(本文)
1.「ドバイの政府系持ち株会社が危機に陥っているが、銀行団がリスケに応じて、シャンシャンだろう」と27日(金)の日経CNBCへの出演時に申し上げたが、相変わらずそう思っている。
2.ロシア危機をもちだすまでもなく財政破たんに落ちった国は長期金利の高騰(ロシアでは80%くらいまで上がった記憶がある)と通貨大幅切り下げが起きた。今回のドバイは通貨大幅切り下げの話を聞いていないから、まだそこまで行っていないのだろう。
3。私はよく、新聞で読んだ「長女のお健康が心配で、心配で」(97歳女)という川柳を持ち出し、97歳なら長女のことよりもまず自分のことを心配せよ、と言うが、「ドバイより日本のことを心配せよ」と言いたい。
日本には今や全く金がないことを認識すべきだ。27日(金)の日経CNBCで申し上げたが、円の上昇は「線香花火がポトリと落ちる前の一瞬の輝き」だと私は思う。
4.以下、日経新聞11月25日のP5にある記事である。
「政府は、24日2009年度の国の一般会計税収を当初見込みより8兆円超減額修正し、37兆円台とする方針を固めた。減収分を国債の追加発行で穴埋めする結果、09年度の国債発行額は過去最大の52兆円超となる。12月に編成する今年度第2次補正予算に税収見通しの修正や国債増発を盛り込む。」
52兆円超である。ドヒャー、という感じの数字だ。
12月に編成する今年度第2次補正予算で国債増発額があきらかになり、その後、増発していくわけだが、本当に消化できるのか?来年は入札のたびに札割れが心配になりそう。相変わらず長期金利の急騰(価格の急落)を予想する。
(フジマキな日々)
1.先週の朝日新聞土曜日版Be「やっぱりフジマキに聞け」は
http://www.asahi.com/business/topics/fujimaki/
でご覧になれます。
2.先週のフジマキ健史
11月4日(火)
午前中から大阪に出かけ、大阪毎日放送「ちちんぷいぷい」に出演。
(毎日放送の控室)
ディレクターの方から「ゆる~い番組ですからリラックスしておいでください」と言われていたが、流石に緊張した。しかし、元NHK「週刊子供ニュース」のお父さん役、池上さんがゲストの一人にいらしていて大いに助かった。
この番組は進行に合わせてゲストが、がやがやと茶々を入れる番組なのだが、最初の私の紹介のときには池上さんが横から「昔はフジマキさんのほうが有名だったんですけど、最近は弟さんのほうが有名になっちゃって、お兄さんは焦っているんですよね」とか季節性インフルエンザの解説のときには「流行する型の予想が外れると大変なんですよ。藤巻さんは、予想が外れた時の、大変さは、ヨークお分かりですよね」と、私を前面に押し出してくださったからだ。
本当にありがたかった。番組後、お礼に私の処女作「外資の常識」を差し上げようとしたら「大丈夫です。藤巻さんの本は全部持っていますから」と、おっしゃってくださった。ありがとうございます!!
