私の東京

   マーケット予想だったのだ。某米国人エコノミストの

   予想など誰も聞いていなかったと言っても過言ではな

   い。 

   世銀の予想もそれと同じだ、と私は考えている。世銀

   の予想だからといってリスク・テーカー達が、絶対視

   しているわけではない。ちなみに以上は私の「過去の

   栄光」のお話でもあります。

 

(3)           来週以降、米銀の第2四半期の決算発表が注目だ。サブプライムローンを発端とする金融株の下落が、今回の不況の原点であることを考えると金融株が今度の決算を契機に、前回の決算発表と同様に、1段高になるかは、非常に興味がある。

 

(フジマキな日々)

  (1)  本文の(2)で私は「過去の栄光」のことにつ    

     いて書いた。ところで私の敬愛する哲学者・土屋   

     賢ニ先生の定義によると、「過去の栄光」とは 

     「自慢するものがなくなった有名人が頼りにする

     もの」だそうだ。私が、今回、「過去の栄光」

     書きたくなったのは、サブプライムローン危機発

      生以降の私の戦績を知っている方には、充分ご理

     解いただけることと、思う。しかし、だからと言

     って私のことを笑わないでくださいね。なんとな 

     れば、土屋先生、続けて「そういう有名人を笑う

     人はたいてい、過去の栄光さえもっていない 

     と、おっしゃっていますから。  

 

(2)           先週の休肝日記(夜の生活)

(金曜日)寿司屋  生ビール1杯と日本酒(3合)

(土曜日)洋食屋  シャンペン1杯とワイン2杯(酒の量

                     をよく抑えた、と自分を褒める)

(日曜日)次男が下宿から帰ってきたので自宅でビール中瓶

     1本と日本酒3合

(月曜日)鎌倉女子大学の福井理事長と国際文化会館でフランス料理(ご接待)  (11月の講演@鎌倉女子大「日本の大学教育/女子大学に期待するもの」の打ち合わせ)

シェリー1杯とワインを2人で一本+グラスワイン1

(火曜日)歌舞伎俳優・ 坂東彌十郎さんの長男・新悟君の小太鼓発表会 観賞(@国立劇場)夕食は国立劇場でカレーライスだったのでビールを飲みたかったが車で行ったため、やむを得ず休肝。万歳!

(水曜日)大阪でNTTコミュニケーションズ主催の講演会

帰りが遅くなるので、2日続けての休肝と喜んだものの予定より早く帰京したせいで、どうしても酒が飲みたくなり近所の魚料理屋さんへ  ビール1杯と日本酒2

(木曜日)私が評議員をしている東洋学園大学の江沢理事長(元・財務省国金局長)と一の渡学長(元・防衛医科大学長)の瑞宝章受勲パーティー @後楽園ドームホテル

立食パーティーかと思って車を自分で運転していき、自宅に帰ってから一杯と思っていたら、3時間350人出席のフルコース・ディナだった。

とても楽しく、おめでたい会だったのだが、失敗だったのは車で行ったこと。こういう席で酒を一杯も飲めないのはつらい。1分間スピーチも仰せつかり緊張したせいもあり、酒は大いに飲みたかったが、自宅に帰ったのが遅く、飲酒をしなくても眠れた。辛い思いをしたが、休肝日。結果オーライ、万歳

(金曜日)昨日飲まなかったから、という理由のみで、家内と上野毛の料亭「しの原」へ。 生ビール1杯と竹酒2合と岩魚の骨酒2合

(土曜日)普段、銀行からの帰りが遅く、自宅で食事をすることのない長男・健太が家にいるため自宅で食事。本日は、暑い盛りにテニスをした(その後、マッサージ)から、まずはビールと考えながら現在プロパガンダを執筆中

  と振り返ってみると、休肝日を2日作ったのはりっぱ。

  しかし、9日間で家での食事が2回とは問題か?最近、

  酒と食事にしかに楽しみを見いだせない生活になってし

  まった。昔、こういう年寄りにだけはなりたくない、と

  思っていたのに。反省!!

 

  (3)今週はPHP研究所 月刊誌VOICEから「資源価格の今後予想」のインタビューを受け、その原稿をチェックしました。7月10日発売です。「石油価格が上昇しているのは投機資金のせい」という俗説の否定と炭素税導入案、等を書きました。また8月末発行の地銀協発行の月刊誌に「リーマンショック以降のマーケット」について書きました。(7月末締切なのにもう提出してしまいました。地銀協の担当者の方、私が、よっぽど暇だ、と思ったでしょうね)     

 

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