本文&フジマキな日々(羽根つきみたいなもの)

2017年05月09日

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(↑根津美術館の庭園)

(本文)付録「フジマキな日々」は下の方にあります。

 

1.ドル高・円安の理由
先々週『米議会が1兆ドルの歳出法案で暫定合意』との報道が伝わり、ドル円は前週末高値を上抜け111円74銭付近まで上昇した。なぜ「歳出法案で暫定合意」がドル上昇につながるのか?
歳出増で国債が増発されるとの発想のもと、米国長期債利回りが上がり日米長期金利差が開いたからだ。現在ドル円は米国長期債金利(10年)差で動いている。マーケットで大きな勝負をしたことのない人は、政治要因等、いろいろな理由をつけたがるが、現在の為替は「日米長期金利差で動いている」に尽きる。
今後米国の長期金利は金融政策を反映して上昇トレンドが続くと思う。したがってドル高円安。

2.FOMC後のドル円
米連邦公開市場委員会(FOMC)が5月2日、3 日の両日、定例会合を開き、フェドファンド(FF)レートの誘導目標 を0.75-1%のレンジに維持した。予想通りだ。マーケットは6月、9月と後2回利上げ。そして12月にはバランスシート(BS)の縮小開始を予想しているようだ。またFOMCは来年、再来年も3回ずつの利上げを自身で予想している。
この利上げスピードは早まる可能性があると私は見ている。昔と違い利上げの最大幅が限られているからだ。保有債券の利回りが3%しかないのだから、それを多少上まある段階までしか引き締めは出来ないのだ。早め早めに引き締めをやらず、インフレが加速したら、引き締め手段がなくなってしまう。だからFRBは通常より早めの対応を考えるはずだ。

3.米国は相続税を再び廃止に

トランプはさすがビジネスマン出身だと思う。経済を強くする手段を次々と打ちだしてくる。 4月27日発表された米国の税制改革の注目点のひとつは、相続税が再び廃止になったこと。オバマ政権の時に廃止されていた相続税が復活した。といってもオバマ時代の相続税は子供が両親から遺産を相続する場合、課税遺産額が1098万ドル(約12億円)までは非課税だった。それでも相続税は存在した。トランプ氏は、再度相続税を廃止しようというのだ。 これで米国人は節税対策にエネルギーと時間をかけることなく前向きな仕事に集中できる。投資も節税商品にではなく、国力を増強させるリスクマネーへ向かう。
ちなみにOECD加盟国35か国中、相続税がない国は13か国もある。オーストラリア、オーストリア、カナダ、メキシコ、ニュージーランド、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン、香港、シンガポール等だ。OECDに加盟していない中国にも相続税はない。このうち香港、シンガポール、オーストラリア、スウェーデンは、いずれもこの10年の間に相続税を廃止した。なぜ配したか?国力を削ぐ税制だからだ。

