プロパガンダ(臨時版)

2018年10月04日

プロパガンダ(臨時版)

(通常版は近じか更新いたします)

 

1、市場がついに動き出すか?

昨日、米長期金利が3.18%に跳ね上がった。またWTI(原油)は1バレル76.4㌦まで上がってきた。結果ドル高円安進行(1㌦=114.45)。日米金利差拡大と日本の経常収支悪化(石油高による)は強烈なドル高・円安要因だ(金利差と経常収支の動きは為替の2大決定要因)。ドル高円安がさらに進むと(注:私は進むと思う)、日本の数々の問題(=日銀に出口がないことに起因する)が明々白々となり市場どころか政局さえ揺るがす事態になりかねない。

 

2.10月2日 NY株 史上最高値 26,774㌦

日経平均が史上最高値を付けた1989年末のNYダウは2,753㌦。そしてNYダウは一昨日26,774㌦の史上最高値を付けた。さらに昨年も続投し、26,828㌦だ。1989年末と比べて9.7倍にも。一方日経平均は1989年末が史上最高値の38,915円。昨日24,110円で0.6倍。新聞が連日、27年ぶりの最高値とか騒いでいるけど、そう言われてもね~。なさけなや。27年前と変わらないだけ。米株は28年前と比べて8.4倍にもなっているのに。

ずっとドルを買って米国リスク資産を買えと言い続けてきた私だが、ドルだけ見ていた人は私のことを反面教師という。株が10倍になっていれば為替で14%やられても8.6倍になっているのだが(苦笑)

この株式市場の動きこそが30年間で名目GDP4倍の米国と1.5倍の日本の国力の差の表れだ。それなのにドル・円だけ1㌦=130.94円(89年末)から114.45円と円高が進んだ。

国力に合わない円高こそが日本経済低迷の元凶。この是正に注力していれば日本経済は今頃、万々歳だったと思うのに残念だ。残念ながらもう時期を失った。ここまで財政赤字が溜まった状況で円安誘導をすると明日Xデーの引き金をひいてしまう。