本文&フジマキな日々(FOMC会合)

2017年09月21日

(↓指揮者の小泉和裕さんと)IMG_4340_R

(本文)付録「フジマキな日々」は下の方にあります。

1.先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

先週の週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「外国人観光客を増やす戦略は」というタイトルで 以下の内容です。
「(前略)
今夏、私は仕事も兼ねて2度ほど北海道へ旅行した。どこもアジア人の団体観光客ばかり。大型バスが観光地に何台も止まり、ホテルのレストランはワイワイガヤガヤ。日本もかつて団体客の観光地巡りが目立ったが、当時を思い出す。中国資本がホテルを買った地域はまるでチャイナタウンになったとの話も聞いた。
春先、京都に行った家内は、タクシーの運転手さんから「京都は外国人ばかりで混雑し、日本人が離れるのでは?」との心配の声を聞いたそうだ。日本人が京都に求めるワビ、サビヘの郷愁は雑踏とは相いれない。
訪日外国人客は2006年に750万人。一時1ドル=70円台をつけた円高の逆回転が明確になった13年に1千万人を超えた。16年は2400万人。うちアジア人が2040万人。円安で日本旅行が安くなったのが要因だろう。
(中略)
たしかに、観光業は日本の重要産業の一つ。一方で、観光地が今以上の雑踏となれば、日本人の求める「静かな郷愁の地」がなくなるのではと心配になる。
(中略)
しかし、これは欧米では通用しない。食事中は声を落として話すのが礼儀だからだ。欧米旅行でレストランがシーンとした印象をお持ちの方も多いだろう。
訪日客を倍増させる際、政府は客単価の高い欧米人誘致を心がけると聞く。しかし、アジア人であふれる所に欧米人が押し寄せるかは疑問。雑踏のアジア文化を楽しむ欧米の若者もいるだろうが、高い客単価を払う欧米人は静かな滞在型リゾートを選ぶ傾向が強い。少なくとも、モルガン時代の仲間はそうだった。観光庁はこうした点について慎重な戦略が求められる。訪日客の数が増えたと胸を張るだけでは真の観光立国とは言えないと思う。」

 

2.円は避難通貨か?

朝鮮中央通信(KCNA)が14日、「日本列島は核爆弾により海に沈められなければならない。日本はもはやわが国の近くに存在する必要はない」とする北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会による報道官声明を伝えた。その報道が円安の進行を遅らせたというコメントが翌日の新聞紙上に載っていた。マスコミももう「円は避難通貨」と言う枕詞を使うのをやめたほうがよい。あまりにあほらしい。可能性はきわめて低いかもしれないにしても核爆弾が飛んでくるかもしれない国へ資金が逃げ込むなどありえない。火事が起きることがわかっている家に現金を持ち込む人はいない。
核弾頭や生物兵器弾頭は日本にとってはすでに現実のリスクだが米国では将来のリスクに過ぎないのだ。日本は平和ボケだ。9.11の時には円が買われたが、あれは事後的な動きにすぎない。

 

3.今後のドル円予想

19日から20日に開かれたFOMCでは、10月からのバランスシート(BS)規模の縮小を決めた。発表時には市場は予想どおり大きく動かなかったが10月以降、実際にFRBが米国債購入を減らし始めれば米長期金利はかなり上昇していくと思われる。長期債の需給に直接影響をするからだ。市場は利上げにのみに目を向けるが、利上げよりよほどBS縮小のほうが重要だ。為替により強い影響がある。利上げは中央銀行がコントロール可能な短期金利の話なのに対し、BS縮小はコントロール不能とされる長期金利の話だからだ。現在、ドル円の動向は、ほぼ100%米国長期金利に連動している。
私は米国長期金利がこれから相当に上がっていくと思うので、相当のドル高円安が進むと思っている。
なお、米国長期金利の推移は
https://www.bloomberg.co.jp/quote/USGG10YR:IND

でわかる。
米国の利上げ(短期金利に影響)、バランスシート(BS)の縮小(長期金利の縮小)は始まったばかり。これから数か月ごとに利上げ、BSの縮小が話題になる。間違いなく金融引き締めが続く。日銀は出口が無いから、お金を垂れ流し続ける。金融ユルユル。ドル円の超大幅上昇は明らかだ。

 

4.ブルムバーグコメント

ブルムバーグ社は昨日「FRBはこれからは異例なほどに拡大しているバランスシートの縮小に取り組む」と書いた。FRBのバランスシートの規模は対GDP比で24%だ。24%で「異例なほどに拡大している」のなら100%の日銀は「異異異異異異例なほどに拡大している」。「日銀には出口が無い」理由のひとつ。金融ユルユルが続く。
出口が無ければ、いったんCPIが上昇を始めると止める手段が無くなりハイパーインフレまっしぐらだ。それが歴史の教え。歴史を克服するだけの手段を日銀は発表していない。無いからだ。

 

5.安倍首相は外交・防衛・財政に集中すべき

安倍首相は、北朝鮮問題に集中し日本人の生命を守るために全エネルギーと全時間を費やすべきだ。北朝鮮問題に悩みながら同時に待機児童問題の解決を考えることは時間的にもエネルギー的にも無理だ。安倍首相は「待機児童をゼロにしろ」と基礎自治体に指示を出すだけでよい。基礎自治体に人材と財源を渡し、具体的対策は基礎自治体の長がその地域に一番適した解決法を探る。これが私の所属する「日本維新の会」が掲げる「地方分権」だ。国は防衛・外交・財政に集中すべし。日本は防衛・財政で危機に直面している。

