本文&フジマキな日々(徹夜国会)

2018年12月11日

IMG_2047_R(我が家の庭でのんびりしている野良猫たち)

本文)
付録「フジマキな日々」は下の方にあります。

 

1.為替

日米金利差の拡大、収縮で動いていたドル/円が金利差が縮小した(=米金利下落)にも関わらず、底堅い。米10年もの長期金利は11月8日に3.23%(ドル/¥は113.60)をつけてから1ヶ月で0.37%も下落した(12月10日現在2.86%)。一方、円長期金利はシミ程度にしか下落しない。本来なら1㌦=105円程度まで円高が進んでいってもおかしくないと思うが、113.20銭だ。これは「円は避難通貨」としての誤解がなくなり、本来のレベルへの修正が起きているせいだと思う。今後、米国長期金利が上昇を始めると、円安がかなり進み始めるのではないか?

 

2.イールドカーブの逆転

長短金利が逆転する「逆イールド」は将来の景気減速を市場が予想しているから」という論評がしばしば出るが、それは参加者に市場原理が働いている場合の話だ。現在多くの国でイールドカーブがフラット化しているのは中央銀行が長期国債を爆買いしているからだけの話。もしイールドカーブの形状が将来の景気を予想しているのなら、日本の場合、「日本経済は全く良くならない。アベノミクスは失敗だ」と断言していることになる。イールドカーブがほぼフラットだからだ。
(私が金融マンだったときのように)中央銀行が長期債をほとんど買っていないときならば言えるロジックを中央銀行に支配されたマーケットに適用すべきではない。

 

3.第250回週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」

第250回週刊朝日「虎穴に入らずんばフジマキに聞け」は「今だから語れる 私の思い出深い倒産秘話」というタイトルで以下のとおりです。
「リーマン・ショックから10年を迎え、回顧記事が新聞に掲載されて秘話も取り上げられる。私も当コラムで2週間、このテーマについて書かせて頂いた。
しかし私個人にとって、もっと大きな倒産事件は、ベアリングズ銀行。マーケットで大勝負をしていたので、「ストレスかすごいでしょう?」と知人からよく聞かれた。「ストレスで頭に来る(円形脱毛症)ことはあっても胃に来ることはない」と、自分はストレスに強いと思っていた。しかし、実は人並みに感じていたとわかったのが、ベアリングズの倒産劇だった。
★      ★
1995年当初、かつてのボス、ドイツ人ゲルハート・ログマン氏が我が家に遊びに来た。彼はJPモルガンを退職し、ドイツの地銀頭取だった。昔話に花を咲かせていたが。夜8時ごろ、電話が鳴った。NYのモルガン本店からだった。それから、20分後、15分後、10分後と頻繁に電話が入る。ゲルハートは興常を感じ、何か貴重な情報を得られるかもしれないと席を立たない。私は面と向かって「帰ってほしい」とも言えない。さすがに12時近くに「明朝早いので」とお引き取り願った。
実はこの電話は英国のベアリングズ銀行のシンガポール支店トレーダーのニック・リーソンが大損をして、同行が窮地に陥っているとの話だった。
英国の中央銀行(BOE)から依願があり、JPモルガン副会長(FRBの元幹部)が超音速機コンコルドでNYからロンドンに飛んで資料をもらい、ベアリングズを吸収合併するかどうかの判断を下すというのだ。
ニック・リーソンが大損を出している株、債卒、為替は大半が円。そのポジション(どんな商品をどれほど買い持ち、売り持ちにしているか?)を私が吸収できるかを判断せよ、という。
東京市場が聞く前に決断を下すので、日本時間早朝4時に電話会議をすることに。私は自分で車を運転して出勤したが、高速道路上で危うく壁にぶつかりそうになった。高所恐怖症、閑所恐怖症の発症だった。この後、完治まで3年かかった。積もり積もったストレスと寝不足で表面化したのだと思う。脳検査などをしたが、異常なしだった。
このとき、ベアリングズのポジションは、すべて私のポジションと正反対。同行を吸収すれば、私のポジションはなくなり、もうけか吹っ飛ぷ。だから、私は「嫌だ」と伝えた。JPモルガンは合併断念の結論を出し.BOEはベアリングズの再建を断念した。
最悪なことに、BOEから詳細情報を得たとの原因で私はインサイダー取引に麺抵触しないように1ヵ月間ほどディーリングを禁止された。ベアリングズの残務整理でリーソンのポジションの反対取引が行われれぱ、私は大もうけのはずだった。同行が飛ぷほどの損と対極をなす大きな和益のはずだったが、あえなくパーに。私のポーナズもだ。病気は発症するし、もうけそこなうし。最悪だった。
ちなみに。ペアリングズのポジションが新聞各紙に当時掲載されたが、私がBOEから得た数字と比べると全新聞が大違いだった。それも印象的な思い出。今だから語れる倒産秘話である。」

