
(本文)
1. 米国株が7連騰している。7月10日が$8,146であるから昨
日までの7連騰で$770上昇している。6月下旬から約3週間に
わたるスピード調整をした後、再度上昇基調に戻ったといえ
る。3月9日の大底$6,470から4ヶ月半で38%の上昇である。
この株価上昇につられて、資産効果により、米国実態経済も急速に回復してくると思われる。日本市場は米国市場のミラー相場(鏡相場)だから日本株にも強気でよい。
2.米国金融機関の大手決算が発表になった。ゴールドマンが3,200億円の史上最高益、JPモルガンチェースも増益 シティーが約4,000億円、バンカメが約3,000億円の純益である。これらはたった3ヶ月間の利益である。この調子が続けば1年間で皆1兆円の利益を上げる。日本で1兆円の利益を上げる能力のある企業とはトヨタのほかに何社あるのだろうか?マスコミは、融資の焦げ付きに備える貸し倒れ引当金の計上が急増しているとケチをつけるが、融資の焦げ付きに備える貸し倒れ引当金の計上を急増させたうえで、これだけの利益をあげるのはすごいと私は思う。貸し倒れ引当金の計上を急増させて利益がなくなってしまったわけではないのである。また「シティーの利益はスミスバーニーの売却益に寄与することが多い」とか、「バンカメはメリルリンチを買収した効果が出た」とかを業績回復の大きな理由としているが、そもそも、企業とは、良い特殊要因が次から次に出てくるのが好調なときであり悪い特殊要因が次から次に出てくるのが不調なときなのである。今回の危機は金融システム不安から起こったことから考えると、危機の大元である金融の回復は意味することが大きい。
(フジマキな日々)
(1)今週の「やっぱりフジマキに聞け」は
http://www.asahi.com/business/topics/fujimaki/
でご覧になれます。
ハワイではこれだけの虹を見たことがありましたが、東京では生まれて初めてかも?
(3) 昨日の火曜日(7月21日)は、オフィスを早く出て
5時50分から上映開始の映画「剣岳」を見に行った。昨年
10月立山連邦にハイキングに行ったとき、山小屋で大きく宣
伝していたので、是非、見に行こうと思ったからだ。過酷な
自然の描写は素晴らしかったが、全体的には、正直、がっか
りした。「感動的で泣ける」と聞いていたが、「何処で泣く
の?」という感じだった。そもそもテレビの「水戸黄門」で
も、「これが目に入らぬか!」で泣いてしまうほどで、映画
では必ず泣く涙腺の弱い私が全く泣けなかったのだから、大
したものだ。(もっとも「水戸黄門で泣いてしまう」と元部
下ウスイに話したら、「権力にあこがれているんですね」と
言われた)
キザという設定の日本山岳隊がオーバーの前のボタンを留めず、ひらひらさせながら登っているのは、あまりに劇画じみていると思った。前を止めずにヒラヒラさせながら登ったら絡まって危なくてしょうがない。すべてTPOが大切なのだ。
TPO と言えばモルガン銀行支店長時代、蔵王へのスキーツアーを企画したら、英国人のスキー初心者の若者はスーツ姿の革靴で参加した。中腹への民宿への登山道で彼がいかにピエロ的だったかを思い出すたびにおかしくなる。
4)18日(土)の「第1回兄弟塾」は無事終了しました。12,000円という講演料にも関わらず、そしてブログでしか宣伝しなかったにも関わらず約150名の皆様に参加していただきました。

地方から出てきて下さった方も非常に多く感激しました。アンケートを見る限り、かなり好評だったと思います。(あたりまえですよね、悪いことを書くような方は大枚払って参加されません)一橋の米倉先生、歌舞伎のサイモンさん、ラクビーの明治大学吉田監督のゲストスピーカーの方々の講演も,熱かったです。私自身も先生方に多くの刺激を受けました。皆さまありがとうございました。
(5)下の写真は前回書いた、私の幼稚園時代のクラスメートのお母様がやっている菊池智美術館です。ホテルオークラの裏。都心も真ん中にあるとはとても思えない素晴らしい美術館です。