4.先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」
先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「しゃべる人としゃべらない人」というタイトルで 以下の内容です。
「1985年のプラザ合意を機に、ドル高が急速に是正された。窮地に陥っていた米国農業を守るため、べーカー財務長官(当時)が強く惟し進めたとも聞く。
2001年夏だったか、米国の農業団体が「ドル安にせよ」とよくデモをした。日本のマスコミが報道し、ドル安円高が進んだこともあったと記憶している。
一方で、日本の農業団体が「円安を」とデモした話は聞かない。そこで、4月10日の参議院決算委員会で、山本有二農林水産大臣に「本当に農業振興、漁業振興をしたかったら、隣に座っている麻生大臣に円安を主張されればどうですか?」と申し上げた。
(中略)
麻生太郎財務大臣に「農業のためにも円安にしたらどうですか」と聞くと、次の答弁ではぐらかされた。
「もう何十回と同じ話したと思いますので、そちらも飽きているし(注‥私はちっとも飽きておりません)、こっちも、答弁する方も飽きているぐらいなんですが、為替の話を財務大臣がすることはないの。もう何十回も言ったじゃないですか。だから、ここでしゃべったら円が動くんだから。麻生太郎がしゃべったら円が動くのよ、ドルが動くの。そういう今立場ですから、日本の国もそれだけ力がありますので、こういうところではしゃべらないの(後略)」 私は「ここで円安をと言えば日本の農業と水産業は助かるんですから、まさに日本の救世主になれますよ」と返しておいた。麻生大臣の発言でドル高になるならば(私はなると思う)ぜひ、そうしてほしい。
その翌日、トランプ米大統領が「ドルは強くなりすぎている。最柊的には害をもたらす」と突如発発言した。為替相場は激しく反応し、一時1ドル108円台後半に。5ヵ月ぶりの円高ドル安となった。
日本の財務大臣が為替の話をしなくても、米大統領が口先介入しているではないか!ということで、4月13日の財政金融委貝会で再び麻生大臣に聞くと、こんな答えが返ってきた。
「トランプ大統領の発言は承知しておりますけれども、これは少なくともG20とかG7で長いこと決められております了解事項でもありますので、一人がそれに違ったことを言ったから、じゃ俺も言えるわというようなレベルですかね」
麻生大臣は「一人」と言うが、それは米国大統領ですからね。
円安を導くのは日本経済にとって大きな国益だ。だから、多少の無理・犠牲を払ってでも言うべきだと思うし、他国を説得するのは政府の重要な責務になる。
私がモルガン銀行勤務時代に唱えた「日本の経済低迷の元凶は円高だ」との主張は、外国人金融マンに広く支持されていた。
トランプ米大統領も中国も、自国通貨安を望んでいる。景気低迷期には、国益にかなうからだ。私と麻生大臣の論争を「ハブとマングースの戦い」と称する議員がいることを、先週のこのコラムで紹介した。今後とも戦いは続くだろう。」

(付録)

1.月刊誌The 21
今週発売の月刊誌The 21にインタビュー記事を載せていただきました(p74~p76)「トランプ政権は決して『反グローバル』ではない」というタイトルです。トランプはさすがビジネスマン出身だと思う。米経済を強くする手段を次々と打ちだしてくる。20170509 018_R

2.ひろしの転勤
ヒロシが5月1日から偶然にもけんたの衆議院の選挙区(千葉2区・習志野市・八千代市・千葉市花見川区)内にある病院に転勤になった。けんたは毎朝、選挙区内の駅で朝立ちをしているが、八千代中央駅での朝立の時は、「ひろしも一緒に立ってビラ配ってから病院に出勤してよ」と言っている。ヒロシ曰く「なに冗談、言ってるの?」。けんたが隣駅から出勤してくる弟ひろしに向かって「おはようございます」と駅頭で頭を下げている場面が今後出てくるのかもしれない(笑)

3.氏家さん
テニス仲間の野村証券元社長の氏家純一さんが先日、旭日大綬章を頂いた。上から2番目の勲章で一番上は森元総理。おめでとうございます!
氏家さんは、私と同じで、ゴルフをやらずにテニスのみ。そしてテニスバックも私と同じでボロボロ。

4.趣味「羽根つきみたいなもの」
連休最終日、東京教育大学附属テニス部の9年後輩の江南君とプルーデンシャルで江南チームにいる八木さん、森川さんとやはり附属中学・高校の後輩の島田教授(東邦大学大学院消化器外科学教授/ 東邦大学大学院臨床腫瘍学教授/ 東邦大学大森病院がんセンター長)と私とでテニスをした。
30 歳の時に全日本ランキング20位だった八木元プロ(現在40歳)と森川元準プロ(全日本ランキング100位・現在35歳)とに遊んでいただいたのだ。
全日本430位(フジマキ推計)の島田選手や全日本650位(フジマキ推計)の江南選手は、なんとか形になっていたが全日本9万5300位のフジマキ選手は、ものすごい忖度を頂いたにもかかわらず、1人、テニスとは別のスポーツをしている感じだった。これからは趣味は「テニスです」などとは恥ずかしくて言えない。八木プロと組んだダブルスでは、彼のサービスの時、「こりゃ~、頭に当てられたら死ぬな~」と怖かった。しかし、楽しい一日でした。テニス人生の思いで作り。
20170509 146_R 20170509 192_R(↑左から島田選手、八木プロ、同じクラブのメンバーの歳川選手、森川準プロ)

