「いまの日本に「保守」はない 片山杜秀・慶大教授、迎合政治を憂う」「フランスは財政危機なら日銀のように国債爆買いして通貨を供給すれば破綻しない。でもなぜやらない?」「対GDP比の借金、日本は214%、 フランスは113%」他

2026年10月04日

1.「いまの日本に「保守」はない 片山杜秀・慶大教授、迎合政治を憂う」

本日の日経新聞記事。慶応大学片山教授の直言。

いわく「国家が経済的に持続するには財政規律が保たれているのが基本だ。安全保障と財政規律の2本柱が大事。『国債をいくら発行しても円建てだから大丈夫』とか、本当かなという理屈が世の中に跋扈(ばっこ)している」

「本当の危機を止められる段階で、冷静に考えられる時期のはずなのに『戦時国債をいくら発行しても大丈夫』みたいな流れだ。財政規律を真面目に考えるべきなのに、太平洋戦争時の東条英機内閣を超えるようなノリだ」

「これは相当におかしい。真面目に国民・国家の将来を考えてやっているのではなく、どちらかというとプロパガンダだ。だましてもいまを切り抜け、後のことは次の人に任せる。来年のことは知らない。刹那主義に突っ走っている」

これらの発言を受けて日経新聞いわく「日本にナショナリストが多くいるなら、もっと真面目に国の将来を考えるべきだと片山氏は説く。手堅く生きなければ、日本という国が滅亡するという危機感がある」。

―――>その通り・

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA031XX0T00C26A8000000/

 

2.「フランスは財政危機なら日銀のように国債爆買いして通貨を供給すれば破綻しない。でもなぜやらない?」

フランスの財政危機がマーケットを揺るがしてる。 フランスの中央銀行が保有するフランス国債は発行額の2割に過ぎない、といっても、2割はとんでもない数字ではあるが。 なお、フランスの中央銀行はECBの指示によってのみフランス国債を買う。 それほどの危機に瀕しているならば日銀のように、発行額の5割まで買ってしまえばいいのではないか?そうすればいくらでもお金が増やせるから財政破綻など起こらない。 と思う人がいるかもしれないが、ヨーロッパ諸国は日銀のような事はしない。そんなことをすれば、ハイパーインフレになることを100も承知だからだ。 このことからも、日銀が「確立された金融論」を大破りし、いかにとんでもないことをやっているかを理解するべきである。 時ここに至っては日銀に将来はない。新しい中央銀行にとっかえざるを得ない。それは取りも直さず円の紙屑化(= 1ドル1兆円の世界)を意味する。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB018B70R01C26A0000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1790931742

 

3,「フランスの中央銀行はフランス国際を買えないのか?」

私のX に以下のリツイートが来た。

「しないのではなく、できないのでしょう。フランスの中央銀行は、日銀やFRBと違い通貨を発行できない。 日本で言えば東京都の財政部門で東京都債を買うためには円が必要だが、円を刷れないので都の財政内でしか対応できないのと同じ」

以下のように回答した。

「では、できないはずのフランスの中央銀行が2割といえども、フランス国債を持ってんですかね?できるけれどもしないのである。

財政ファイナンスがハイパーインフレを間違いなく招くことを歴史から十分に学んでいるECBがさせない」

 

4.「出来ないのではなくハイパーインフレを怖がってしない」

上記のリツイートを書いてきた方から以下の反論が皿に来た。

「昔の低インフレ・コロナ危機対応局面でECBが買わせた国債を、いまも満期まで持っているというだけ。その保有はハイパーインフレに結びつけるのはちょっと大げさすぎますね」

以下のように回答した。

「出来ないとおっしゃるがやろうと思えば、出来るじゃないですか?ハイパーインフレが怖いから更にはやらないだけ」

 

5.「対GDP比の借金、日本は214%、 フランスは113%」

日本の借金の対GDP比は2024年で世界ダントツで最悪の214%、 フランスは113%。

フランスはその数字で財政危機。日本は本来破綻しているのに財政ファイナンスで危機を先延ばしにしているから能天気。膿が溜まっていて破裂すれば大惨事(だから米国が気にしている)。

フランス中央銀行(&ECB)はそれでも、日銀のようにフランス国債を買って新しいお金を供給し、税収の替わりとし財政危機を回避しようとはしない。ハイパーインフレの悲惨さを歴史から学んでいるからだ。

 

6.「フランス国債は50%以上が海外投資家の保有だから問題はないか?」

私のX に以下のリツイートが来た。

「これフランスの話でしょ? 日本と違って50%以上が海外投資家の保有かと」。

以下のように回答した。

「だから、ギリシャ危機の時と同様、自国に悪影響を及ぶのを恐れる他国が債権放棄をしたり激しい警告をしてフランスを助けようとするが、日本ではいまだに自国投資家(特に日銀)が大半だから 他国は誰も助けてくれない。自国民で悲惨な思いをしながら後始末をする。 もっとも米国が世界経済への悪影響を懸念して激しい警告を与え始めているが」

