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(付録の「フジマキな日々」は下の方にあります)
1.米国株の戻りが良い。 3年ほど前に史上最高値$14,000を付けた後、$6,000まで下落したが、今や$11,100である(史上最高値の3年前に比べ20%減)。NYダウが史上最高値$14,000を付けた頃、日本株は当時の高値¥18,000円だった。そのご後、米株の下落につれて¥8,000まで下落して、現在は¥9,500(3年前の約半分)である。
$や¥を外し絶対値で比べて欲しい。なお、テレビで「しかし下落額は米国の方が大きい」と言っていた“とんでもない”識者がいたが、日経平均はすべての株を50円株で換算したからそうなるのであり、5万円株に換算したら、日経の下落額の方が10倍大きくなる。額は単にテクニカル的なものだ。(%の変化で比べなければならない。その点、絶対値がほぼ同じなので、比べやすい)
米株は 14,000ーー>6,000ーー>11,100
その時日本株 18,000ーー>8,000ーー> 9,500
ちなみに米国株は市場最高値に比べ約20%減なのに日本株は史上最高値の約75%減である。
昨年後半に、日本株から米株へのシフトをお勧めした点は当たっていたが、残念なのは為替で、円高が進んだ結果、円貨でみると大成功と手放しで喜ぶわけにはいかない。
しかし、それは、“現在のところ”であり、日本で財政問題が深刻化すれば、いっぺんで円安が進む。講演会や書物で述べているように米株購入は、日本の財政破綻に備える「保険」的な意味合いがあるのだ。
なお、「日本破綻『その日』に備える資産防衛術」(朝日新聞出版社)に書いたとおり米国株は日本の証券会社で買える。
2.その財政問題であるが、平成22年度は霞が関埋蔵金のおかげで税外収入が11兆円もあった(例年は4~6兆円)おかげで、44兆円の赤字で済んだ(予算段階)。”で済んだ“といっても法人税収予想6兆円と比べていただきたい。44兆円とは、とんでもない赤字なのである。霞が関埋蔵金が枯渇する来年以降、菅総理のおっしゃる国債発行44兆円以下の目標or公約は、どう考えても不可能としか思えない。
ところで、その霞が関埋蔵金であるが、多くの方は、「特別会計には、お宝が溜まっている」印象を持っているかと思う。しかし、少し前までは「隠れ借金」の巣と非難されていたのが、特別会計である。近き昔では、国鉄関係の特別会計での隠れ借金(損失)が30数兆円(と記憶しているが)で、大きな問題になった。(今でも、こっそりと後始末をしている、と聞いたこともある)その「隠れ借金」が急に「お宝」になったのが解せない。問題は、確かに特別会計に透明性が無く、外部から分からないことだが、私は相変わらず隠れ借金の巣なのだと思っている。10月21日の日経新聞1面の「『埋蔵借金』にメス」という記事は重要だ。首相自らが「『埋蔵金』ならぬ『埋蔵借金』があることも指摘される」と述べているようだが、長年、マーケットから国の財政を見てきた私からすると『埋蔵金』<『埋蔵借金』だと思えてならない。
3.これだけ国が、財政の危機に直面しているのに、国は「格差是正」を旗印に「バラマキ」を行っている。「格差」「格差」と言うが、日本には、グローバルスタンダードの定義上の貧者はいない。
今、「アジアで中間層(ボリュームゾーン)が伸びてきて、日本企業はそれをターゲットにすべきだ」、という主張がマスコミを賑和しているが、中間層(ボリュームゾーン)とは年収5,000ドルから35,000ドルの家庭のことである。円貨にすれば年収40万円から280万円の家庭である。
すなわち年収40万円以下の家庭を貧者というのだが、日本では 失業手当や生活保護手当を入れても年収40万円に届かない家庭などあるのだろうか?貧者とは、世界で約10億人いるといわれている飢餓人のことである。貧者ではない人に、お金を無制限に、ばら撒いていたら、いくら豊かな国でもお金がなくなってしまう。国民が倒産すれば国が助けてくれるが、国が倒産したら、誰も助けてくれない。日本人の大好きな国連でさえも、だ。世界で10億人もの飢餓人がいるのに倒産した国の国民を、それ以上に、手厚く保護する理由はない。
日本人は、国の財政赤字問題を、もっと真剣に考えなければならない。
(フジマキな日々)
1.公開講座「実践金融マーケット集中講義」を行います。12月17日(金)、18日(土) です。参加費用14,000円、ふるってご参加ください。なお東洋学園大学の学生諸君は無料です。
(詳細)
場所:東洋学園大学フェニックスホール 住所 東京都文京区本郷1-26-3
JR総武線・都営三田線「水道橋」駅から徒歩7分
東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅から徒歩10分
東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「本郷三丁目」駅から徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅から徒歩10分
日時 12月17日(金) 19:00-21:00
12月18日(土) 14:30-19:00(30分の休みを含む)
講義内容
「実践金融マーケット集中講義」
(金融の仕組み、危機対応に不可欠な基本的なデリバティブを、やさしく解説します)
1.財政破綻が来ると考えるなら、どういう備えがあるか?
