.「JGB10年金利3.073%に上昇」「過去の国債金利の悪夢」「日米金利差は為替においては相場の綾を作る要因でしかない」他

2026年09月24日

1.「JGB10年金利3.073%に上昇」

「長期金利、一時3.055%に上昇 米国の債券売りが波及」との日経新聞記事

――>さらに上がって、現在3.073% 日本の最大最強の野党であるマーケットに1番弱いところ、痛いところを突かれている感じ。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB240EA0U6A920C2000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1790211082

 

2.「過去の国債金利の悪夢」

本日は国債先物市場でダイナミックサーキットブレーカーが発動されたようだ。

最も本日の3.073%は30年ぶりの金利高だとか騒いでいるようだが、いつも申し上げるように、この程度の金利は極めて低い。

国債は先物市場の取引の方が現物市場よりも断然多く、先物市場が長期金利をかたちつくるが、1985年(創設直後とは言え)には、取引が成立さないストップ安が2日間続き、3日目に再開されたことがある。

再開した時は、5円の下落。

日本国債マーケットに配属された直後の部下のA君はロングポジションで真っ青な顔をしていた。確か週末を挟んでいたから、地獄のような週末だったと思う。

私が彼の何十倍ものショートポジションを持っていたから、会社的にはホクホクだったが、彼個人は寿命が縮まったに違いない

これは、金利では5.5%から7%位に上昇わけだから真っ青になったのは当然であろう。

この30年間、極めて低位安定していた長期債の金利がこのような動きをすれば経験のない現役諸君は右顧左眄するに違いない。

何度も日本国債ショート仕掛けてきた海外のヘッジファンドは、今までは撃退されていたが、次回も撃退されるとは限らない。

財政規律の無視と財政ファイナンスを行ってきた日本にヘッジファンドが仕掛けるのを想定外とは言い切れない。冷徹なマーケットでは、合理的とも言えるからだ。

現在、そんなことが起こったら日銀は、一瞬の終わり。円も一瞬に紙屑化。

長期金利が上昇してその国の中央銀行が存在不能になるなど聞いたこともない。財政規律と財政ファイナンスのツケはかくも大きい。

 

3,「日米金利差は為替においては相場の綾を作る要因でしかない」

「NYダウは続落し352ドル安 米長期金利上昇を嫌気、持ち高調整の売り」との 日本経済新聞 記事

https://nikkei.com/article/DGXZQOFL2400O0U6A920C2000000/

――>米国の10年債金利が2007年7月初め以来の5.1%をつけた。当時の日本の長期金利は1.9% 日米長期金利差は、当時の3.2%から現在の約2%に縮まっている。それにも変わらず為替は当時の123円から158円と円安が進んでいる。 日米金利差をドル円の主要因とするならばドル円は123円より円高になっているはず。 何度も繰り返すが、現在の円安進行理由は30年間でGDPが1.25倍にしかなっていないのに、マネタリーベースを9.4倍とお金をばら撒きすぎたことによる円の価値の毀損による。 この根本的理由見誤るとマーケットを見違える。 ばらまかれたお金を急速に回収する事は、日銀にとって不可能。 長期金利が上昇して日銀が天文学的な債務超過になってしまうからだ。円安進行はまだまだ序の口。

 

4,「くまモンはいるけど熊はいない熊本県」

参議院時代、一緒に働いた松野明美先生がツイートで私のことを触れてくださった。

「本日、藤巻健史先生から 「九州にはクマが生息していないことは、意外と知られていないですよ」とアドバイスを頂きました なるほど」

画像

 

以下のリツイートをした。

「旅行好きの我々夫婦はこの夏もいろいろなところに行きましたが、今年はどこへ行っても熊の話ばかり。おかげで、大好きなハイキングも、今年は怖くてできませんでした。そこで日本で熊の心配なしにハイキングを楽しめる希少価値が熊本にはあるよねと、熊本出身の松野先生にお話しした次第。 それにしても似顔絵の私、実際の何倍にもかっこよく、そして若く書いていただきました。ありがとうございました。(笑)

 

5.「銀行以外から短期証券を買う場合にM2派増えるか?」

以下のRツイートが私のXにきた。

「>日銀当座預金残高はビタ1文減りません

そうですが、M2は増えますよね?銀行間のやり取りだけならそうはならないけど、銀行以外から短期証券を買う場合はM2が増えるし、それはインフレを助長しませんか?」

以下の回答をした。

「M2が増えるためには、信用創造と言われる銀行の貸出しが必要です。今マネタリーベースがとても大きくなっていますので、信用創造が増えていけば、M2は途端に莫大な数字になります」。