 

7.「他国民が損を負担してくれるフランスと自国民が全部被る日本」

私のX に以下のリツイートが来た。

「日本は「身内への借金」をすべて合算した最も膨らんだ数字(グロス)で、フランスの113%は、『独自の通貨を発行できないユーロ建てで、海外の投資家からも借りている、文字通りの返済リスクが高い借金』で単純比較は雑過ぎ」

以下のように回答した。

「そう、確かにおっしゃるように日本の方が単純比較の何倍も悲惨ですね。

日本では政府の日本国民への借金だから、身内への借金。したがっていつも言うように国がハイパーインフレで、国民の財産をすべて国に移管して究極の財政再建。しかし日本人の国民生活は地獄。

フランスは、破綻すれば、海外の投資家にも大損を与えるから、海外投資家が破綻回避のための債権放棄に応じてくれたり、損を幾分でも被ってくれるから、フランス国民への衝撃ははるかに小さい」。

 

8.「確立された金融論と歴史からの教えから学ぶEUと神国にだから大丈夫だと思っている日本」

私のX に以下のリツイートが来た。

「身動きがとれる日本と、とれないフランスの構図ってことでよろしいか」

以下のように返信した。

「確立された金融論と歴史からの教えで身動きが取れないフランスと、神国だから確立された金融論や歴史など無視で何やっても大丈夫と思い込んでいる日本と言う構図の方が的確かと思います」

 

9.「単年度の赤字と累積赤字とどちらが問題?」

私のX に以下のリツイートが来た。

「そりゃ共通通貨のユーロを一国の中銀が買えるわけもないし そもそも国債は信用なのであって 対GDP比-1.05%の赤字を出してる日本と 対GDP比-5.11%の赤字を出してるフランスならどちらが将来破産しそうかなんか目に見えてるだろ」

以下のように返信した。

「体重80キロの人が年間300グラム体重減らすのと体重280キログラムの人が年間1キログラム減らしたのとどちらが健康体だと思うのか?教祖様が言うことを自分の頭で考えずに盲信する情弱者と言われてしまいますよ」

 

10.「現状からの解決策」

私のX に以下のリツイートが来た。

「解決策は?」

以下のように返信した。

「今回の惨状を逃れる方法は無い。事後処理としては中央銀行の取っ替え。 それに伴い円を紙屑とし、新しい法定通貨の発行。円だけで資産を持ってる人には地獄。 2度と起こさない方法は、確立された金融論を皆が読み、何度も繰り返されている過ち(財政規律の無視、財政ファイナンスの実行)を二度と繰り返すないこと。国民がブゥドゥー教教祖様の言うことが馬鹿らしいとただちに否定できるような教養と見識を高めること」

 

11.「どこでそんなに素晴らしい理論をお勉強されたか?」

私のX に以下のリツイートが来た。

「どこから突っ込めばいいのかわからないくらい出鱈目を並べおられる。 中銀による国債買い入れとハイパーインフレは関係ありません。為替が暴落したからハイパーインフレになるのではなくハイパーインフレが起こるほどに自国産業が落ち込むから為替が暴落するということです」

以下のように返信した。

「貴兄は英国中央銀行のレポートや雨宮元日銀副総裁の日本金融学会での講演や確立された金融論の教えを、どこから突っ込めばいいのかわからないほどのでたらめとおっしゃるわけですね。どこでそんなに素晴らしい理論をお勉強されたんですか?」

 

12.「議論がかみ合わない理由」

私のX に以下のリツイートをいただいた。

「この議論は根本的に中央銀行が何が出来るか、できないかを理解出来る人、できない人、したらどうなるかを理解出来る人、出来ない人。 噛み合わないのです。 藤巻先生は誰よりも理解出来る人 JPモルガン伝説のトレーダーに意見するとは怖すぎて誰もしません。恥をかきますからね︎!」

以下のように回答した。

「ありがとうございます」

 

13.「日本は危機になっても助けてくれる国がない」

元日経新聞記者の磯野直之氏が私のX に以下のリツイートをくださった。

「ギリシャもフランスもユーロ圏だから、危機に陥った時は他のユーロ圏諸国は厳しい財政引き締めを条件にするものの支援に乗り出さざるを得ない。ユーロが激しく下落するのを防ぐために。 日本は危機になっても助けてくれる国がない」

以下のように返信した。

「その通りです。」

 

14.「日本国債の金利が低いわけ」

私のX に以下のリツイートが来た。

「なんで日本10年国債は3.1%で ドイツより低いんですか? 破綻国家がドイツやアメリカ、イギリスより低いのは? 教えてください」

以下のように回答した。

「日銀が2013年以降、国債を爆買いしたから。 需給の結果。 発行国債の半分近くも保有している中央銀行など地球上、他にどこもない。 他国中央銀行は、確立された金融論をそれなりに尊重している。日銀は馬鹿にしている」

