本文&フジマキな日々(金比羅歌舞伎)

2017年04月11日

20170410 024_R(本文)付録「フジマキな日々」は下の方にあります。

 

1.FRB B/ S の縮小

4月5日に公表された3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨によると、米連邦準備理事会(FRB)は、年内に保有資産の縮小に踏み切るそうだ。
これは非常に大きなニュースだ。利上げとの2重奏となるが、このオペレーションは間接的に長期金利を押し上げる利上げと違い、直接的に長期金利を押し上げる。
日銀は保有資産の縮小どころかテーパリングさえも出来ない。日米長期金利差は広がるどころか、そもそもベクトルの方向が違う。
ドル円はエネルギーを貯めた後、ポンと跳ね上がるとあいかわらず思っている。

 

2.為替はあいかわらず米国長期債利回りと連動

「トランプ相場が終わったせいだ」とか「日本株が下がったせいだ」とか、よくわからないコメントが散見される(「北朝鮮との緊張が高まったので安全資産の円が買われた」というコメントを読んだ時はずっこけた。一番危ないのは日本ではないか?)が、いまでもドル・円相場は米国長期債利回りときわめて強く連動している。ドル・円が上放れしないのは米国10年国債が2.35%~2.6%の間をフラフラ動き、動意薄だからだ。しかし米長期国債金利が上昇するのは時間の問題だと思っている。従ってドル円が動くのも時間の問題だと思っている。
前にも書いたが10年債ドル金利はブルムバーグのページで簡単にチェックできる。
https://www.bloomberg.com/markets/rates-bonds

 

3.先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「相対的格差、どこまで是正すべきか」というタイトルで 以下の内容です。
「『私が子供の頃はね~』と昔話を始めると、秘書のアベは『石器時代の話ですね~』と反応する(私は66歳。そんなに年寄りではないわい!)。
(中略)
6歳のとき、新しく建てた家が水洗便所になったのは自慢だった。新聞紙を切ったトイレットペーパーは以後、使えなくなった。風呂の水は張りっぱなしで、取り換えるのは数日に一度。
(中略)
当時、日本国民の間の格差はあまりなく、みな平等に貧しかった。
★     ★
参議院財政金融委貝会で3月21~23日、「税制改正案」を論議した。
所得税、相続税について議論すると、「格差是正のため、所得分配機能の強化」という話か何かと出てくる。税制に限らず、「格差是正のため」という理由を金科玉条としていろいろな法律が成立していく。その格差の指標として、ジニ係数が使われることが多い。
そこで、23日の委員会で「可処分所得が2億円、5千万円、5千万円の3人しか国民がいないA国の等価可処分所得のジニ係数はいくらか?」と聞いてみた。ちなみに、ジニ係数は数字が大きいほど格差が大きいことになる。答えは0.333。日本の平成26年の等価可処分所得のジニ係数は0.281だから、A国は日本よりも格差が大きいことになる。
また、可処分所得が20万円、5万円、5万円の3人しか国民がいないB国のジニ係数も、A国と同じ0.333である。
モルガン銀行に勤務していた30年ほど前、会議のために出張したタイでショックを受けた。われわれが宿泊した高級ホテルの玄関前までの200メートルほどに、上半身裸の女性が赤ん坊に乳房を吸わせながらずらっと座っていたのだ。物乞いだ。絶対的貧困層をなくすことは国の最大の仕事の一つだと、そのときに強く思った。
しかし、「相対的格差」の是正をどこまでやるべきかはきちんと考えるべきだ。ジニ係数も絶対的な指標にはならない。
先に述べたA国で政府が格差是正や所得再分配を進めれば、2億円の収人を稼ぐ人は間違いなく働く意欲を失う。国力が落ちる。A国では格差是正は有害でさえある。
B国の場合、格差是正を考える前に絶対的貧困をなくすことが急務のはずだ。
「激しい格差」は是正すべきだが、「行き過ぎた格差是正」は避けるべきだ。格差是正が進み、国民全員が同じ可処分所得になれば、誰も働かなくなる。「格差是正」を金科玉条にするのではなく、どの稚度、格差を是正すべきかを考える必要がある。結果平等ではなく機会平等を志向していかないと、この国の未来はないように思う。」

 

