本文&フジマキな日々(いろいろな3週間)

2017年09月04日

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(本文)付録「フジマキな日々」は下の方にあります。

 

1.先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「北朝鮮有事、為替市場の読みは?」というタイトルで 以下の内容です。
「(前略)
北朝鮮と米国の緊張か高まるニュースのたびに、円が買われて円高ドル安が進む。そのたびに『避難通貨の円が買われた』との解説が出るが、冗談じゃない。呼び方を間違えている。円は『避難』通貨ではなくて『危険』通貨だ。
(中略)
全国が核攻撃の射程圏内の日本と、国の中枢が射程圏に入っていない可能性の高い米国。どちらの地政学的リスクが高いかと言えば、日本に決まっている。
北朝鮮有事で外国人が日本に逃げ込むか?有事となれば、本人は逃げださなくても資金だけでも日本から逃かすのが通常だろう。
「円は避難通貨」とはやし立てて円を買っているのはデイトレーダーのみではなかろうか? パブロフの犬的な行動に過ぎない。
危機感が高まると円が強くなるのは、米国での不安感から「米株売り・米長期債買い」が起きるからだろう。これは北朝鮮有事だけでなく、景気の先行き不安などの際にもみられる動きだ。それに伴う日米長期金利差縮小に、為替市場が反応しただけだろう。
真に危機感か高まれば、金利差がどうなろうとも、為替市場では円が猛烈に売られるはず。トリプル安 (株、債券、円の下落)が起きるだろう。まだたいした規模ではないか、昨今の韓国市場と同様な動きだ。
猛烈な円売りが起こらずにことあるごとに円が買われるのは、為替市場が『北朝鮮と米国間の戦争は起こらない』と読んでいるせいだと思う。市場の読みが正しいことを切に祈る。
ちなみに危機が真に高まらない場合、今後のドル・円の動きは、ひとえに米国長期債金利がどうなるか次第だ。9月からのFRBのバーフンスシート縮小(=米長期国債購入の縮小)を考えると、米国のこれ以上の長期金利低下は考えにくい。これ以上のドル円の大幅下落(円高ドル安)はない、と私は思う。」

 

2.加藤元財務省財務官

8月31日のブルムバーグに加藤元財務省財務官(黒田日銀総裁の2代先輩の財務官・現国際金融情報センター理事長)のコメントが載っていた。私の考え方によく似ている。必読だ。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-08-30/OVFJLR6JTSEC01

「(前略)ただ、いずれ『ユーロ、ドルとも通貨高要因になる』のは変わらないと語った。(中略)将来的に出口に向かう際の日銀財務の健全性問題も『円の信認に関わる大リスクシナリオだ』とみる。(中略)円の信認を保つためにも、青天井で買い入れを続けるわけにはいかない。(中略)来年4月の次期総裁人事を巡っては、『黒田総裁が続投するにしても、新しい人になるにしても、決して容易ではない。よほどの知恵者でないと無理だ』と語った」とある。
民進党は「いつまでたっても公約の2%を達成しないから、黒田日銀総裁・岩田副総裁は早く辞めろ」と主張しているが、黒田総裁は頭がよく出口が無いことを熟知していると思うので、言われなくても、再任要請を受けないとみる。だが後始末をして責任を取ってもらわなければならない。出口を他の総裁がするのなら、現総裁は無責任にどんどん戦線を拡大してしまうリスクがある。
次の総裁職は地獄だと思うが、それでもきちんと後始末を付けてもらわねば困る。かってドイツの中央銀行ライヒスバンク(ドイツ帝国銀行)が「異次元の量的緩和」を行った結果つぶれてしまい、新しい中央銀行・ブンデスバンクが出来たが、日銀が同じ道をたどらないよう祈るばかりだ。つぶれた中央銀行が発行した紙幣は紙くずになってしまう。

 

