「法定通貨の価値低下=インフレ懸念、ドル高」「中央銀行同士の取引でも相手の倒産リスクを考える」「残念ながらもうハイパーインフレという借金踏み倒し策しかないだろう」他

2021年12月26日

1.「法定通貨の価値低下=インフレ懸念、ドル高」 本日の日経新聞1面記事。「各国中銀のドルに対する疑心暗鬼は拭えず、ドルから金への流れが続いている」という内容だが、これを読んで「ドル安進行」と考えたら大間違い。これは、世 …続きを読む →

「ヘミングウェイが見たインフレ」「 利上げよりもはるかに大きな激震=償還債券の再投資をしない」「簿価会計の財務諸表を米系金融機関は信じるか?」他

2021年12月24日

1.「ヘミングウェイが見たインフレ」 昨日の大樹小機。「『去年はヘルンベルクに旅館を買えるほどの金を貯めてました。今じゃ、その金でシャンパン4本も買えやしません』。米国の作家、ヘミングウェイが特派員としてドイツに渡り、現 …続きを読む →

「日銀重篤・円紙くず化の説明」(プレジデントオンラインの拙稿)

2021年12月22日

「日銀重篤・円紙くず化の説明」 本日9時にプレジデントオンラインに拙稿がアップされました。無料で読めます。これをお読みになれば、何故、私が「円が暴落する・円が紙くず化する」「日銀は重篤状況だ」と言っているのかがお分かりか …続きを読む →

「大きなベクトルの変更」「バラマキは国民生活の地獄化につながる」他

2021年12月21日

1.「大きなベクトルの変更」 非常に劇的なマーケットのトレンド変更が近づいていると思う。ドル/円は1972年までの360円時代から2011年の70円台後半まで円高が進んだ。そこから多少円安に振れたがそれからの10年間は円 …続きを読む →

「激震はこれから。今は量的緩和拡大中(=世の中にあるお金の量は拡大中)」「前回の資産縮小は満期待ち、さて今回は売るオペをやるか?」他

2021年12月20日

1「激震はこれから。今は量的緩和拡大中(=世の中にあるお金の量は拡大中)」 激震はまだ起こっていない。FRBの金融引き締めはまだ始めていないし決まってもいないからだ。 まず来るのは、3月頃にやってくる量的緩和状態の極限状 …続きを読む →

「日本病」はどうやら文字どおり、日本だけの特殊問題として残っていきそう」

2021年12月18日

本日 午前にアップされた朝日新聞デジタルの中で原真人編集委員が私のことに触れてくださった。 「先月出版された国際的な有力経済誌「ザ・インターナショナル・エコノミー」に「米国が『日本化』するリスクはどれほどあるか?」という …続きを読む →

「一昨日のFRBは『劇薬の先送り』を行った」「FRBの保有資産縮小(=量的緩和の縮小)時期は『まだ何も決めていない』 (パウエル議長):」「もう出口を語るのは時期尚早ではない。出口を語ってくださいよ、黒田さん!」」

2021年12月17日

1.「FRBの保有資産縮小(=量的緩和の縮小)時期は『まだ何も決めていない』(パウエル議長): テーパリングのことを、多くのマスコミ(「資産購入の縮小」にすぐ修正したブルムバーグを除いて)が「量的緩和の縮小」と誤訳し続け …続きを読む →

(本日第2弾)「英語を喋れないことは日本の国益」

2021年12月16日

本日は朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。 「英語を喋れないことは日本の国益」 この安倍元首相発言に対しては正統派の経済学者はあきれて「口をアングり」だろう。首相時代にこんな発言を海外でされな …続きを読む →

「FRBの決定の影響」「FRB は来年4回の利上げ?」「ストリップ小屋で裸で歌ったら?」他

2021年12月16日

1.「FRBの決定の影響」 FRBはテーパリングのペースを倍増するとし、2022年の利上げ見通しを前回の1回から3回に引き上げた。あと今後の決定で重要なのは、いつ、満期が来る国債の買い替えを中止するか?だ。これは長期金利 …続きを読む →

「サマーズ氏は来年4回の利上げを予想」「市場に激震が走るのは、FRBが満期国債分を再投資しなくなる時期(=量的緩和の縮小開始時)」他

2021年12月15日

1.「『金持ち道楽』に対してのコメント」 前澤さんの宇宙旅行に対して玉川徹氏が「金持ち道楽」とコメントしたことに対し、日刊ゲンダイからインタビューを受けた。「他人のお金の使い方に関して『金持ちの道楽』という発言からは、サ …続きを読む →