(歌舞伎役者・坂東彌十郎さん)
(本文)
1.榊原さんをはじめとする円高論者の方にお聞きしたいと思います。円高が進んでいるが、今なにか日本にとっていいことあるのですか?円高がさらに進んで日本にいいことを3つあげてください。あるなら教えてください!!
景気が悪い時に行うべきことはモノであれサービスであれ労働力であれ安くすることだ。それは国でも企業でも同じだ。
日本に外国人を呼びこむためにホテル代を半分にしたい。その方法は2つしかない。(方法1)今2万円の旅館代を1万円にする、(方法2)それとも2万円の旅館代をそのままにして為替を半分にする。今90円の$/¥を180円にする
方法1にしたらデフレ経済の到来だ。取りうる道は方法2しかないはずだ。
2.選挙が始まった。どの政党が言っていることもどっちもどっちで、これでは日本経済は沈没だ。クリントン大統領が選挙演説の時に言った「経済がすべてだ!」は有名であるが今の日本こそ「経済がすべてだ!」
どの党も、経済が全く分かっていない。本日、町の中で、ある候補者が、財政赤字問題を一生懸命話しているのに偶然出くわしたので立ち止まって聞いた。まずは単位が違っていた。日本の累積赤字は来年の3月末に973億円になるのではなく973兆円である。マーそれは細かい話で、どうでもいいのだが、この候補者は問題を全く分かっていない、と思った。分かっていないで話しているから話がチンプンカンプンだ。付け焼き刀で問題意識を感じない。
私だったら「日本円安党」または「資本主義党」を立ち上げる。というか立ち上げてくれたら応援する。
3.日本がギリシャに2000億円援助するという。個人破産まじかの人がボーナスが減った人に寄付するようなものだ。どちらの国の方が財政事情が悪いかの認識が無さすぎる。鳩山さんも就任早々、温暖化でいろいろばら撒いてきたように新任の名刺代わりにお金を海外にばら撒かれては、たまったものではない。日本国内だけでなく海外にも、ばら撒いていたら日本の破綻は近い。
4.政治に頼れない以上、自分で財産を守らなくてはならない。そこで8月20日、朝日新聞出版より「日本破産に備える資産運用バイブル(仮)」という本を出版いたします。
ということで今、原稿書きに忙殺されており、プロパガンダの更新が遅れがちです。お許しください。
(フジマキな日々)
1.先週の朝日新聞土曜日版Be「やっぱりフジマキに聞け」は
http://www.asahi.com/business/topics/fujimaki/
でご覧になれます。
ところで6月8日号「政治家次第で変わる」で、「私が赴任した82年ごろのロンドンはひどかった。デモやストが頻発。清掃業者もストに出かけてしまい、町は異臭が漂った。地下鉄もしばしば止まった。車通勤にしたが、道が込んで遅刻しそうだと会社に電話するにも、公衆電話の7割が壊れていた。 あまりに国が疲労しているので、フォークランド戦争ではアルゼンチンに攻め込まれるのではないか?と恐怖を感じた。実際、英国人の友人も空爆があった場合の対処を真顔で説いた。ポンドは1ポンド=1ドル近くまで下落した。」と書いたが、後で思いだした。「長男健太の出産時、分娩室で立ち会っていたら、母親と赤ん坊の心電図が急にピーと波を打たなくなり一直線になってしまったのだ。私は2人とも心臓停止かと思い真っ青になった。その時医師が機械を蹴飛ばした。そうしたら心電図がまた波打つように動き出したのだ。ひどい国だと思もった。これが英国がひどいと思った最たる例だ。
2.6月30日(水)発売の週刊朝日で3ページに渡りボーナス運用術の指南をしております。この内容の詳細は8月20日、朝日新聞出版より「日本破産」に備える資産運用バイブル(仮)」という名で出版いたします。
3.6月29日(火)朝日新聞に折り込まれるASAHI NEXTでもボーナス運用法について述べます。
4.中央公論8月号(7月10日発売)に8000字程の文を寄稿しています。「〈迫るハイパー・インフレの危機〉現金・預金は一番のリスク資産」
5.北海道新聞で4回に渡り投資信託の魅力について述べています。
(6/17.6/24、7/1、7/8)
6、7月24日講演会をいたします」トッピックは「為替VS財政赤字問題」です。
名称:くりっく365上場5周年記念 「くりっく365フェア」
主催:株式会社東京金融取引所
後援:日本経済新聞社デジタル営業局
日程: 7月24日(土)12:30~13:50(私の講演時間)