3.9月2日(土)の日経新聞「大機小機」

9月2日(土)の日経新聞「大機小機」「国を家計に例えるのは辞めよう」では「比喩ばやりである。(中略)ただ、中には感心しない比喩もある。例えば、日銀の金融政策をインパール作戦になぞらえたものだ。
(中略)それら比喩の中で頻用され、実害が大きいのが、国の借金を例えるものだ(中略)端的に言ってこの比喩は間違いだ。国と家計は異なる。家計は徴税出来ないが国は出来る。通貨発行権という形の徴税権もある」とある。まるで私が最近出した「異次元緩和に「出口」なし! 日銀危機に備えよ (PHPビジネス新書) 」を念頭に置いた批判文だ。(笑い)。私はこの本の中で「異次元の量的緩和はインパール作戦そのもの」だし、「家計で考えれば、国の財政がとんでもないことが明白」と書いた。この方の批判が間違っていることは、私の本に明確に書いてある。読まないで批判はしていただきたくは無い。
全部簡単に反論できるが、一つ、二つ書くと「国に通貨発行権はある。しかし日銀が出口政策を取ると、負の通貨発行権が生じる。形を変えた徴税権(国の収入)ではなく、逆に損の垂れ流しになるのだ。ここが出口論の肝の一つだ。
徴税権があるから国は大丈夫といっても超高額の税金では国民は地獄だ。江戸時代でも5公5民になうと一揆が起きたというではないか。ハイパーインフレは債権者(国民)から債務者(国)への富の移行で究極の財政再建策(だから国は大丈夫)だが、国民は地獄だ。だから国の財政は家計と同じように莫大な借金はまずいのである。こちらで

 

(付録 フジマキな日々)

藤巻たけしの3週間

1.熊本県南阿蘇村、玉名市訪問

南阿蘇の復興道半ば
8月27日(日)正午、陥落していた阿蘇長陽大橋が再開通した(もっとも景観がすばらしかった震災前の姿ではない)。テレビでよく報道された阿蘇大橋はしばらく開通できないが、阿蘇長陽大橋の再開通で、かなり便がよくなるはずだ。
空から見るとブルーシートはもう見えないが、橋やトンネルの復興は、まだ道半ばで、迂回路をトラックが頻繁に行きかっている。温泉施設も閉鎖中のところが多く、まだ再興は道半ばと言うところだ。20170904 353_R20170904 363_R20170904 381_R(↑赤い×が不通区間)

南阿蘇村役場は場所を代え、立派な建物が出来た。復興の前線基地だ。(↓)20170904 349_R
南阿蘇鉄道は部分開通。いまだ開通していない駅は荒れ放題。線路は草ぼうぼうだ。20170904 344_R私の大好きな地獄温泉はまだ道路が復旧しておらず、閉鎖中の温泉も多い。
・元南阿蘇森林組合長の今村健生さん宅で、懇親会。
平田元日銀熊本支店長、島田万里熊本県信用組合理事長、南阿蘇村役場の村上たえさんが集まった。南阿蘇村は長陽村・白水村・久木野村の3村が合併して出来たが、今村家は代々、久木野村の村長を輩出した一族、村上家は代々長陽の村長を輩出した一族だ。  20170904 269_R 20170904 274_R  (↑左より島田さん・私・尾前幸雄さん・平田さん・今村さん奥様・尾前さん長女さん・長男さん・今村健正さん・村上たえさん)20170904 337_R20170904 320_R

20170904 310_R玉名市高嵜市長訪問

(↓玉名市役所)20170904 282_R
市長の部屋で高嵜市長、木村海苔の木村社長と昼食を食べながら歓談。

(↓左から木村社長・私・高嵜市長)20170904 286_R
その後、市長に日本における「マラソンの父」と称される金栗四三氏のお墓、皇太子殿下が訪問された景勝地(島原 普賢岳が眺望できる)、市長のご自宅を訪問させていただいた。20170904 290_R20170904 292_R再来年のNHK大河ドラマは金栗四三氏の伝記に決定したそうだ。高嵜市長は私の財政に対する危機感を共有されている方。議員会館でお話させていただくが、とてもしっかりした考えを持っていらっしゃる方。残念ながら今期でご勇退されるとのこと。玉名市にとっても惜しいことだと思う。     20170904 296_R 20170904 305_R(↑高嵜市長ご自宅の家庭菜園 ブドウ)

2.岩手温泉旅行(完全休養)

完全休養を目的に1泊2日で岩手の温泉三昧をしてきた。
・1日目
北上駅で降りてレンタカーを借りて夏油温泉へ。最後の5キロはかなりの山道.徳島県祖谷温泉に匹敵する。砂利道だと滑って怖いだろう。20170904 052_R20170904 128_R(↑一面のブナ林)

まずは夏油温泉。欧米人の若い女性が露天に向かっていった。あの時間は女性専用時間ではない。混浴に入るのだろうか?夏油温泉というかなりディープな場所までも欧米人が来るんだと感心。20170904 060_R20170904 073_R (↓湯船から源泉が湧き出している)20170904 105_R 20170904 109_R
20170904 111_R その後、瀬美温泉に宿泊。ここの3つの温泉もすばらしかった。温泉つき部屋を借りたが、部屋風呂に入らず、大浴場に、何度も入った。露天にアブがいるのだけが難点。20170904 135_R