2.デリバテイブとは?デリバティブ(金融派生商品)活用の意義
3為替の話(先物価格はどう決まるか?ヘッジファンドは為替でどう儲けるか?固定相場制の限界、為替の先物オプション、FX取引、購買力平価説の限界 $/\の将来 他)
4.株式の話(日経225先物、日経225先物オプションの活用)
5。長期金利商品(日本国債先物、金利スワップ、債券ベアファンドの活用)
6.短期金利商品(日銀の機能、量的緩和とは、CAP,金融先物の活用)、
7.日経新聞マーケット欄の読み方
8.危機に備え個人としては、どのデリバテイブを活用するか?法人としてはどのデリバテイブを活用するか?
(6時間コースなので、積み残しがあることはご了承ください)
申込方法
以下のメールアドレスまたはファックス番号に下記内容を記入の上、お申し込みください。
①氏名 ②住所 ③連絡先電話番号 ④所属(会社・学校等) ⑤年齢 ⑥連絡先Eメールアドレス
申込先Eメールアドレス
申込先 ファクス
03-5786-7674(11月4日まで)
03-5354-5518(11月6日以降)
11月5日は番号移転のためファックスが不通です。
Ⅱ.申し込み受領後、振り込み先口座をご連絡したします。
Ⅲ.入金確認後、参加票をメールにてご送付いたします。
締切日 11月19日(金)
2.私の専門外で、余計な話なのだが、最近のニュースを見ていてもよくわからないことがある。
この辺の解説がぜひ欲しい。
(別にケチを付けているのではなく、プロパガンダの読者にマスコミの方が多いので、出来れば、週刊誌で読みたいな~、と思ったので書かせていただきました)
① リニア新幹線に関し、なぜ地元が迂回路を主張するのか?ひょっとして(「のぞみ」だって新横浜の次は名古屋なのに)名古屋と東京の間に政治駅でも作る計画があるのか?通過するだけなら、なんの経済効果も期待出来ないのだから、地元が迂回路を主張する理由が分からない。
②羽田が増強するのはうれしいのだが、なぜ、昔、あんな思いをしてまで成田空港を作ったのか?首都圏の騒音問題が大きい理由かと思っていたが、それだと今の羽田増強の意味がわからない。埋め立てが間に合わなかったのか?はたまた利権?
3.フジマキ健史の1週間
10月18日(月)
先日(10月8日)、私が出演した BBC(英国のNHKのようなもの)の番組を録画しておいたのだが、見る気になれなかった。が、“勇気を出して”、というか、“怖いもの見たさ“で録画を見た。
大きな声で日本語の同時通訳が、かぶせてあって、私の英語は、ほとんど、聞こえなかった。良かった~。家内の「日本人の前で英語をしゃべっちゃ駄目。あなたの略歴で、あなたの英語を聞くと、人が人を信じられなくなるから」という言いつけを、結果として破ることにはならなかった、からだ。
しかし、かすかに聞こえる英語を聞いてみて「よく、こんな下手な英語でベラベラとしゃべるよな~」と自分で自分に感心してしまった。NHK「英語でしゃべレナイト」じゃなかった、「英語でしゃべらナイト」に出演したことといい、なんと私は勇気があるのだろう、と、思う。逆張りのポジションを張ることによって鍛えられたのだろう。(んん?)