 

4.日産のゴーン元会長の拘留

日産のゴーン元会長の拘留が長期化しているが、「えらく厳しいな~?」という気がしなくもない。有価証券報告書で(本人は否定しているそうだが)本当に過少申告したのなら法律違反ではある。しかし有価証券書は株主または購入検討者、債権者等へのための情報だ。取締役の報酬全額が変わらず、ゴーン氏個人の報酬が10億円ではなく本当は20億円だったとして、それで投資判断、融資判断を変え損をした人は何人いるのか?と考えると、大罪なの?とも思ってしまう。国民の利益が実際に損なわれる脱税とは罪の程度が違う気がする。

 

5.官民ファンドの高額報酬

12月4日朝日新聞1面に「経産省、高額報酬認めず 官民ファンド、産業革新投資機構 」
と言う記事が載っている。「 国内最大の官民ファンド、産業革新投資機構(JIC)が導入をめざす経営陣への高額報酬について、経済産業省は3日、認めないと発表した。世論の理解を得られないと判断した。官民ファンドと所管官庁が対立する極めて異例の事態になっている」
経産省が認めないといっている以上、高額報酬は認められない。それは当然。会社は株主のものであり、大株主である政府(=国民)が、報酬が高額すぎるといっているから経営者の抵抗は無駄だ。欧米では意思決定がトップダウンでトップによって業績が雲泥の差を生むから高給を払ってでも業績を上げる経営者のほうが良い。ゴーン氏の報酬が高すぎると外野である社会が、文句を言うのは筋違いだ。会社が株主のものである以上、株主以外からクレームを受ける筋合いはない。
私の長い市場経験からすれば、ぼんくら経営者やファンドマネージャーではパーフォーマン極めて貧弱になると思う。しかし株主である経産省(=国民)がぼんくらでも給料が安い経営者の方がいいといっているのだからそうせざるを得ない。
逆に言えば、高給な報酬をもって集めた優秀な経営者やファンドマネージャーを必要とするファンドに公的機関が参入すべきではないのだ。民でできることは民ですべきだ。
高額所得の経営者がいて格差が広がりすぎると思うのなら報酬をもらった後の税制等で対処すべきもので株主以外の外野が高額報酬を、とやかく言う筋合いのものではない。

 

6.参議院財政金融委員会 黒田日銀総裁との質疑

12月6日参議院財政金融委員会の日銀ヒアリングで黒田総裁に14分間質問した。
財政が最悪な状態にある政府は、日銀に異次元緩和という名目で、長期債を爆買しいてもらい何とか資金繰り倒産を回避している。日本得意の飛ばしだ。しかしそのせいで日銀はべらぼうな量のお金をばら撒いてしまった。日銀のバランスシートの対GDPで101%にもなっている。一方、日銀前田理事によると直近の数字でFRB20%、ECBは40%、BOE29%(ただし2018年2月末)だ。いかに日銀がメタボか(=お金をバラまいている)がわかる。
先日の予算委員会で私に黒田総裁は「他国の先行事例を参考に出口を模索していく」とと絶えられた。黒田総裁や私がダイエットに成功しても、その方法は小錦さんや碧山には通用しないはずだ。小錦さんは過激なダイエット法を採用とした記憶している。
相変わらず議論はかみ合わなかったが、事態はますます深刻化していることだけは確かなようだ。議事録はこのプロパガンだの一番下にあります。