 

(↓アブよけの網)20170904 166_R 20170904 170_R  20170904 144_R 20170904 154_R(↑瀬美温泉)

・2日目
温泉入り、食事、また温泉に入りチェックアウト。
萬鉄五郎記念館を見学後、台温泉の公衆浴場へ。誰もいなかったので快適、
その後、鉛温泉の藤三旅館へ。川沿いの露天、立湯ともにすばらしかった。
盛岡へつき、レンタカーを返した後、酒場で酒を飲んでから帰京。一時豪雨だったようで地下道は水びたしの形跡あり。23時頃帰宅

(↓台温泉)20170904 182_R 20170904 191_R

(↓なまり温泉 藤三旅館)

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3.なつかしい下田へ

夜8時から翌日昼まで下田の石村さんの別荘へ。バーベキューを楽しみ、昔を懐かしんだ。石村おとうさんは三味線を手作りしていたが7年ほど前に急逝した。生きていれば人間国宝になれただろう逸材だった。今は長男の卓郎君が継いでいる。ちなみに三味線音楽興隆の祖は(血筋がつながっているか否かは不明だが)同姓の石村検校と言われている。
石村家とは親戚づきあいのような関係が長年続いている。子供が小さい頃は毎年、1週間くらいずつ下田の別荘にお邪魔していた。子供たちは夏といえば「下田」を思い出すそうだ。子供たちと一緒に朝から晩まで遊んでいた隣の家のヒロキ君は、いまや立派な漁師。今は夜出漁でタカベ採り。もうすぐイセエビ漁が始まるそうだ。

(↓次男ヒロシ)20170904 517_R  20170904 441_R (↑バーベキュー) 20170904 447_R
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(↑立派な漁師に成長したヒロキ君と)

(↓前日のBBQで食べたヒロキ君のサザエ!)

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4.政治活動、政党活動

堺市長公認候補予定者 永藤英機さん&堺市議補欠選挙公認予定者西川知巳さんの応援@堺市20170904 232_R 20170904 230_R 20170904 240_R (↓左から西川候補予定者・私・清水参議院議員)20170904 239_R

 

埼玉 八潮市議選 川井たかし応援(おかげさまでめでたく当選いたしました)20170904 425_R 20170904 419_R

・東京維新の会役員会(9月24日)
・東京維新の会総会(9月30日)20170904 400_R
・外交防衛委員会期中審査 北朝鮮のミサイル発射を受けての臨時開催
(後半を代理出席)(9月29日)20170904 391_R 20170904 394_R

 

5.出身中学・高校(東京教育大学附属)関係

・中学・高校で11年後輩(88回)の野島透さん(財務省・現地方公共団体金融機構理事)がわがオフィスを訪問してくださった。もう10年以上前だろうか、野島さんが大阪国税局査察部長時代に手紙をくれたときは、ぎくっとした。「私、なにも悪いことしていないよ」と。後輩としてのご挨拶だった。偶然、同じ日、公正取引委員会からも手紙が来てぎくっとした。「わが社、なにも悪いことしていないよ」と。講演依頼だった。
野島さんは、備中松山藩の財政を再建した山田方谷の直系子孫。
山田方谷に関する本を何冊か出されている(↓)20170904 528_R