4.財政金融委員会質問

あいかわらず質問・質問・質問と連日の質問だが、本日は財政金融委員会では黒田東彦日銀総裁に質問した。
質問の中心は「米連邦準備理事会(FRB)は、年内に保有資産の縮小に踏み切るそうだが、日銀はバランスシートの縮小が可能なのか?」だった。黒田総裁は逃げに徹していると思った。その回答だと「あとは野となれ、山となれ」というふうに聞こえると言っておいた。「まさにインパール作戦ではないか」とも言っておいた。

 

 

(付録) フジマキな日々

 

1. 毘羅歌舞伎&高松大宴会

この10年、ほぼ毎年この時期、金毘羅歌舞伎を見に行っている。そしてそれに合わせて地元の名士の皆さんや、東京からの転勤組、東京からの金毘羅歌舞伎観賞高松訪問団と大宴会を開く。毎年恒例の楽しみの一つだ。今年も大いに盛り上がり楽しかった。
高松は人口60万人だそうだが、そのくらいが政財官が(いい意味で)連帯するいい規模のように思える。
これだけの会にしたのは勝丸夫婦(夫:元高松高検検事長、元広島高検検事長、妻・千晶さん:私のゼミの後輩。四国公認会計士協会会長)の貢献が極めて大きい。私も、勝丸夫婦のおかげで、この10年間で、高松の名士、中心となって活躍されている方がたと懇意にさせていただけるようになった(というのは大げさか?)勝丸夫婦に連れ添って宮司さん宅にお邪魔したこともある。
今年の金毘羅歌舞伎は私が後援会長をしている坂東彌十郎さん、新悟さんも出演するので(彌十郎さんは8年ぶりの金毘羅)力が入る。
身代わり座禅は相変わらず面白かった。奥方玉の井役の彌十郎さんは、はまり役。新悟君の女形(侍女千枝)もきれいだった。

 

2.藤巻健史の1週間

 

4月3日(月)
週刊朝日原稿書く
プロパガンダ執筆
18:15- 22:00 中学・高校の後輩(高校はテニス部の後輩)の江南君の依頼で江南君の部下のプルデンシャルの営業部門の人達にレクチャー@赤坂うまや
20170410 001_R 20170410 006_R酒を飲みながら質疑応答。皆、熱心で私も答えることが楽しかった。

4月4日(火)
8:15-9:15 日本維新の会 政調役員会
9:20-10:20 PHP取材20170410 007_R
来週の委員会の質問つくり。
裁判所へ提出(当方が原告の土地関係裁判)する陳述書を書く。
12:15-13:15 日本維新の会 両院議員総会20170410 011_R
15:00-16:00 日本維新の会 部会長ヒアリング経済産業省20170410 016_R
16:00-17:00 日本維新の会 部会長ヒアリング国土交通省

4月5日(水)
9:45-10:00 日本維新の会 議員総会
10:00-10:10 参議院 本会議
11;30-12:00 来客(銀行手続き)
13:00-14:00 来客(銀行手続き)
14:00-15:30 来週の決算委員会の質問つくり
15:30-16:30 日本維新の会 中華民国友好勉強会20170410 020_R

4月6日(木)
12:00-13:00 日本維新の会 議員懇談会
13;00-15:00 来週の委員会質問作り
15:00-16:00 不動産管理(プライベートマター)打ち合わせ
18:30-21:00 我が党政調会長の浅田先生・中央大学佐々木教授と会食@銀座方舟 大吟醸 しずく よく飲んだ。

4月7日(金)
9:45-10:00 日本維新の会 議員総会
10:00-11:45 参議院 本会議
13:45 羽田発JAL738便で高松行。
15:05 高松着 竜崎先生(済生会中央病院副院長)と一緒にレンタカーを借り、まずは空港近くの石丸製麺・石丸社長ご夫婦訪問。

(↓レンタカー会社で見た荷物。我が家にネクタイ会社はありません。)

20170410 025_R(↓石丸製麺)20170410 027_R

石丸さんは一橋の後輩。今年お嬢様が一橋大に入学おめでとう。長女は一橋大、次女は東大、そして三女が一橋大と、すごい姉妹だ。
16:30 毎年泊まるオーベルジュ着。夕陽を期待していたが一面の霧。しかしこれもこれでオツなもの。竜崎先生とビールを飲みながら、朝から琴平入りし、お練りを見に行った勝丸夫婦、家内たちの帰りを待つ。