またYou Tubeは
https://www.youtube.com/watch?v=be0dfkY5v4kでご覧になれます。

 

7.日本維新の会機関紙

日本維新の会の機関紙の「藤巻健史政務調査会長代行ってどんな人??」で紹介していただいた。前半2問は政策に関しての質問。後半2問は(=柔らかい質問ですので)付録で紹介させていただく。
「藤巻健史政務調査会長代行ってどんな人??
伝説のディーラーと呼ばれた男、藤巻健史参議院議員(比例区)についてご紹介致します!
Q.藤巻議員といえばやはり「経済」なのですが、一言に「経済」といっても様々です。そこで、今の日本経済において一番の問題点は何であるとお考えでしょうか?
A名目GDP(国内総生産)の伸び率が世界の主要国の中でもっとも低いことでしょうか。30年間で1.5倍にしかなっていないのです。米国4.1倍、英国4.9倍、韓国17.8倍、中国など75倍にもなっているのに、です。当然一人当たりの収入も1.5倍にしかなっていません。国民が豊かさを感じられないわけです。
経済規模が1.5倍なら税収も1.5倍にしかならないのが普通です。実際、税収は30年間で1.5倍にしかなっていません。一方歳出は2倍になっています。巨大な借金がたまるのはあたり前です。
他国でも最低4倍の成長を達成しているのですから日本も2倍の成長をしていれば問題は起こらなかったはずです。その意味で、ちまちました骨細改革ではなく、松井代表が2017維新八策でおっしゃったグレートリセット(大改革)が必要だと思います。
Q.我が国の財政は常に赤字状態です。少子高齢化が進む中、将来世代への負担ばかりが増えていますが、国の財政再建についてどのようにお考えでしょうか?
A.財政トリアージ(医療で、災害時、治療の優先度を決定して選別を行うこと)が必要でしょう。 こんなに財政が悪いときに、なぜこんな歳出を許すのか?と思うことがよくあります。無いよりはあった方がいい予算ですから財政への危機感が無いと反対しにくいのです。国民の皆様にきちんとした認識を持っていただく努力が必要と考えています。」機関紙

 

 

付録 フジマキな日々

1.三井信託1974年入社組みOB会

①三井信託1974年入社組OB会が日本橋の東レ社員クラブであった。今年で13回目だ。私は3回に2回のペースで参加している。
いろいろな人がいる。佐々木君(一橋大法学部卒。東大入試のなかった年に入学したものの留年したので同期になった。ちなみに私は現役だったこの年、東大の代わりに一橋を受け、1次で落とされた)は,読むべき本はすべて読んでしまったので、今は大学受験の数学を解いているとのこと。予備校の講師くらいならできると言っていた。
ちなみに「読むべき本の中に、私の本が入っているんだろうな」と念をおしたら「入っているわけない!」とのことだった。やっぱり。

②もう一人の佐々木君が「今、**している。銀行にいたときは**していた」と言うのに思わず「銀行って、どこの銀行にいたの?と反応してしまった。しまった。ぼけた。私は今日、三井信託銀行OB会に来ていたんだっけ。

 

2.昭和天皇のお孫さん・壬生さん

懇意にしていただいている生島ヒロシさんの「生島企画」の30周年記念パーティー@ニューオータニに参加させていただいた。豪華ゲストだった。IMG_6008 IMG_2085_R
https://www.asahi.com/and_w/interest/entertainment/CORI2124583.html