 

(付録)フジマキな日々

1.選挙

10月22日の衆議院選挙の可能性が高くなってきってきました。
その関係で選挙終了までは通常版プロパガンダの更新の間隔が長くなると思います。ご理解いただければ幸いです。

2.藤巻たけしの1週間

・在日大使館公使の訪問
在日某国大使館の公使の方が私のオフィスを訪ねてきてくださった。モルガンで私が新卒採用した佐々木君がその大使館に勤務し始めたからだ。経済問題を話し合い、とても有意義だった。今後ともコンタクトを続けましょうと約束した。

・TV(経済番組)出演の準備夕食会
11月末に某テレビ局の経済番組に出演させていただくことになり、打ち合わせを兼ねた食事会。詳細が決まりましたら、お知らせいたします。

・堺市長選応援IMG_8813
大阪堺市で維新色のTシャツを着て、ビラを配っていたら、「ひょっとしてフジマキさんですか?」と声をかけてくださった方がいた。「はい、そうです」「あ、やっぱり。似ていると思って声をかけました」ありがたかった。

でもその後、「藤巻さん、今、何党に所属していらっしゃるのですか?」

あの~、私今日本維新の会のビラを配っているんですけどー・・・。政治家としては存在感無いな~。がっくり。

ところで、有名なアナウンサーの**さんご家族とは仲がよく、よく旅行に出かける。旅先で「**さんに似ていらっしゃいますね」と声をかけられることも多いが、そうすると**さんは「はい、よくそう言われます」とかわす。家族との時間をとても大切にされているからだろう。
一方、私は「フジマキさんに似てますね」

「ハイ、当人です。サインしましょうか?」と舞い上がってしまう。大人と子供ほどに違う対応の差。私はなんと小者なのだろう。情けなや。
(↓ 写真は一緒にビラ配りをした海老沢さん(先日の都議選にチャレンジした元スノーボード全日本チャンピオン))IMG_4357_R

 

・大盛夫婦と食事

テニス仲間だった(スジャータで有名な名酪の)名古屋製酪取締役兼社長執行役員の大盛さん夫婦と夕食。

奥様の時江さんはスジャータめいらく創業家のご長女。IMG_4351_R IMG_4348_R

 

・小泉和裕さんのコンサート@仙台IMG_4342_R
仙台フィル首席客員指揮者・小泉和裕さんの仙台における最後の指揮でその後の送別会にもぜひ出席して欲しいとの仙台後援会の中心人物・渡辺さんから
のリクエストで夕方からのコンサートに出かけた。
演題はモーツアルト「歌劇『魔笛』K620より 序曲」
シェーンベルグ 「浄められた夜 作品4」
シューマン 交響曲4番 ニ短調作品120
演奏もすばらしかったが、演奏終了後も感動モノだった。指揮者と団員とは仲が悪いとよく聞くが、小泉さんの場合は全く違った。団員に愛されているのがよくわかった。小泉さん自身は、今後は東京都交響楽団終身名誉指揮者、九州交響楽団音楽監督、名古屋フィルハーモニー交響楽団音楽監督、神奈川フィルハモニー管弦楽団特別客員指揮者として活躍を続けられる。
演奏後の懇親会には奥山前仙台市長、高坂東北大学医学部名誉教授(東北大学の学生時代、芸大生の小泉さんが東北大オーケストラ部に指揮にこられて、高坂さんは小泉さん指揮の下、演奏されたそうだ。それからのおつき合いとのこと)、また松竹の常務取締役の岡崎さん(歌舞伎は当然だがクラシックに関しても含蓄がものすごい)も東京から駆けつけられ、多士多彩な方々が参加されていた。皆様と歓談をさせていただいた。IMG_4347_R IMG_4345_R

 

・熊との衝突
(↓熊との衝突で遅れが出ているとの社内アナウンス)IMG_4331_R IMG_4332_RIMG_4333_R IMG_4334_R

 

・トラの会
昭和25年生まれの人の会@キャピトル東急 政治家になる前から参加させていただいているからもう10年以上参加しているだろうか?皆、現役を退きつつある。だから話が、ギラギラしていなくて一層面白いのかも?
IMG_4330_R(↑前列左から 大塚さん(日本精工社長)、岩田さん(アスクル社長)、長谷川さん、根津さん(東武百貨店名誉会長、根津美術館理事長&館長)、後藤さん(帝国データバンク社長)、山田さん、後列左から牟田さん(宮沢参議院議員秘書・私と宮沢さんの小学校クラスメート)、芦原さん(芦原太郎建築事務所所長)、稲葉さん(リコー取締役会議長・元日銀理事)、私、古賀さん(野村ホールディングス会長)、塚本さん(みずほファイナンシャルグループ名誉顧問・みずほ銀行元頭取)、高橋さん(東急総合研究所社長)、竹中さん(竹中土木社長)、宮澤さん(参議院議員・自民党税調会長・私の小学校・中学校のクラスメート)、柳井さん(三菱商事顧問・元副社長・私の幼稚園クラスメート)IMG_4325_R IMG_4327_R

 

3.読了本
・人情裏長屋(山本周五郎)読了
・さざなみ情話(乙川優三郎)読了  最初の9割言いようもなく切なく、重苦しい。途中で何度読むのをやめようかと思った。ところが最後は、予想通りの爽快感。私の著作と同じ?(私の本の最後は爽快感ではないか?)