本文&フジマキな日々(三郷のマサト当選!)

2017年07月24日

(↓石村家のソラ※おばぁちゃん)そら

(本文)付録「フジマキな日々」は下の方にあります。

1. FOMCのミーティング
7月25日から26日にかけて行われるFOMCで、バランスシートの縮小計画をどこまで踏み込んで発言するかが今週の最大の焦点だ(マーケットが注目するかは知らないが、私にとっての最重要点だ)。
FRBは出口戦略を最初に公表したとき、保有債券の売りオペを考えていた。しかし、それだと長期債市場にショックが走る(価格暴落)可能性がある。そこで穏やかなバランスシートの縮小法に変更した。バランスシートの縮小がマーケットに及ぼす影響をいかに恐れているかがわかる。9月に利上げを行わないのは、なるべくバランスシート縮小のショックを抑えるためだろう。
売りオペはしないが、「満期待ち」(保有国債の満期が来ても借り換えをしない)と言う方法をとるわけだが、これではバランスシートを元の規模まで戻すのにかなり時間がかかる(7年以上かかるといわれている)。それまでに景気が過熱したり、インフレが加速すれば、なす術がなくなる。FRBは内心、穏やかではないはずだ。穏やかにすると言いながら、早め早めの縮小を本音では望んでいるだろう。特に株式バブル、債券バブルを気にしているようだから。そのためにはバランスシートの縮小が有効なのは当然だ。
売りオペを始めれば当然に、満期待ちでも、それなりに米長期国債の需給は崩れる。米国長期金利は上昇し、日米長期金利差拡大、円安ドル高を予想する。

2. 利上げとは短期金利誘導、バランスシート縮小とは長期金利誘導
先週も書いたが、利上げとは短期金利の高め誘導、バランスシート縮小とは長期金利の高め誘導だ。為替を予想するには、当然後者のほうが重要。現在米国の長期金利でドル円のレベルが決まっているからだ。

3. リパトリー(還流)税制
私がドル高円安を予想する理由は日米金利差の拡大とともに、米国の還流課税の導入の可能性があるからだ。
還流税制は、アメリカの「全世界所得課税方式」を日本、英国、ドイツ、フランスのような「外国子会社配当非課税方式」に変更しようとする税制改革だ。この改正があると米国海外子会社が海外に滞留させているユーロ、円をドルに換えて米国に送金するのでドル高要因である。この税制が年内に施行されたら、日米長期金利差拡大とともにかなりのドル高円安要因となる。そのせいでCPIが2%になれば、日銀と政府のバトル開始で円暴落が始まる。

4. 雑誌International Economy
私にも時々寄稿依頼が来る、世界的に権威のある経済誌「インターナショナルエコノミー」の夏号の特集は「Has the world been fitted with a debt straightjacket?(藤巻勝手訳:世界は借金からの拘束に対処できるか?)」
だった。導入部分に「アナリストの何人かは、巨額の負債を抱えた日本は、金利が高くなると日銀のバランスシート危機が起きるために、理論的に、この何十年間高い成長率が達成できなかったと言っている」と日本の巨額な借金に触れ、ジャン=クロード・トリシェ前ECB総裁、アルゼンチン中央銀行総裁、ハーバードやスタンフォードの教授陣に意見を求めている。
日本の借金の巨大さに世界が大いに注目しているのに日本の政治家がこんなに無関心なのはなぜなのか?こんなに財政が巨額なのに、更なる財政出動を促す政治家がいるとは、どういうことなのか?どうせハイパーインフレで将来、国民の財産を吸い取ってしまうのだから、「今は、ばら撒いておけ」とでも思っているのだろうか?それとも無知なのか?

 

(付録)フジマキな日々

1.ご本といえばフジマキ散
ご本といえばフジマキ散ということでよろしくお願いします。
8月18日発売、20日ごろから書店に並ぶと思います。よろしくお願いいたします。