その後、同じくパーティーに参加していた昭和天皇のお孫さんの壬生さんと家内と3人でキャピトル東急のバーで飲んだ。楽しかった。
壬生さんとはロンドン転勤直後のウインブルドンテニス大会のレナウンのマーキー(接待用テント)で初めてお会いした。「これから爺さんの**の会があるから1泊で日本に帰る」とおっしゃるから、「すごいな、爺さんに会いに日本へ往復するのか?」と思ったら、その爺さんとは「昭和天皇」のことだった。日本に帰国してから共通の友人がたくさんおり、しばしばお会いするようになった。家内は奥様とも懇意にしていただいており、先日、奥様が国会見学に来てくださった。ご案内した。

 

3.新潟県小千谷市真人町 第ニ藤巻病院

取り壊しの危機にあった国登録有形文化財の旧第ニ藤巻医院が残った。本家筋の医院だ。たいへん嬉しいこと。「NGOこめ」さん、ありがとうございました。有効活用、是非宜しくお願い致します。新聞12.10

4.デザイナー佐藤忠敏さんのアトリエ訪問

ウインブルドンのロゴマーク(Wのマークやラケット2本がクロスしているデザイン)を作ったデザイナーの佐藤さんのアトリエを見学。8人いるスタッフの方のうち、お二人が残業していたので、仕事ぶりを見学させていただいた。よく目にしたデザインがたくさんあった。佐藤さんは動物大好き人間。
(↓趣味で書いた動物の絵)IMG_2115_RIMG_2117_R
IMG_2104_R IMG_2103_R(↑佐藤さんがデザインされた調味料などなど)

その後、目の前にあるミシュランの三ツ星レストラン神田で食事。

 

5.使用前・使用後

今年1番うれしかったこと。↓ は3年前の予算委員会無題↓は今年の予算委員会。頭頂部の変化にご注目!_V8J6600_R

 

6.「藤巻健史政務調査会長代行ってどんな人??」(日本維新の会機関紙より)

日本維新の会の機関紙の「藤巻健史政務調査会長代行ってどんな人??」で紹介していただいた。後半2問は柔らかい質問ですのでこちらで紹介させていただく。
「藤巻健史政務調査会長代行ってどんな人??
伝説のディーラーと呼ばれた男、藤巻健史参議院議員(比例区)についてご紹介致します!
Q.話はガラリと変わりまして、議員の著書を読ませて頂きましたが、その中で奥様のお名前が頻繁に登場していました。本当に仲が良いといいますか、愛していらっしゃるのだとひしひしと伝わるのですが、議員にとって奥様はどのような存在でしょうか?
A.私は愛していますが、反対に愛されているかわからないのが問題です(笑)。人生観を変えてくれたし、窮地をも救ってくれました。彼女がいなければ今の私は無かったと思います。
生活の安定のみを考える奥さんだったら、終身雇用制真っ盛りのときに、清水の舞台から3度飛び降りる決意で米銀に転職するなど出来なかったと思います。
米銀を辞めた後の話ですが、深夜、情報端末をみていたら、NY市場で経験したことの無い大暴落が起こりました。自己破産したと思いました。しょぼくれている私を見て、家内が「いいじゃないの。どうせ4畳半の生活から始まったのだから、またあの時の生活に戻ればいいだけよ」と慰めてくれました。その後、情報会社のミスだとニュースで知りました。「縮まった寿命を返せ!」と思いましたが、家内のやさしさを知った事件でもありました。
Q.「いつもユーモアを忘れずに!」こちらも同じ著書に書かれていた言葉ですが、いつもユーモアを忘れないために議員が心がけていることはありますか?
A.外資にいたせいで、ユーモアを大事にしていたのだと思います。外資ではユーモアを話せないと人格を認めてくれませんから。ユーモアは余裕の表れです。プロ中のプロになればその分野で余裕が生まれ、ユーモアも出てくるのです。昔なら出るユーモアが最近では親父ギャクになっているのは政治家としてまだプロ中のプロになっていないせいと反省しています(笑)。