(↓島田選手かっこいいフォーム!)
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歳川選手は、高校(学習院)の時東京都大会で優勝した。我が校の年間最大イベントは学習院と総合定期戦なのだが、その定期戦で私は都大会優勝の歳川選手と当たった。実力からすると0-6,0-6のはずで戦前大いにビビったのだが、3-6、4-6と想像を絶する結果が残せた。女子生徒の前で、かっこいい姿を見せたかった歳川選手と女性になんとしても無様な姿を見せたくないフジマキ選手の必死さの差だったと思う。
テニス後、近くの居酒屋で一杯。
八木プロに今、錦織選手とやったらどのくらいの勝負となりますか?と聞いたら、「毎ゲーム、40ポイントのハンディをもらって、どっこいどっこいだと思います」とのこと。八木プロでさえそうなら、錦織ってどれほど強いの?!!!
島田教授の「ダイエットしたかったら夕・夜の炭水化物を半分にしろ」のご説は極めてロジカルで面白かった。とくに江南君は納得したようで、今日から開始だそうだ。
5.ゴールデンウィーク中の骨休め
4月29日(土)
14:00-16:00 小泉和裕氏指揮の都響演奏会@東京オペラシティーコンサートホール。リラックスできた。
ベートーベン:バレエ音楽<プロメテウスの創造物>序曲op43
ベートーベン: ピアノ協奏曲第3番ハ短調op37
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調op56<スコットランド>
<スコットランド>は小泉さんの好きな曲の一つだそうだ。
(↓ ピアノのキム・ソヌク氏と(弱冠29歳)。18歳の時、リース国際ピアノコンクール40年の歴史上最年少、かつアジア人として初めて優勝した経験を持つ。素晴らしい演奏だった)20170509 012_R
(↓ 都響のコンサートマスター矢部君と。矢部君は人気者)20170509 014_R
矢部君は小泉さんのことを名人小泉さんと尊敬していた。小泉さんのおかげで都響はうまくなったと言われている。
(↓ 指揮者小泉さんと)20170509 015_R

(↓矢部君と小泉さんの貴重なツーショット)20170509 016_R5月4日(木・休日)
15:30に出発し、根津美術館へ。花菖蒲,藤が綺麗だった。根津さんは本日は来ていなかった20170509 047_R 20170509 030_R
20170509 050_Rその後、六本木の割烹おく山に家族4人集合して久しぶりの家族全員での外食ディナー。アヤコとひろしの誕生祝いだ。20170509 070_R
大坂侍(司馬遼太郎著)読了。

5月5日(金)
16:30~「和紙と綿棒が織りなす百人一首の世界」@日本橋小津和紙店20170509 110_R 20170509 114_R 20170509 112_R
昔、伊丹市長選に私どもの党から出た岩城さんが支援する伊藤壽子さんの作品展。伊藤さんは筋ジストロフィーで、長男、次男を無くした。百人1首の歌の場面を8センチの和紙人形で再現した作品には、伊藤さんの我が子への思いが込められている。今年が3度目の開催。今年はNHK全国版の昼のニュースで取り上げられたので、見学者も多い。私共が見学している時間には外国人の姿もチラホラ。岩城さんは、この人形展を日本独特の芸術として世界に発信したいという夢を持っていらっしゃる。
(↓作者の伊藤さんと)20170509 115_R
18:00~20:00 展覧会終了時間後に岩城さん、スタッフの山下さん、三井信託千葉支店時代の先輩大西さん、後輩武藤君と一杯。20170509 119_R

5月7日(日)
14:00~17:00 連休最終日、東京教育大学附属テニス部の9年後輩の江南君とプルーデンシャルで江南チームにいる八木さん、森川さんと島田教授とでテニス

(↓左から八木プロ・島田選手・フジマキ選手・森川準プロ)20170509 120_R(詳細は付録4趣味「羽根つきみたいなもの」ご参照)
17:45-20:00  飲み屋で打ち上げ

江南君は本日から夕食で炭水化物を半分にすると決意したそうだ。

(↓左から島田選手・フジマキ選手・江南選手・八木プロ・森川準プロ)20170509 197_R