ちなみに池上さんは私と同じ昭和25年寅年生まれ。(私の本の著者紹介でご存じだったのだろう)。昭和25年寅年生まれが集う「虎の会」への入会をお勧めした。
ちなみに池上さんに差し上げようとした「外資の常識」であるが、某元高級官僚のお宅での少人数のホームパティーに呼ばれてアヤコと出かけた時、現役某高級官僚(この方とはその時が初対面だった)から「息子が『外資の常識』を読んで外資に行く気になり、リーマンに入って、おかげで大変な目に会いましたよ」と言われてしまったことがある。(笑っていらっしゃいましたが)
罪つくりの本ではありました。
11月25日(水)
夜、マスコミの方が集まる12~13名の飲み会を虎ノ門で。一応、私を主賓扱いにしてくださっている。ありがとうございます。
若手衆議院議員、元JAL常務の他、アナウンサーの方が多く参加されている。
今回はあらゆる銃火器に精通している美人元・陸上自衛隊員の方が私の前の席だったので彼女の話を聞き、大いに盛り上がった。
11月26日(木)
モルガン銀行時代の仲間だったクリスチャンズーゲルが来日したので、クリスチャンと、彼の会社の現日本現法社長の真鍋さんに我が拙宅に来ていただいた。そのあと、家内・アヤコを含めて4人で近所の和食屋さんでディナ。
(シェフ)
(デザートの和菓子作り職人の人)
クリスチャンは49歳のドイツ人。私が東京支店長の頃、シンガポールの支店長をしていた。モルガンを辞めた後、自分でザイスという会社を設立。現在60名のプロフェッショナル(人件費高いだろうな、と思う)を含めた120人で1兆円弱のファンドを運営している。自宅はニュージャージーの牧場の中にあり、馬を6頭飼っているそうだ。奥さんはアイルランド人でアイルランドの馬術競技のオリンピック代表を目ざし、毎日3時間自宅の牧場で練習をしているそうだ。
モルガン家とロスチャイルド家との関係、並びに当時のパリオフィスの支店長の実家がやはりボルドーでシャトーを経営していることから実現したフランス・ボルドー地方・シャトー・ロチルドでのオーナー夫婦を囲んだ晩さん会(ミーティングはシヤトー・ピジョンで。この時はボスが50年物のワインをバンバン奢ってくれた)や東西の壁が崩れて2週間後に東ベルリンで行われた会議の思い出話等に花が咲いた。ちなみにこの時、東ベルリン最高級ホテルでのディナは最悪のサービスだった。前菜、メイン、デザート&コヒーの3コースに5時間ちかくもかかったのだ。いくら文句を言ってもウエイトレスはブスっとしているだけで、食事が出てこないのだ。
私は、この時「社会主義とは、のなんたるか」を知った。
またローマでの会議の後、すでにリタイアしていた2人共通のボス、マーカス(スイス人)のイタリア・タスカニーの家に遊びに行った時のことも忘れない。
小さなレンタカーを借りてローマから出かけたのだが、彼の飛ばすこと、飛ばすこと。生きた心地がしなかった。それまでは知らなかったが、実は、彼のお父さんはポルシェの役員。彼もポルシェでしばしばレースに出ていたそうだ。
(そうと知っていれば、その時、私は彼の車に乗らなかったはずだ。私は、リスク管理はしっかりしているのです)
ちなみに今も彼はポルシェに乗っているとのこと。一台がカリエン。もう一台がスポーツカーだそうだ。彼のことだからすごいスポーツカーに乗っているのだろう。
11月27日(金)
2時より次の本の打ち合わせ。4時半より週刊朝日の取材(この日、円が急騰したのでそれに対しての記事用。)
この記事の載った週刊朝日は12月1日(火)に発売になります。
その後、札幌の小児科医の荒木先生と夕食をとって20時半、日経本社内にある日経CNBC入り。9時半から10時半まで「夜エクスプレス」に出演。いろいろ失敗してしまい、久しぶりに自己嫌悪となった。
11月28日(土)
午前中テニス。午後、読書&昼寝。夜、自宅にて晩酌過多
3.今週火曜日発売の週刊朝日に「円高問題」について述べています
4.11月30日(月)は弟と一緒に慶応大学全塾ゼミナール委員会主催の
講演会(18時15分―19時45分)をします。
目的は、『慶應義塾大学の学生の視野を拡大しよう』だそうです。
約5000人の学生からアンケートを取り、その結果を考慮したうえで、全塾ゼミナール委員会が、講演者を決定しているそうです。選ばれた以上、一生懸命お話いたします。
慶応大学の諸君、よろしく。
□開催場所
慶應義塾大学三田キャンパス西校舎ホール(845席*)
〒108-8345 東京都港区三田2‐15‐45
(詳しくは http://www.keio.ac.jp/access.html をご覧ください)