 

7.藤巻健史の2週間

11月28日(水)

15:45-16:00 日本維新の会 議員総会
16:00-18:25 参議院 本会議
19:00―21:00 政調役員懇親会@赤坂 Tokyo  CrossIMG_2055_R IMG_2052_R
政調職員の梅田さんが辞めるのでその送別会。どこか聞いた名前のレストランだなと思っていで帰宅して確認したら、やはり先週末我が家に来てくれたJPモルガン時代の直属の部下、小林亮君が勤めるレストランだった。亮君にメールした。

11月29日(木)
もろもろのアンケート回答
12:00-14:00  モルガン時代からの仲良しの上田短資吉田専務に来館いただき昼食、金融市場の現状のレクチャーを受ける。金融マーケットの様変わりぶりに驚く。マーケットは死んでいる。IMG_2058_R
15:00-15:30  自宅から土地家屋調査士と電話会議
16:00-18:00  林家木久蔵師匠の高座後飲み会でいつも一緒になる高橋テーラー高橋社長が自宅に来てくださり洋服の寸法取り。高橋さんは従業員150人を抱える洋服会社の社長さん。社長自らに採寸していただき恐縮。採寸後、歓談。

11月30日(金)
8:15-8:45 日本維新の会 国交部会
9:45-10:00 議員総会IMG_2061_R
10:00-12:00 本会議
12:10-12:15 議員立法 参議院議長に提出
12:30-12:55 参議院財政金融委員会理事懇談会
13:05-13:20 国民生活・経済に関する調査会 理事懇談会
13:20-14:15  近所の犬仲間であり、しょっちゅう一緒に旅行に行く済生会中央病院竜崎副院長ご夫婦+おじょうさんの絢佳さん、お孫さんの遼君が来館。国会案内、歓談IMG_2065_R IMG_2062_R
14:15―15:45 長崎コインの大平さん他、仮想通貨関係の方と意見交換
イノベーション長崎代表理事 大平敬己さん(元医師)
Next Web代表 前岡嘉敬さん
(株)ツインズネイル 最高経営責任者 淵上直樹さん
大見税理事務所所長 大見光男税理士IMG_2067_R
18:30-20:00  生島企画室30周年パーティーIMG_2089_R
IMG_2075_R20:00―21:45  昭和天皇のお孫さんの壬生さんと飲み@キャピトル東急
のバー

12月1日(土)
8:00-12:00  テニス2勝1敗
たまっていたメール返信、大嫌いな英文書き、その他ペンディング整理

12月2日(日)
8:00-12:00  テニス1勝2敗
週刊朝日原稿書き 3週分

12月3日(月)
12:45-13:00 日本維新の会 議員総会
13:00-14:45 参議院 本会議

12月4日(火)
16:00-17:00 日本維新の会政調勉強会「上場銀行の負ののれんとゆうちょ銀行による地銀再生」
18:45-19:15 デザイナー佐藤忠敏さんのアトリエ訪問IMG_2120_RIMG_2113_R IMG_2099_R
IMG_2097_R19:15-21:15 佐藤さんタックの目の前にある三ツ星レストラン神田で佐藤さんご夫婦と食事

12月5日(水)
9:45-10:00 日本維新の会 議員総会
10:00-11:45 参議院 本会議
13:00-14:00 千葉維新の会 面接
18:00-20:00 三井信託49年入社OB会@日本橋東レ社員クラブ

12月6日(木)
9:45-10:00 財政金融委員会 理事会
10:00-13:00 財政金融委員会
(12:10-12:25 藤巻健史質問)IMG_2130_R IMG_2127_R
15:00-16:00 ハゲ治療
18:00-19:00 東京教育大学付属高校のミニ同窓会「虎の門界隈で働いていた同期ノメンバーの会」

(↓右から反時計回りで、小林、鈴木純夫、鈴木ネコ、渡辺ワンタロー、冨田、秋間、橋本、森、私、稲本(旧姓))IMG_2143_R IMG_2151_R

12月7日(金)
9:45-10:00 日本維新の会 議員総会IMG_2155_R
10:00-13:20 参議院 本会議①
13:30-14:20 日本維新の会台湾友好議員連盟 勉強会IMG_2161_R IMG_2159_R
19:30-20:50  本会議②
22:10-23:30   本会議③
01:20-04:05   本会議④
眠い。疲れた~!

