米利下げ、日銀政策会合(臨時版)

2019年09月19日

1.米利下げ

パウエルはトランプ大統領と市場に忖度をし、かつ今後大きな利下げをしないことを市場に暗に示した。にもかかわらず、どの市場もノンーイベントの反応だった。さすがのお手並みといえよう。そもそも株価が史上最高値圏にあるときに連続利下げをするのは、万が一に備える目的であってもあまりに異常だ。https://www.msn.com/ja-jp/money/news/%ef%bc%97%e6%9c%88%e3%81%ae%e7%b1%b3%e5%9b%bd%e5%82%b5%e4%bf%9d%e6%9c%89%e6%ae%8b%e9%ab%98%e3%80%81%e6%97%a5%e6%9c%ac%e3%81%8c%e5%a4%96%e5%9b%bd%e5%8b%a2%e3%81%a7%e9%a6%96%e4%bd%8d%ef%bc%8d%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a8%e3%81%ae%e5%b7%ae%e6%8b%a1%e5%a4%a7/ar-AAHrssf

2.7月、日本勢・米国債大量買い増し

7月に日本勢は米国債を79億ドルも買い増して外国勢の中では保有額がトップになったとのこと。生保はともかく、銀行はドル運用、ドル調達が減速のはず。10年長期金利が1.80%、FFレートが1.75~2.00%で、これ以上の下げは当面ないとなると苦しい。18日のようにFFレートが一時的にでも10%になるようなことがあると、簡単に逆ザヤになってしまう。資金黒担当者は肝を冷やしただろう。キャピタルゲインを狙うのなら早い者勝ちか?https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-18/PY06SST0G1KY01?srnd=cojp-v2

3.日銀、追加緩和を検討???

「日銀、金融政策据え置き」。どのマスコミも大方このような表現をするが、注意が必要だ。「伝統的金融政策」下においては政策決定会合が次に開かれるまでは緩和度は同じ(=政策金利が変わらない)だ。しかし異次元緩和下では毎日BSを膨らませ続けている。すなわち昨日よりも今日、今日よりも明日と、緩和の程度は深化している点だ。自動車で言えば伝統的金融政策では会合間のスピードは同じ。異次元緩和では会合間でも加速している。加速の度合いをどの程度変えるだけだ。その意味では、日銀は毎日、追加緩和をしてるのだ。https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-09-19/PY0JOVDWLU6B01?srnd=cojp-v2