ちなみに、日本の外で放映されている時は、この同時通訳がかぶさっていないのだな~と思うと、ゾッとした。ところで、普段は、私の出演ビデオなど決して見ない長男・健太が「よほど面白いショー」だと思ったのか一緒に見ていた。で、一言「お父さんさん、すごいよな、よくBBCみたいな放送局で1㌦500円になる、なんて、言うよな~」と感心していた。
私は、「為替戦争が勃発しても、日本の円安政策は温かく見守るべきだ。円安こそが、日本の財政破綻の時間を遅らせることが出来るからだ。20円、30円くらい円が下落するのに文句を言うな。日本がすぐにでも財政破綻したらどうなるの?円は500円まで下落してもおかしくないよ」と言ったのだ。
夜は、中学のクラスメートである東大医学部特任教授の木村博士、木村君の秘書の高橋さん、その娘さん(昭和大学病院医師)、山中先生(お医者さま)と私共親子(私と弘)で食事@渋谷の中華料理屋。
10月19日(火)
13時より、日経ビジネス本社にて「日経マネー」(11月21日発売)用座談会。
半分、冗談で「私は学生運動は嫌いだけど、今こそ、学生諸君は学生運動をやれ。『円高打倒!円安賛成!』というスローガンはどう?円安になれば、リクルートスーツをどう選ぶか?等、些細なことを考えなくても、人手不足で、皆、就職貴族になれるから」と発言しておいた。
15時半より、我がオフィスにて日経取材。
10月20日(水)
大阪毎日放送「チチンプイプイ」に生出演(15時~17時)。次回は11月8日(月)
番組出演の前に1時間ほど、毎日放送内の若手プロジェクトチームからインタビューを受ける。
門わきのオリーブから今年は大量のオリーブが取れた。家を建てた時植えた本来はデズニーランドに行くはずだった幽霊みたいな枝ぶりのブーゲンベリア(きっとお化け屋敷に植えたのだろう)が枯れてしまったので、小豆島への旅行の時に、このオリーブを買ってきたのだ。
家内が枝ぶりをかなり気にして選んだので、私の性格に似ず、驚くほどまっすぐに伸びた。大好きな枝ぶりだっタブーゲンベリアが枯れてしまったのは残念だが、実(み)がつくとなると、けちな私は、このオリーブも大好きになった。
10月21日(木)
雨の一橋大↓
一橋大授業。本日は長期金利・債券先物市場等についての講義。私は、財政破綻の確率はかなり高いとは思うが、実際起こるかどうかは、100%確かではない。しかし、デリバティブを知っていれば、万が一の事態が起きた時、少なくとも自分の家庭や自分の勤める会社に火の粉が飛んでくるのを防ぐことが出来る。既に時遅しだが、ひょっとすると国の財政も守れたかもしれない。まさにヘッジ手段なのだ。災害が近いと聞いた時、身を守る手段を知っているのと、知らないのでは不安の程度が違うだろう。今や国が頼りにならないのだから、勉強して自分で自分(や勤務する会社)を守ることが必要だ」と説くと、デリバテイブの学習を敬遠しがちな学生も必至の顔つきでくらいついてくる。これこそ「実学の一橋」の名にふさわしい授業だと自画自賛している。もっとも私は、オリエンテーションで、「私の講義は金融が面白いし、学んで損はない学問だ、と言うことを知らしめるためにある。金融が面白いと感じたら、是非、本当の先生の授業できちんと理論を学ぶこと」と説いている。
12時5分に授業を終え、自宅に帰ってから、家内と愛娘クーを連れて、箱根へ。
雨が降っていたので、一路、ホテルへ。
広大な庭の散歩。家内の言わせると「見たこともないような巨大」な「コブシ」の木。
10月22日(金)
朝、ホテルの庭を再度、探索してから、お気に入りの箱根ピクニックランドへ。クーも老犬にしてはよく走る。興奮しているのか? 
その後、15時
半頃、伊豆高原の旅館にチェックイン
10月23日(土)
朝の散歩を終えて10時チェックアウト。伊豆東海岸から西海岸へ抜け、これまたお気に入りの黄金崎岬へ。 
18時半帰宅