 

7.読了本
峠しぐれ(葉室麟)

 

(財政金融委員会・平成三十年十二月六日議事録)
日本維新の会の藤巻健史です。よろしくお願いいたします。
黒田総裁とは三時間とか四時間でも議論したいんですけれども、十四分しかありませんので、ごく一部を質問させていただきたいと思います。
まず、各中央銀行、日本銀行、それからアメリカ中央銀行、そしてヨーロッパ中央銀行、英国中央銀行のバランスシートが対GDPで何%あるのかをまず教えていただきたいと思います。どのくらい国力に比べてお金をばらまいているかの指標だと思いますので、その辺の数字を教えてください。
○参考人(前田栄治君) お答えいたします。
日本銀行そしてアメリカのFRB、ヨーロッパのECBにつきましては、二〇一八年十一月時点の資産規模の計数が利用可能でございます。これと各国における直近のGDPの計数を用いて資産規模の対名目GDP比率を計算いたしますと、日本銀行は一〇一%、FRBは二〇%、ECBは四〇%となっております。英国のBOEにつきましては、直近で確認可能な二〇一八年二月末時点における資産規模でございますけれども、GDP対比で二九%となっております。
○藤巻健史君 今数字を聞きましたように、日本銀行が抜群にというか、桁違いにバランスシートがでかいわけですね。お金をばらまいているということだと思います。
先日の、十一月二十六日の予算委員会で私が質問したときに黒田総裁が、出口に関しては、バランスシートの縮小は非常に重要であるけれども、海外の中央銀行の先行事例を参考にしながら考えるとおっしゃっていました。
私とか黒田総裁がダイエットに成功したとしても、小錦さんとかあの碧山がダイエット、同じ方法が適用できるとは思わないわけですよ。小錦さんなんか物すごい過激なダイエットをやったと思うんですけれども。こんなにメタボになった、要するにバランスシートを膨らました日本銀行が他行と同じように、他の中央銀行と同じようにバランスシートを縮められるんでしょうか。
○参考人(黒田東彦君) 先ほど来申し上げておりますとおり、出口に当たって、いわゆる出口戦略としては、拡大したバランスシートをどのように取り扱うかということと、短期の政策金利をどのように引き上げていくかというこの二つが出口における変数というか課題というか、ツールになるというふうに思います。
そうした面で諸外国の例を見ますと、アメリカの例が一番最近の例ですけれども、国債についてはネットの買入れ増を止めて、それからかなりの期間バランスシートをずっとフラットに保っていて、その意味は、償還される分に応じた分を新たに国債を買い入れていたわけですけれども、それをやめて買入れを減らしていった結果として、だんだんバランスシートが減ってきているという形でバランスシートの調整を行っておりまして、そういった調整自体は十分参考になるというふうに思います。
ECBは年内に新たな買入れをやめるということですけれども、その先どのように拡大したバランスシートを減少させていくかというのは今後の課題だと思いますけれども、十分ECBの状況を見ていきたいと思っております。
○藤巻健史君 私はかなり難しいと思いますけど、お手並みを拝見したいと思います。
次に、テーパリングについてお聞きしたいと思いますが、今おっしゃったように、買入れ増を止める、すなわちバランスシートをもう大きくしないというのがテーパリングの完了ということなわけですけれども。先ほど来聞いていますと、景気は大分良くなってきているとか、まだ、二%に近づいてデフレは脱却したとか、かなりいい状況だと思うんですが、それを聞いていて思ったんですが、昔の伝統的金融政策でしたら、政策金利を例えば二・五から二・〇%にとどめて、次の政策金利を下げるまでは金融政策って一定なわけですよ。しかも、目標に近づいてきたらば、二・五%にまで下げたものを更に下げるなんということをせずに、ひょっとすると二・七五ぐらいまで上げていますよ。