 

15.「10年金利がマイナスから3%まで上昇した理由」

日銀はこの2年間でほんの少しだけ保有国債を減らしてきた。それが長期金利がマイナス金利から3%まで上昇した理由。まだまだ大量に減らさなくてはならない(そうしないと、お金がばらまかれたままで、とんでもない物価上昇が起こる)。 したがって、日本の長期金利はさらに急騰するだろう。 財政規律の無視、財政をファイナンスのツケはかくも大きい

 

16.「学習能力のなさ」

私のX に以下のリツイートが来た。

「歳出増やしてGDP成長させるしか日本が生き残る方法はないよね」

以下のように回答した。

「1990年のバブル崩壊以降、歳出を増やしに増やしまくり世界最悪の借金大国になったのにもかかわらず、40年間で世界ダントツのGDPビリ成長。それなのにもっと歳出を増やせば経済成長できると主張する学習能力の無さ」。

 

17.「ECB が財政ファイナンスを許さない規律を作った理由」

私のX に以下のリツイートをいただいた。

「だから財政ファイナンス(中央銀行による国債の引き受け)を続けることで中央銀行(この場合ECB)の信認が失われ、最終的にハイパーインフレ(悪性インフレ)が起きてしまうと藤巻氏はずっと警告しています。 つまりあなたが書かれたECBの規律ができたそもそもの理由そのままです」

以下のように回答した。

「解説ありがとうございます」

 

 

18「保有国債の損切が出来ていない弱小金融機関が多いのでは?」

保有国債の損切りを今までできずに、今現在大いに苦しんでいる日本の弱小金融機関が多々あると思っています。 危機があるたびにいつも損切りが1番遅いのは日本と言われている理由の最大もだと私は思っています。 損の先送りの最たるものは、異次元緩和という名の財政ファイナンスですが、財政破綻を先延ばしにした結果、膿がおおいに溜まってしまったと思います。

 

19.「1997年の危機を思い出す」

1997年に山一証券、三洋証券、北海道拓殖銀行とバタバタと倒れていったときの経験者がいればまだその経験で何とかなったのでしょうが、現役諸君にはその経験がないからまた同じ間違いをするリスクは十分にありますね。簿価会計崇拝も変わってないし。 株、為替、金利のマーケットを見ると、再度日本だけが一国取り残されて気がします。政府日銀が取り仕切るマーケットの特徴でしょう。 世界の潮流に反する動きなど長続きせずモグラたたきは徒労に終わり、最後にドカーンと来るものです。

 

20.「長期金利が今アペースで上がって言って大丈夫か?」

日本時間は落ち着いていると思ったら、欧米勢が入ってきた時間になったらに日米長期金利とも、く、くっとまた上がり始めた。こんなペースで上がっていって、世界経済、特に日本経済は持つのか? 日銀は大丈夫か? なんといっても、日本最大のそして半数近い日本国債を保有しているのは日銀なのだから。そんな中央銀行発行する円は大丈夫なのか?

 

21.「危機を経験した人が意思決定層からいなくなることのリスク」

以下のリツイートを私のX にいただいた

「事業を経営していると、危機そのものより「危機を経験した人が意思決定層からいなくなること」の方が怖いと感じる。 数字やマニュアルは引き継げても、「あの時、本当に会社が潰れると思った」という恐怖までは引き継げない。 平時が長いほど、組織は少しずつリスクを取れると思い始める。 危機は忘れた頃ではなく、「怖さを知る人がいなくなった頃」に繰り返すのかもしれない」

以下の返信をした。

「まさにご指摘の通りかもしれません」

 

22.「元朝日新聞編集委員の原真人のニュースレター」

以下、元朝日新聞編集委員の原真人さんの本日のニュースレターに関するX

「本日のニュースレターは、先週の日米首脳会談で高市首相がトランプ大統領に叱られた話です。私の原画漫画も掲載しています。似ていないかな」。

https://share.google/pHlD2SeumQ786wy1b

 

23.「通貨円の信認を高める財政金融政策に注力する必要」

「経済財政運営、為替の誘導を目的に行うものではない=高市首相 」

とのロイター電に茶対し、元日経新聞記者の磯野直之氏が以下のリツイートをしていた。

「為替相場を誘導するために財政運営するのではない、というのは一般論では正しい。 しかし、積年の財政拡張(放漫財政)、異次元の金融緩和の結果、通貨円への信認は完全に崩壊するかどうかの瀬戸際にある。そのため、今は円の信認を高める財政金融政策に注力するしかない。 高市首相がその危機感をほんの少しでもいいから理解し、政策を軌道修正してくれないと、円の一段安など大変危うい事態になりかねない」

以下のようにリツイートした。

「その通りだと思います」