会場:東京国際フォーラム
受講人数:500名
申し込みは↓のホームペジよりお願いいたします。
7.この2週間の最大の話題は侍ジャパンであろう。岡田監督に対する評価がワールドカップ開始直前の「犯罪者」から「神様、仏様 岡田様」に変わるのは凄まじいものがある。よく言うよ!である。
ところで、朝日新聞土曜日版Be「やっぱりフジマキに聞け」でワールドカップ開戦前に「岡田監督のファンだ」と書いておいて良かった。今になって「ファンだ」と書いたら「豹変者め“!つい最近まで、けなしまくっていたくせに」と言われてしまうに決まっている。
ところで岡田監督は、テレビで、いつもぶすっとしているが、私の印象は、かなり違う。下の写真は東京アメリカンクラブの「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」に岡田監督が柔道の山下選手とともに選ばれた時のもの(1998年)。

後ろで笑顔で見守っているのが柔道の山下選手。
親馬鹿ではあるが、写真を見ていると弘の握手ぶりが堂々としているのに感心してしまう。いつも日本人は握手する時、お辞儀をしてしまうのでかっこ悪い。「握手の時は胸を張って堂々と!堅く握ること」と教育してきたのが生きたようだ。もっとも、私自身が握手するとなるとヘコヘコしてしまうんですけどね。
以下、「スポーツマン・オブ・ザ・イヤー」の時のスピーチ後の岡田監督の質疑応答。かなり頭がいいと思った。
明らかにアメリカ人と分かる外人「ワールドカップ第1戦、アルゼンチンとの試合の作戦を教えていただけますか?」
岡田監督「申し訳ありませんが、どちらの国のご出身ですか?」(聴衆爆笑)
日本人女性「4月1日の韓国戦、井原主将がけがをして主将不在となりました。このような事態を予想して主将代理を立てておかなかったのは、作戦ミスではありませんか?」
岡田監督「すみません。エイプリルフールだと思って勘弁してください」(聴衆爆笑)
8.ところでワールドカップ前のカメルーン選手のコメントが面白かった。
カメルーン選手「日本はE組の中で一番強いと思います。いい選手が多いから」
記者「たとえば誰ですか?」
カメルーン選手「たとえば中田とか」
翌日、試合が始まった時の解説者のコメント「カメル―ンの選手は中田が先発しないので驚いているんではないでしょうかねー?」
9 藤巻健史の1週間
6月16日(水)
相変わらず綾子はロンドン。私は家に閉じこもり執筆。夜、一人で食事していたら珍しく長男・健太が早く帰宅した。私の食事風景を見ていわく「ワー、しょぼい夕食」
言われてみればたしかに。ごはん(東急ストアーで買ってきた電子レンジ温めの佐藤のごはん)、納豆、丸かじりのトマトのみだったから。
ただ、毎晩、ラーメンを食べた後帰宅する健太よりはよほど健康的だとは思うけど。
この1週間、得意料理の「納豆と生卵」づくしだった。しかも来週月曜日の健康診断に備え1週間の禁酒生活が続いているので、連日「朝クーの散歩、昼間は書きまくり、粗食,禁酒」と非常にストイックな生活だ。
1週間の禁酒生活をすることは、普段の生活状況下でのデータではなくなると綾子に非難されるが、もう何年も酒抜きで検診をしてきたのだ。
統計データの統一性は極めて大事である、と言ってひたすらガンマGTPの上昇を避けている。
人間ドックの当日、朝から飲酒して看護婦さんに怒られた人が「普段の生活状況下でのデータを得るためなのに」と嘯いたのより、いいと思うのだが。
6月17日(木)
一日執筆していたらテレビ東京から明後日(19日土曜日午前11時―)の番組「ニュース新書」用録画インタビューを行いたいと言うことで、カメラ・クルーに自宅に来てもらう。「財政危機シナリオ」について。
6月18日(金)
12時より社外取締役会@恵比寿ウェスチンホテル
その後、成田に帰朝する綾子を迎えに。
綾子が家に入った時の、クーのはしゃぎぶりったらなかった。本来の生活に戻るので、これで私とクーの8日間の蜜月時代と言うか慰めあい期間は終わりだろう。恋人を取られた気分。
6月19日(土)
一日執筆
6月20日(日)
午前中執筆
14時より、叔父(柳川覚治)の「7回忌しのぶ会」@調布・木曽路に出席。
叔父(柳川覚治)は文部省から参議院議員(自民党)を3期務めた。
小澤さん達、昔の秘書の方々が主催。文部省関係の方々が多く参加してくださった。秘書の小澤さんに「あれ、お兄さんには自民党からお誘いがあるって党の人から聞いていたけど、まだないの?」と聞かれた。誘いはない。