(↓毎年宿泊するオーベルジュ)20170410 032_R
20170410 036_R20170410 047_R18:00~21:30 勝丸夫婦、竜崎先生夫婦と夕食。

(左手前から時計回りで、竜崎夫人・私・アヤコ・勝丸夫婦・竜崎先生)20170410 052_R
勝丸夫婦が帰宅した後、24:00ちかくまで竜崎夫婦と部屋でワインを飲みながら歓談。

4月8日(土)
7:30 朝食

(↓霧の中)20170410 067_R 20170410 073_R 20170410 080_R
9:30 オーベルジュを出発し、金毘羅様の金丸座に。
開演前に1時間余裕があったので金毘羅様の表参道を登り、裏参道(注:裏街道ではない)に少し入り桜見物。20170410 097_R
11:00-14:00 金毘羅歌舞伎 午前の部鑑賞 20170410 115_R(↓一番左は彌十郎さん夫人)20170410 119_R 20170410 120_R 20170410 126_R
16:00の船で毎年恒例の大宴会のために男木島に渡ろうとするが、濃霧のため高松港内の航行禁止勧告が出て船が動かず。

明け方には霧のために決行することがあっても、この時間に濃霧のため欠航という事態はそうはないそうだ。気をもんだが16:30停船勧告解除となり出航。

(↓フェリーの中)20170410 134_R

 

(↓男木島港到着)20170410 140_R
20170410 144_R
18:00-21:30  男木島で大宴会  20170410 156_R 20170410 160_R 20170410 165_R

(↓海上タクシー(タコタコタクシー)をチャーターして高松港へ)20170410 167_R 20170410 168_R (↓霧の高松港)20170410 172_R停船命令が出ていたらどうしよう、男木島の宿泊キャパシティーは限られているし、という懸念もあったが、無事高松に帰着。
バーで竜崎先生夫婦と23時頃まで飲む。。

4月9日(日)
7:30朝食
9:30ホテル出発
金毘羅山の桜鑑賞、高橋由一館を見た後、奥社まで参拝登山。片道1時間。
奥社は、パワースポットを謳ってから参拝客が急増した。テニスの代わりに十分な運動をした。明日は足が痛くなりそう。20170410 228_R 20170410 260_R 20170410 265_R
資生堂パーラー「神椿」でサンドイッチを食べた後、金丸座へ。
15:00-18:00 午後の部、鑑賞

(↓コンピー君と)20170410 271_R
19:30-18:15 栗林公園の夜桜見学20170410 277_R 20170410 278_R
20:30―21:15 とんかつやで竜崎夫婦、勝丸夫婦、元日経新聞高松支局の岩澤さんと、高松駅上のとんかつ屋。ビール1杯。女性陣はもう一晩泊まるので男性陣のみで帰京。
21:26高松発夜行特急「サンライズ瀬戸」乗車20170410 285_R 20170410 290_R
しばらくラウンジで、竜崎先生と勝丸元検事長と日本酒を飲みながら、日本のあり方についてかなり突っ込んだ議論、11:30寝台に戻り睡眠。

4月10日(月)
7:08 サンライズ瀬戸東京駅着。そのまま議員会館に入り週刊朝日の原稿書き。
明後日の質問つくり。質問通告。
13:10-18:10 参議院 決算委員会
(17:00-17:30) 藤巻健史質問20170411 023_R20170411 030_R 20170411 033_R
18:30-20:30  東京教育大学付属中学・高校OB勉強会の桐華会で3年先輩の船曳先生の講演@日本興業倶楽部を聞きに行く。丁度、金毘羅歌舞伎を見た後なので、話を聞きたくなった。船曳先生は東大の文化人類学の先生。ホリエモンのゼミ教官としても有名だ。昔、歌舞伎を見に行ったとき、先生がひとつ前の座席に偶然座っていらっしゃり、先生の方から気がついて声をかけていただいたことがある。久しぶりに休肝。

 

3.桜、桜、桜

金毘羅さんの桜は最高だった。10年ほぼ毎年、金毘羅歌舞伎を見に行っているが開花時期とどんぴしゃりは今回が初めてだ。  20170410 105_R  20170410 185_R20170410 191_R 20170410 198_R  20170410 207_R 20170410 231_R(↑残念・・・)

 

5.ポスター

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