2.森友、森友、森友、森友、加計、加計、加計の国会
今国会は「テロ等準備罪法案」の他は、森友、森友、森友、森友、加計、加計、加計だった。財政金融委員会は、財務省、金融庁、日銀の政策を議論する場だから、財務省の佐川局長の出席要求が出来る。そこでわが党以外の野党は、佐川理財局長(現国税庁長官)を呼ぶためにやたらと一般質疑の委員会開催を要求し、佐川局長を森友問題で追及した。
たしかに森友、家計は重要な問題ではある。しかし、喫緊の問題、国民の命や財産に壊滅的な打撃を与える可能性が大なのは「北朝鮮問題と財政危機問題」ではないのか?これらをほとんど審議せずに、森友、家計のみの議論をしていていいのか?「財政問題」に大いに関与している財政金融委員会が、である。
そう思って、意地でも、森友、加計を質問してやるもんか?と思った。政治家としての私の無言の抵抗だ。財政金融委員会が佐川局長を呼んで、森友問題を追及しているとき、私は佐川局長には日本国債のことのみを聞いてきた。
日本の財政はやばい。政治家が無関心でいるのは最悪だ。

3.藤巻たけしの1週間
先週は本の校正で大忙しだった。
①石村家との飲み会@藤巻邸
近所で、昔から家族ぐるみで仲良くしている石村家と我が家で飲み会。20170718 346_R 20170718 352_R 犬と議員

②G9の会
一橋大卒で、かってマーケットでブイブイならしていた人達の集まりだ。3ヶ月に1度ほど行われる。今回は、一橋の同窓会館である如水会館の3階テラスのビアガーデンで行われた。すでに完全にリタイアされた方も多い。私と水野君が一番若い(67歳)のだから当然かもしれない。Kさんが「仕事をやめたら、肩こり、胃腸のポリープ、変頭痛、痔、疲れ目すべてなくなったよ。マーケットの仕事はやはりストレスが大きかったんだな~」とおっしゃった。それを帰宅してから家内アヤコに伝えたら「あら、あなたの場合、逆じゃない」たしかにディーリングの世界のほうが政治の世界よりストレスが少なかった。ディーリングだけでなくビジネスの世界では、儲けないことにはお話にならない。いくら偉そうなことを言っても儲からない人、儲からない企業は退場となる。ビジネスの世界は明確な基準があるだけ楽なのだ。政治にも選挙結果という基準があるにはあるけれど。
20170724 010_R 20170724 013_R(↑)2次会

③守屋君のお墓参り
高校時代のテニス部のキャプテン守屋君が今年 に亡くなったので高校のテニス部仲間小林夫婦・冨田夫婦とでお墓参りに行ってきた。その愛、落合の木曽路で昼食。20170724 002_R 20170724 005_R 20170724 008_R

④日銀重本さん
1年前まで国会担当だった日銀の重本さんがオフィスを訪問してくださった。
今回の異動で日銀の為替課長にご栄転されたとのこと。「あいさつで金融機関をいろいろ回っていたら『フジマキさんとは議論しましたか?』とよく聞かれたので、やはり藤巻さんのところには挨拶に行かねばいけないな」と思って訪問してくださったとのこと。ありがとうございます。国会担当の時もずいぶん議論をさせて頂きましたが、今後ともよろしくお願いします。

⑤○の会主催 講演会@名古屋(7月22日)20170724 033_R

⑥坂君来館
JPモルガンに勤務していた坂君がオフィスに遊びに来てくれた。 坂君はやはりモルガンに勤めていた遠藤君の会社(不動産関係)に入社して、外国人への日本の不動産の斡旋等を仕事としている。適材適所だ。昨今の不動産事情を聞けて非常に有意義だった。坂君には長男けんたを当時勤めていた銀行@シンガポールで2週間ほど研修してもらったこともある。

4.「三郷(ミサト)のマサト」当選いたしました。
三郷市議選に立候補していた「三郷(ミサト)のマサト」こと渡辺マサト、31人中6位で無事当選いたしました。当人そして日本維新の会へのご声援、ご支援ありがとうございました。
「渡辺マサト」と連呼すべきところ、私が「渡辺ミサト」と間違って連呼してしまったようで、それを聞いた青柳埼玉維新の会幹事長が「ミサトのマサト」をキャッチフレーズにしようと提案してくれました。前回のプロパガンダに書いたとおりです。後でプロパガンダの読者の方から「でも渡辺ミサトと間違えて投票されちゃうんじゃないですか?そうしたら無効票ですかね?そうしたらフジマキさん、応援しているどころか、選挙妨害ですよ」と言われた。そうか~。でも無事、当選してくれました。おめでとう!!20170724.2 003(↑投票日の翌日早速挨拶に来てくれた。真ん中が三郷のマサトこと渡辺候補、右が埼玉維新の会 幹事長 青柳支部長)