当選しないと思うけど、当選したって1日中、国会に座っているなんてまっぴらごめんだ。「円安担当大臣」でも作って、それをやらしてくれるなら話は別だけど。もっとも、それ自分のポジションのためでしょう、といわれるのがオチ。
しかし、まじめな話、日本は、財政政策や金融政策を最大限発動しても景気低迷から脱却出来ない。根本的な問題があるからだ。それが円高である。ミクロの解決策を検討しても駄目。円安政策こそが日本が必要としている基本である。経済低迷は円高のせい、就職地獄も円高のせい。年金の将来不安も円高のせい、地方のシャッター通りも円高のせいである。
6月21日(月)
10:00-12:00
定期健康診断。
この1週間の禁酒生活打ち上げのため、夜、楽しみにしていた大森海岸「松乃鮨」に予約。
しかし、出かける直前になったら「バリウム」排出のための下剤が効いてきて(確かに8時間後に効く緩い下剤ですと聞いていた)腹の調子が極めておかしくなったので、申し訳なかったがドタキャン。家で軽く食事。
6月22日(火)
ぐんま県央若手経営者の会主催の講演会@前橋商工会議所会館(群馬県民会館前)米国ビジネススクールの後輩、日本交通の川鍋社長が中曽根弘文参議院議員のお嬢さんと昨年結婚。その川鍋さんの依頼で地元での講演会をさせていただいた。講演後、中曽根弘文さんと少し歓談。
昨日のこともあり、どうしても飲みたくて、帰りの新幹線から綾子に電話。
幾分遅かったので、近くの魚料理屋「幹東」さんへ直行。
6月23日(水)
しばらくオフィスに顔を出していなかったのでオフィスへ。取材をこの日にまとめてもらった。日経ベリタス、週刊朝日他取材4件。
夕方、六本木で。東京女子大の皮膚科の川島教授夫婦と我が家2組で食事@龍吟。
なかなか予約が取れない日本料理屋で、かなり前から川島先生夫人が予約を取っていてくださった。流石、ミシュラン2つ星だけあって味は超一流。小ぶりの鮎が絶品だった。先生ご夫婦からは還暦祝いのお酒までいただいてしまった。
川島家のご次男は我が家の次男・弘の中・高・大学の1年後輩。大学ではクラブ部も一緒で、一緒にLAで病院見学もしてきた仲。
6月24日(木)
弟・幸夫の初めての街頭演説を見学。歩いていた人から「あ、お兄さんだ」と握手を求められた。握手を求められるのはうれしいけど。私は候補者ではありません、あしからず。
18時から私が評議員をしている東洋学園大学の「理事長招待会」@後楽園ドームホテル。学校の教職員が一堂に会する会で約150名の参加。
理事長は元・大蔵省国際金融局長の江澤さんで小・中・高の先輩。江澤さんが私を評議員に呼んでくださった。

6月25日(金 )
昼間、執筆。夜、渋谷の文化村でコクーン歌舞伎の観劇。
「佐倉義民傳」平場の席を取っていただいたので腰はつらかったが臨場感は抜群。坂東彌十郎さんは悪役の上代家老の役だった。本日はテレビカメラ(wowow)も入っており、また現代日本を代表する演出家の蜷川 幸雄さんも見に来ていた。
6月26日(土)
午前中テニス。勝ち点2(1敗2引き分け)。これでは予選敗退だ。
午後2時から小林亮夫婦が来宅。小林亮夫婦は2人ともモルガン時代の直属の部下。
8時半から、坂東彌十郎さん、住友生命の古河執行役員と我が夫婦の4人で会食 @味彩 なかあら井。コクーンが終わった後ということで古河さんが、知っている渋谷のお店を取ってくださったのだ。
古河さん、彌十郎さん、我が家の子供たちは皆、同じ中学・高校の卒業。古河さんの息子さんと我が息子は同じ学年。彌十郎さんのところの新吾君(やはり歌舞伎役者)は少し下の学年。
彌十郎さんは楽屋には訪問したことがあるが、こうして初めて歓談させていただいたので、とても面白かった。歌舞伎の話はもちろんだが、彌十郎さんはスイスが大好きで、ものすごくスイスに詳しかった。我々もスイスが好きでロンドン勤務時代を含め10回近く行っているが、彌十郎さんの方が知識が豊富、思い入れもすごかった。
「なかあら井」ではオーナーご夫婦が会話の内容から彌十郎さんとわかったらしく色紙をねだっていた。彌十郎さんはなかなかの画才。
「なかあら井」を出た後、彌十郎さんがコクーンの後は1度は顔を出すという
ビヤホールに連れて行ってくださった。お勧めのドイツ生ビールは最高。日本ではここ以外めったに飲めないそうだ。

