日銀債務超過の可能性は?その時どうなるか?仮想通貨市場

2019年05月22日

1「企業債務、歴史的高水準」FRB議長、警戒呼びかけ」

日銀も45%は民間が出資証券を持つ企業。日銀法60条に解散時の出資金の配分まで書き込んである。債務超過になれば危なくなるのは中央銀行も同じ。

「日銀債務、歴史的高水準、日銀債務、世界的には飛びぬけて巨大」日銀債務とはばらまかれたお金のこと。藤巻は警戒を呼び掛ける。

 

2.元日銀為替課長、JPモルガンチェース・チーフエコノミスト(当時)の懸念

以下平成27年2月25日参議院の『国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会』での菅野参考人での発言議事録.菅野さんは元日銀為替課長、参考人当時はJPモルガンチェース・チーフエコノミスト
「日銀の自己資本が毀損されてしまって、日銀が債務超過になるということですね。果たして、じゃ、この債務超過が起きたときに何が起きるんでしょうかと
実は、これはまだどの先進国も実験はしたことがないので日本が最初にやることになりますので、今から、じゃ、どうなると、これははっきりしたことは言えませんけれども、普通に考えると、政府の財政赤字が大きいときに更にもっと中央銀行に補填するというのはどう考えても常識的に考えると何か変だなということだろうと思いますので、場合によっては海外への資本逃避あるいは実物資産への逃避みたいなものが起きるという可能性があります。ハイパーインフレということ。

 

3.金融商品取引法改正案が衆院通過

参議院財政金融委員会ではこの金商法改正案は来週審議されます。その際には、私はもちろん仮想通貨税制を中心に質問します。
ところで直近では、多少停滞しているとはいえ、最近、暗号資産価格がかなり上昇してきている。個人投資家がほとんどのマーケットではマーケットは一方通行になりやすい。暗号資産も損切りをしたい人がいるときは、それなりに売りが出てくるが、多くの人に利益が出始めると、高い税率を嫌って売りが出てこなくなっているのかもしれない。

 

4.大阪で第4回「仮想通貨税制を変える会」の講演会

仮想通貨税制を変える会 大阪講演会2 藤巻健史

仮想通貨税制を変える会 大阪講演会 藤巻健史
先の日曜日は大阪にて第4回仮想通貨税制を変える会の講演会を行いました。1時間45分にわたって日本の金融財政の現状、暗号資産の明るい未来、仮想通貨税制改革の進捗状況等をお話しさせていただきました。熱気にあふれていたと思います。ご支援ありがとうございました。