FUJIMAKI JAPAN トップに戻る

過去の記事へ

戻る

本文&フジマキな日々(クー in 週刊現代)

2009年9月12日 (土)

  週刊現代クー(4).JPG  

(本文)

(1)木曜日NY株は年初来高値を付けた。世界的に株価の上昇基調は今後とも、かなり長くそして力強く続くと思っている。金融システム危機の終了にともない「以前の株価レベルへ戻ろうとする力」に加えて、危機対応に対応するための中央銀行の「流動性供給」の結果である。私が今年4月に発売した「100年に一度のチャンスをつかめ」(PHPビジネス新書)の中で主張した筋書きに変わりはない。

日本株は昨年、世界で最もすさまじく下落し、今年は世界で最も回復力が劣る。円高のせいだ。(あとデリバテイブの欠如によるマーケットの薄さのせい)この程度の円高なら日本株も上昇するだろうが、

世界平均以上に上昇するかは円安になるか否かによる。(もちろん円安なら力強い上昇)私は円安になると思っている。

(2)日本国の2008年度決算は歳入欠陥で終わった。通常なら年末に補正予算を編成し赤字発行国債を増発する。

ところで199812月に長期金利が1ヶ月間で0.6%から2.4%まで急騰したのは、第3次補正予算の結果、国債の大量増発が決まったのが契機だ。

この時、10年国債の月間発行額が14000億円から18000億円に増えた。

それに加え、大蔵省資金運用部が国債買い入れ削減宣言を行った。(これを運用部ショックという)

このときは長期金利の急騰を受け政府が慌てた。10年債発行増を見合わせ、大蔵省資金運用部は買い入れ削減宣言を撤回した。これによって長期国債の高騰は何とか抑えることが出来たが、この副作用により、累積赤字が巨大になった、と私は考える。

(その副作用の問題は、1016日発売の私の本(光文社)の中に詳しく書くので本日は述べない)

「ばらまきのイメージの強い」民主党政権が、国債増発を決めると、今年の暮に199812月と同じような長期金利上昇が起こりうるのではないか、と考えてしまう。起こったとき政府・日銀は当時と同じような長期金利鎮静策はとれないのではなかろうか?

(フジマキな日々)

(1)先週末の朝日新聞土曜日版Be「やっぱりフジマキに聞け」は

http://www.asahi.com/business/topics/fujimaki/

でご覧になれます。

(2)最近、民主党の掲げる政策に対して多くの識者が「パイの分配ばかり考えていて、パイの拡大を考えていない」、と批判しているのを新聞やテレビで見ます。

思い起こせば、一昨年(2007年)末、TBS「ブロードキャスター」でアンカーを集めた特集があり、私も北川・元三重県知事、榊原・元財務省財務官とともに出演させていただいた。その時「来年のキーワード」を色紙に書いてくださいと言われて、私は「パイの分配よりも拡大を」と書きました。テレビ局の人も視聴者も「なにを言いたいのか全く意味わからず」という感じで、私は「空気の読めない人」を演じてしまったのです。

ところで「小学生のような字ですみません」とテレビで謝ったら、翌日オオニシ先輩から「小学生に失礼だ。藤巻の字は幼稚園生の字だ」と、お叱りの言葉を頂きました。字の下手さ加減の方が内容より注目を浴びたようです。

しかし、やっと多くの人が「分配よりも拡大」と言い始めたのはうれしいかぎりです。日本は今、成長が必要なのです。このままの日本が続けば分配しようにも分配するパイが無くなってしまいます。

(3)10日(木)講談社にいき、週刊現代のグラビア用の写真を撮っていただきました。「愛犬クーと私」の写真です。9月下旬から10月初めにかけての号に載るそうです。週刊現代クー(3).JPG

週刊現代クー(2).JPG(4)10月、11月は全国各地で講演会を行います。「既存のお客様だけ」とか「社員教育用」等で一般の方に開放されていない講演会が大部分なのですが、一般の方に公開されているのもあります。ご興味ある方は下記をご参照ください。

●108日(木) 13:0014:15

大和証券 府中支店主催 

ルミエール府中

「マーケットが示唆する日本経済の行方」 

 定員500 

●111日(日) 13:0014:30

 桜木町 はまぎん ホールヴィアマーレ

横浜ライフデザインフェア2009

主催  横浜市、横浜ライフデザインフェア実行委員会

定員500

「藤巻健史セミナー」

http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/tishin/kisha/kisha210714.pdf

●10月7日(水) 14:00-15:30

講演タイトル「藤巻健史の個人資産倍増法」

場所:JRタワーホテル日航札幌

主催:北海道金融広報委員会[事務局:日本銀行札幌支店]

定員:300

http://www3.boj.or.jp/sapporo/do_shiruporuto/sapporo.pdf

(なお、札幌では2週続けての講演となりますが7日は、どちらかというと現在のマーケット・経済分析、16日は個人でも知っておくべき「デリバテイブの基礎知識」に関しての講演で講演内容はダブりません)

●10月16日(金) 19:00-

札幌学院大学経営学部開設記念 第33回学術講演会

講演/『実践!金融マーケット集中講座』

会場/ロイトン札幌エンプレス・ホール

定員:会場は約400名収容

主催:札幌学院大学

後援/北海道教育委員会、札幌市教育委員会、 北海道新聞社、朝日

新聞社北海道支社、読売新聞社北海道支社、毎日新聞社北海道支社、

NHK札幌放送局、北海道放送、 札幌テレビ放送、北海道テレビ放

送、北海道文化放送、テレビ北海道、札幌学院大学後援会、札幌学院

大学文泉会札幌支部

http://www.sgu.ac.jp/other/do050b0000000bdm.html

(なお、札幌では2週続けての講演となりますが7日は、どちらかというと現在のマーケット・経済分析、16日は個人でも知っておくべき「デリバテイブの基礎知識」に関しての講演で講演内容はダブりません)

 

 

ページの先頭へ

戻る