ところが、今やっている異次元の量的緩和というのは、毎月毎月追加的に強烈に、より強烈に緩和をしているということですからね。なぜ、それほど目的が近づいているなら買い増し額を増やすのか。バランスシートが増え続けているということは量的緩和を加速させていることですから、もし二%に近づいている、もうちょっとだというのだったらば、もうバランスシートを増やす必要ないじゃないですか。どうしてテーパリングの完了をさせないんでしょうか。これ、一点お聞きしたいと思います。
それと、あともう一つお聞きしたいのは、どこまでテーパリングを進めていくのかと。今ステルステーパリングということはあります。正式には八十兆円買い増しだというところを四十兆円増まで買い増しを減らしているという話を聞きますけれども、これ以上減らしてテーパリングの終了状況まで持っていけるつもりでいらっしゃるのか、お聞きしたいんですね。
というのは、なぜかというと、この前、参議院の調査会である大学の先生をお呼びしたらば、国債なんか暴落するわけがないと、みんな自分で売ってしまえば自分で自分の首を絞めることになるから誰も売らない、だから暴落しないなんとおっしゃって、全くマーケットを知らないかなと思いましたけれども。
それは別としましても、全員が満期が来たものを買換えをする、それだけじゃ国債は暴落しますよね。なぜかといいますと、毎年毎年赤字が、例えば今年度でしたらば三十四兆円の赤字国債が新たに発行していますから、皆が売らないでも、売らない状況であっても、誰かが三十四兆円分買い増さないとこれは国債の需給バランス崩れちゃうわけですよ。だから、売らなければいいという問題じゃなくて、買い増さなくちゃならない人が必要なわけです。
ところが、今、日銀が、四十兆であれば来年度の新規国債は確かに買えますよ。ですけど、もし日銀が四十兆が、三十四兆円を、例えば初年度の赤字分を買わなかったら誰が買うんですか。今基本的にはみんな売っていると思っていますけれども、誰か新規に買わなかったら国債暴落ですよ。それで、これ予算なんかも組めなくなりますよ。藤巻の給料、誰が払ってくれるんだというような状況になってしまうわけですよね。
もし日銀が更にテーパリングを進めたら誰が買ってくださると思っているんでしょうかということをお聞きしたいと思います。前、白川総裁時代に、多少の異次元、緩和をやりました、量的緩和をやりました。でも、あのときは、出口は外国人が買ってくれたんです。今〇・一%が〇・〇五%で誰が買ってくれるのか。みんなが売っているときに、誰が買い増しをしてくれる人がいるのか、お聞きしたいと思います。
○参考人(黒田東彦君) この非伝統的金融政策と言われる政策は米国も欧州も日本も行ってきたわけでございますが、その際の金利に対する影響についてはいろいろな議論がありまして、フローとしての買入れ額が金利に非常に大きな影響が出るという説とストックが大きな影響を持つという説とあって、いろんな議論があった挙げ句ですけれども、やはりこのストックの効果は大きいということにはなっているようです。
そういった意味では、委員御指摘のとおり、年間八十兆ではなくて、今四十兆割っていると思いますけれども、そのぐらいのペースに落ちている中でも、依然としてゼロ%程度の十年物国債の金利が維持されているということは、やはりストックの効果が十分出ているんだろうというふうに思います。
他方で、御指摘のように、国債市場全体を見たときに、一体、国債の需給あるいはその価格、裏側でいえば利子ですけれども、利子率がどうなるかというのはいろんな状況にもよるわけでして、金利については御承知のように金利構造の期待理論というのが最も有名な理論ですけれども、さらには、タームプレミアムが相当利くとか等々いろんな議論がありますので、単純にその国債市場の規模、国債が新規に発行されていくということによって直ちに国債価格が下落するというふうにも言えないと思います。
