1.「世界的な債券安、政府債務の水準で濃淡」
ウォール・ストリートジャーナル日本版曰「顕著な例外は日本だ。日本はG7諸国で対GDP債務比率が最も高いばかりか、ネガティブなニュースが相次いだにもかかわらず、7-9月期の10年債利回りの上昇幅は約0.4ポイントと、G7の中で最も小さかった」
―――>歪みが溜まっていると言う事。発行国債の半分以上を日銀が保有し、他国の中央銀行は保有しない株式を日本一保有し、為替介入をしばしば行い、政府日銀がモグラたたきで必死に膿がしみだすのを抑えているからに過ぎない。
おできの内圧は限界にまで高まっており、破裂したときの衝撃は凄まじいものとなる。円の紙屑化など。
2.「米国は全て時価評価だから損切りが早く膿もすぐ出し終わる」
米国は財務諸表はともかく評価が全て時価評価。だから損切りが早く膿もすぐ出し終わる。 日本では満期まで持つものは簿価評価で良いなどと言っているが、少なくとも私がいたときのJPモルガンは目的がなんであれ、購入した債券はすべて売買目的債券と捉え、全てを時価評価していた。 一方、日本では満期保有とされた債券に関しては簿価会計で済むから、いつまでたっても損切りができない。 会計上含み損が実現層に変わるのが怖いのだ。 特に責任者が変わった時など前任者の責任である損失を自分の時に表面化し、自分の損として認識されるのを極めて嫌がるから、いつまでたっても損切りができない。日本の長期金利の上昇が世界に遅れているのはそういう点もあるだろう。そして最後に耐えきれなくなってドカーンと来る。
3.「1990年代の米銀の栄光は、時価会計にあった」
昔、地銀月報だったか、会計雑誌だったか忘れましたが、1990年代の米銀の栄光は、ほとんど日本人は誰も気がつかないけれども、時価会計にあったのではないか、ペインに勤めての実感であるとの論考を書いたことがあります
保有国債の損切りを今までできずに、今現在大いに苦しんでいる日本の弱小金融機関が多々あると思っています。 危機があるたびにいつも損切りが1番遅いのは日本と言われている理由の最大ものだと私は思っています。 損の先送りの最たるものは、異次元緩和という名の財政ファイナンスですが、財政破綻を先延ばしにした結果、膿がおおいに溜まってしまったと思います。
4.「簿価会計を盾にいつまでも軌道修正を遅らせている&金融制約」
以下のリツイートを私のXにいただいた。 .
「そうか! 簿価会計を盾にいつまでも軌道修正を遅らせているから最後に時限爆弾が回ってくるのか しかも今回はマネタイゼーションが起因となり大幅な制約付きの金融政策でしか身動きが取れず益々判断を遅らせている もはや補完当座預金制度も不可逆的だし 世界は引き締め、日本は370兆円投資という皮肉」
以下のように返信した。
「まさにその通りです」
5.「いつも日本が最後」
ブルムバーグいわく「米国債売り続く、長期債利回り2002年以来の高水準-30年債は6%視野」
――>最後まで世界に過剰流動性を供給し続けて、世界経済の最後の砦となっていた日本という最後の砦が崩れ、世界経済が落ち込んだと言うのは、私の長いマーケット経験で何度かあった。いつも日本が最後で、そのせいで谷は最も深かった。先日も書いたが簿家会計信仰のせいでもあるし、日銀の意思決定が遅いせいもあろう。 歴史は繰り返すのか? 今回の日銀の意思決定が遅いのは、金融制約のせいだろうからタチが悪い
6.「日本のガソリン補助金はいずれつきる」
日経済新聞いわく「アラムコCEO、世界の石油在庫『回復に2年』 新たな輸送路も検討」――>どちらにしても石油高は続くだろう。日本のガソリン補助金はいずれつきる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR05AUJ0V01C26A0000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1791225322
7.「産油国でもない日本が世界一ガソリンが安い」
以下のリツイートを私のXにいただいた。 .
「同意です。ただ補助金が尽きた時、国民がそれに耐えられるか疑問です。産油国でもない日本が世界一ガソリンが安いなど狂っています。そしてその狂っている状況を当然のものとして受け入れている現在、補助金が尽きて是正されれば阿鼻叫喚の地獄となるでしょう」
以下のように返信した。
「agreeです
8.「日本は危機になっても助けてくれる国がない」
元日記新聞聞貴社の磯野直之氏が。先日の私のX に対して以下のリツイートをくださった・
「ギリシャもフランスもユーロ圏だから、危機に陥った時は他のユーロ圏諸国は厳しい財政引き締めを条件にするものの支援に乗り出さざるを得ない。ユーロが激しく下落するのを防ぐために。 日本は危機になっても助けてくれる国がない。」
以下のように返信した。
「その通りです」
9.「こんなペースで長期金利が上がっていって、世界経済、特に日本経済は持つのか?」
以下、10月1日の私のX。
日本時間は落ち着いていると思ったら、欧米勢が入ってきた時間になったらに日米長期金利とも、く、くっとまた上がり始めた。こんなペースで上がっていって、世界経済、特に日本経済は持つのか? 日銀は大丈夫か? なんといっても、日本最大のそして半数近い日本国債を保有しているのは日銀なのだから。そんな中央銀行発行する円は大丈夫なのか?