東京教育大学附属中学・高校の深沢光幸先輩(69回)、坂上一郎先輩(75回)、井上さん(79回)が水泳部OBを中心に私の激励会を開いてくださった。(私は中学のとき、水泳部、高校はテニス部)
坂上さん(フリースタイル)は私が中学1年のときの3年生。1年生にとってどの3年生も怖かった。深澤先輩(バタフライ)は鬼監督だった(当時は一橋大生)。ただ都大会の出場登録に際し、N君のファーストネームがわからず、勝手に「タヌキ」のニックネームをもじって「Nタネキ」と登録してしまうお茶目な面もあった。大会で「第3コース Nタネキ君、東京教育大学附属中学」のアナウンスに、われわれは大爆笑し、当人はずっこけていた。
当時の怖かったイメージは、今は全くなく、おふたりとも大変な紳士だ。
附属卒業生は、政治を嫌う傾向がある。スマートさを求める我が校の校風にあわないからかもしれない。私も、この世界に飛び込むまではそういうイメージを持っていた。ただ、私は我が校でもっともダサかった(これ死語かもしれない)から飛び込めたのかもしれない。
なにはともあれ、水泳部の先輩・後輩として、発起人をしてくださっている皆様には本当に感謝している。ありがとうございます。
しかし、在校生の記録を見て驚いた。ほとんどの女子の記録は私よりすごい。私はわが校の年間最大行事、対学習院戦で6人中4位(1位 附属 2位 附属 3位学習院、4位私、5位学習院、6位学習院)だったのだが、4位の私より今の女子中学生は皆、早いのだ(当時は女子水泳部は無かった)。当時の我が水泳部は東京都では東田中学(バタフライで全国2位だった元大関・貴花田(若貴兄弟の父親)がいた)についで強かった(ちなみに貴花田関は水泳では食えないといって相撲界に入った)。東京都100m自由形で決勝に2人も残ったが(だから東京都数千番の私には練習がきつかった)、2位だった満川君のタイムは1分6秒だったと記憶している。
当時はトビウオのように早いと私は思っていた。しかし配られた記録を見て驚いた。平泳ぎ(ブレスト)の今の現役女子中学生の記録が自由形の満川君の記録より本の少し、遅いだけなのだ。もうびっくり。隔世の思いだ。20170904 406_R
20170904 411_R以下、「タイヤキのしっぽはマーケットにくれてやれ」(日経ビジネス人文庫)より
「ディーラーとしての成功に役立った『忍耐強い』とか『打たれ強い』という私の性格は、中学・高校の時、作られた後天的なものである。私は中学のとき、水泳部だった。四月、水温が10度を超えると、ドラム缶のお風呂でまわりに触って火傷をしないように気をつけながら、暖を取り、25メートルずつ泳がされた。『風邪で熱がありますから休ませてください』とずる休みしようにも、相手は当事、東大医学部生だった木村コーチ。簡単にはだませない。『泳げば風邪など治る』とプールに投げ込まれた。また、内申書に悪影響があるといわれた下校遅刻(下校時刻までに校門を出ないと、遅刻になる)を避けるため、部員は時間が気になるのに、コーチはギリギリまで泳がせる。五分で着替えて、校門を飛び出なければならないのに、手が、かじかんで、水着の紐がほどけない。しょうがないので、ほとんど毎日、塗れた水着の上に、制服のズボンを直接履いて、校門を飛び出す。そして、満員の地下鉄に乗る。そこでは、茗荷谷から満員の地下鉄に乗ると、池袋までの間に、染み出た水で塗れたズボンも、その下の水着さえも乾いてしまうという事実を学んだ。そして、不幸にも、地下鉄の中で、隣り合わせた人が、嫌―な顔をしても、無視できるという胆力も鍛えられた。こうして私は、叩かれても、叩かれても、負けない精神的に強いディーラーに育った。」

 

6.コンサート

モルガンで一緒に働いた一色さんに、コンサートにご招待いただいた。前前回のプロパガンダに書いた私の秘書だった清水さん(旧姓)のご主人だ。小さな(といっても200人くらいはいたと思う)コンサートにもかかわらず、水越君(三井信託時代の同期)、和仁先生(有名な弁護士先生)など知人に何人も会った。一色君は東海高校時代、吹奏楽部のマネージャーをしていたそうだが、吹奏楽部の顧問の先生(英語課)の息子さんがバイオリン奏者だったのだ(芸大卒)20170904 398_R

 

7.テニス倶楽部で

初対面の方と試合をした。チェンジコートの際、資本主義VS社会主義、資本主義は終わったか否か?等を断続的に議論した。終わって職業をお聞きしたら、大学の先生だった。「最近、本を出しました。私の考えはこの中に書いてあります。読んでみてください。またいつか議論しましょう」と試合後、本を渡したら、先生が表紙の写真を見て突然、「あ、僕、この人知っている。有名な人だ!」とおっしゃった。
有名かどうか知りませんが、ありがとうございます。ただテニスをしている間は全く気がつかれなかった。最初に「藤巻です、よろしくお願いします」と名のっているにもかかわらず、だ。写真と現物には、えらい差があるのだろうか?
Mさんと組んだダブルスで6-0で勝ち、Mさんを相手にダブルスでも6-1で勝った。文章で勝つと「私、すごく強い人」のように思えるが真実はMさんのほうが私より3倍うまい。こういうことが起きるからテニスは面白い。
このテニス倶楽部に停めてある車のなんばナンバーには6060が多い。みな6-0で勝つのが夢のようだ。

 

8.読了本

・たそがれ長屋(池波正太郎、山本周五郎、藤原周平他)読了。明らかに2度目だ。
・風林火山(井上靖)読了

 

9. バーベキュー@我が家

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10. ヒョウがふってきた!!

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