ただ、御指摘の点は十分、ここにはいませんけれども財務省は認識していると思いますし、当方としては、あくまでも国債の買入れというものはイールドカーブコントロールをする上で必要なことをやっているわけでして、その上で必要なだけの買入れをしているということで、それ以上でも以下でもないと。
したがいまして、二%が達成されるような時期になれば、当然、出口戦略というのは議論になってきて、バランスシートをどうするかという問題も当然議論になってくると思いますが、そうした場合でも、何かその金利が経済の実態を離れて大きく跳ねて経済や物価にマイナスになるようなことがないように適切な金融政策を行うという点は変わりないと思いますけれども、基本的には、二%が達成されるような時期になれば、当然、出口戦略について議論が行われ、それが実行されていくことになるというふうに思います。
○藤巻健史君 今四十兆、新規発行額よりも購入額増が割っても大丈夫なような、今は一応四十兆円ペースでも、年間四十兆円増ペースでも金利は低位安定しているじゃないかとおっしゃっていましたけれども、それは四十兆円ペースだからで、ペース。これ一年間四十兆円とか、新規発行額より少なく日銀しか買わなかったらばこれは物すごい影響があるし、それが分かった段階で、さっき、大門さんじゃないですけど、先物市場で売りが巨大に入ってくると思いますけどね。そんな楽観的なのでいいのかなと私は思っております。
最後に、時間がないのでお聞きします。まあコメントだけになっちゃうかもしれませんけれども。
先ほど来、地方銀行の経営が悪いとおっしゃった理由として、人口減の問題だとかそれから経費率が高過ぎるとか、そういうような末梢的なことをおっしゃっていますけれども、それは、例えば藤巻家が苦しくなった、それは息子たちのお年玉が減ったせいだというのを言っているようなものであって、幹の部分は私の収入が上がるか下がるかなんですよ。
なぜ地方銀行の業績が悪かった、これマイナス金利でもありません。要するに、日本銀行が長期国債を爆買いして、それがゆえに長期国債の値段が上がって長期金利が下がった、要するに長短金利率が全くなくなってしまったことが根本的な問題ですから、これをやらない限り、地方銀行は大変なことになります。それは大丈夫なんでしょうかね。それがもう一つ。
それで、かつ、逆に言うと、長期金利を上げておきますと、地方銀行の国債は大体九六%とこの前金融庁長官にお聞きしましたけれども、九六%が時価会計の国債ですから、もし長期金利が上がったら、みんな評価損でばたばたですよ。大丈夫でしょうか。お聞きしたいと思います。
○参考人(黒田東彦君) 私どもも、地方銀行を含めた金融機関の状況については、考査、モニタリングを通じて把握をしておりますけれども、御指摘の点は、その点だけ取って、国債価格が下落するという、金利が上がるということだけ取っていえばそういうファクターがあるということはそのとおりなんですが、そういう状況というのは、経済が更に前進して、物価上昇率も上がっていって、名目金利もそれに合わせて上がっていくという状況の下であるわけですので、地方銀行も含めた銀行の収益全体の状況というのは、御指摘のファクターも含めて、全体を見ていかなければならないと。
そういった場合に、現時点ですぐに地方銀行がそういう重大な時期に差しかかるというふうには見ておりません。ただ、趨勢的に、やはり人口が減少し、企業数が減少する、特に地域がそうですけど、そういうことはどうしても地方銀行に対する影響が長期的には出てくるということは避けられないわけですし、それに対応して何らかの対応策を取らなければならないということだと思います。
○藤巻健史君 時間がないので、一言だけ申し上げますと、最後の部分は単なるエクスキューズにしか聞こえません。やっぱり地方銀行が苦しいのは、長短金利差がなくなっていること、異次元の量的緩和のせいだと私は思います。
以上です。終わります。