本文(臨時版)

2018年10月26日

本文(臨時版)(通常版プロパガンダは来週初めに更新いたします)

1.NY ダウ 大きなボラティリティーの理由

NYダウは一昨日(10月24日)608ドル安、昨日(10月25日)は逆に401ドル上昇とボラティリティーが大きい。「米中貿易摩擦で企業業績が心配」との分析が多いが違う。それではこのボラティリティーを説明できない。最近よく激震が走るのはFRBが出口戦略を開始し長期金利が上昇トレンドに入ったせいだ。ただ激震が走ると米長期金利は逆に下落する。それがダウ下落を抑えるのでダウ暴落継続はないと思っている。ただボラティリティーが大きい状態は続く。短期金利上げは(市場予想より上げると思っているものの)トランプ大統領のチャチャで幾分上げにくくなっている。しかしFRBが出口に入り長期国債の需給が崩れていく以上長期金利はかなり上昇するだろう。日銀は長短金利とも上げられない。上げると日銀が倒産してしまうからだ。日米金利差、特に為替に重要な10年日米金利差は拡大する。円安ドル高はトレンドとして定着していこう。

 

2.ドルこそ避難通貨

昨日(10月24日)のニュースだが「24日のニューヨーク外国為替市場で、ドルが年初来高値を付けた。」従来だと一昨日のようなNYダウ急落などの事件があると、避難通貨として円が買われていたが、そのような動き(=円高ドル安)が非常に小さくなってきた。

このブルムバーグ記事の様に欧米人はドルこそ避難通貨だと思っているからだ

日本ではまだ円が避難通貨と信じている人がいるせいで動きが中和されドル円が動かない。円が避難通貨だと思っているのは日本人だけ。いずれ世界表十に変わっていくだろう。

ドルは9.11の後「有事のドル買い」から「有事のドル売り」に180度変わったが、それが又「有事のドル買い」に戻ってきている。

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-10-24/PH48C06JTSE801

 

3.所信表明演説、財政再建に触れず。

10月23日、臨時国会冒頭の安倍総理の所信表明演説と麻生大臣の財政演説があった。普段の所信表明演説には多少なりとも財政再建の話が入っているのだが、今回は全く触れず。触れると藪蛇になると思っているからか?諦めているのか?それとも財政に関して能天気なのか?