「JP モルガン時代の同僚ドン・アムステッドが来訪」「利上げに臆病になった日銀はもはや『物価の番人』とは言えなくなった」.「足の指3本で、なんとか徳俵に残ってる日銀」

2026年09月18日

1,「JP モルガン時代の同僚ドン・アムステッドが来訪」

JPモルガン時代に同僚だった英国人ドン・アムステッドが坂君(私がJP モルガンに採用した)と一緒に訪問してくれた。もう何十年も英語を話していない(次男の留学中にボストンに数か月滞在したことや仕事でハワイに行ったりインドネシア、スイスに旅行に行ったなどを除けば)ので滅茶苦茶にくたびれた。

専門用語は忘れているし、普通の英単語も出てこない(これは歳のせいだろう)。

くたびれて嫌になったとき、全く単語や言い回しを忘れた時は坂君に助けを求めた。ただでさえ下手なのに下手さに磨きがかかった(?)と自覚した。

彼はヘッジファンドでアジ化の責任者。

日銀の実情を話したら、眼を丸くしていた。

丁度、日銀総裁の政策決定会合後の記者会見中だったので、それはみすごしたが、

たいしたことは言わなかったのか?粛々と円安が進行している。

 

2,「インターナショナルの世界で活躍した人が、こんな英語とは」?」

以前から何度も話したことだが、NHK の「英語でしゃべらナイト」に2度ほど出演したことがある。

2度目はパックンが我が家に訪ねて来ての録画取りだった。

その時家内が「よく2度もいらっしゃいましたね。1度目で、主人が全然英語をしゃべれないの、お分かりになったんじゃないですか?」とアシスタントディレクターの若い女性に聞いた。

彼女答えて曰く「フジマキさんは少なくともインターナショナルの世界で活躍された方です。その方がこの程度の英語かと思うと視聴者が勇気づけられるんです」

え、え、え~、あちゃ~、そりゃ本当だろうけど、家内に面と向かって言うなよな~(涙目)。

でも私、こういうのに強いんです。マゾですかね~。現役時代、支店長はマーケットで大負けするとやたら陽気になるって言われてましたから。

 

3,「原元朝日新聞編集委員の本日のニュースレター」

「10月26日に拙著「異次元緩和 経済敗戦と背徳者たち」を講談社から上梓することになりました。本日のニュースレターでは、先行して本書の「はじめに」を紹介しています」

 

4「原さんの本に書いた帯」

「銀行東京支店長 藤巻健史氏絶賛! 漫然と続けられた無謀な「経済実験」を丹念に追った著者のライフワーク。「巨大な国家的弥縫策はもはや限界に来ている」との著者の警告は重い。一切の忖度を排した、金融界・霞ヶ関震撼の一冊

5.「利上げに臆病になった日銀はもはや『物価の番人』とは言えなくなった」

この本で原真人さん(元朝日新聞編集委員、転職前は日経新聞記者)曰く 「政府が抱える借金は、国内総生産(GDP)の204%(2026年4月のIMF世界経済見通し)に膨れ上がっている。これは第2次世界大戦末期に、敗戦濃厚で財政的にも破綻寸前だった頃の日本政府並みの、かなり危ない債務水準である。 当時、それが解消できたのは、戦後すぐに政府が預金封鎖や新円切り替え、100%近い財政税などによって国民の財産を根こそぎ収奪し、国庫を立て直したからだった。つまりは、国家というものはいざとなれば国家存続を優先し、そのために国民生活を犠牲にすることもあるという話だ。 今の日本の財政が当時と同じような危険なレベルであるなら、当然、近い将来、政府による国民資産の収奪が行われてもおかしくないと考えるべきだろう。 政府債務対GDP比204%という数字は、比較可能な世界約170ヵ国・地域で最悪レベルだということを、私たちはよく認識しておくべきだ。十数年前に財政破綻したギリシャでさえ136%、長らく財政危機が懸念されてきたイタリアでも138%と、日本よりはるかにマシなのだ。 異次元緩和でアベノミクスを支えた日銀は物価高の下での出口戦略に苦しんでいる。マイナス金利政策こそ終了させたものの、海外の主要中央銀行に比べれば、世界インフレ下での利上げペースは遅すぎた。あまりに長きに渡ってマイナス金利、ゼロ金利政策を続けてきたために、利上げに臆病になった日銀はもはや「物価の番人」とは言えなくなった」

 

6,「日銀利上げ 2日の委員が反対」

日銀1.25%への利上げ決定、物価上振れリスク抑制 2人が反対票 – 日本経済新聞。

https://nikkei.com/article/DGXZQOUB182840Y6A910C2000000/

――>FRB は利上げ反対ゼロ。日銀のpお二人は反対するなら「理由を正直に言う」べきだ。「これ以上上げると日銀財務が危険になりますので」と。 それとも他の人が財務悪化を理由に反対できないからリフレ派という理由で反対させて、次回利上げを回避する作戦をとったか? いずれにしろ、もう日銀には物価対応能力がないことがミエミエ。

 

7.「足の指3本で、なんとか徳俵に残ってる日銀」

FRB は土曜の中央から少し押し込まれたところでマーケットと相撲を取っているが、日銀はマーケットに押し込まれ、片足は宙に浮き、もう一方の足の指3本で、なんとか徳俵に残ってる感じ。

 

8.「利上げした途端に円安進行」

以下のリツイートが私のX にいただいた。

「昼に日銀が利上げ発表した途端、あっさり157円突破しましたね。 藤巻さんの予想通り。 ドル利上げとは真逆の動き」

以下のように回答した。

「欧米市場が開けると、「日本は大胆利上げが必要不可欠」と思っていた外国人の円売り戻しで更にドル/円は上がるのでは? 外国人の「日本は大胆利上げが必要不可欠」との分析は教科書的にはもっともだが、それでは日銀財務が持たないことをまだわかっていない」

 

.「消費税率を戻す、戻さないの議論が始まるよりも前に危機?」

元日経新聞記者の磯野直之さんが以下のツイートをされておられた。

「食料品の消費税率を戻す、戻さないの議論が始まるよりも前に長期金利4%超、1ドル180円などの危機的状態になるのでは?」

以下のようにリツイートした。

「同意」

 

10,「もし長期金利が4%で、円安が1ドル180円なら」

下のリツイートが私のX に来た。

もし長期金利が4%で、円安が1ドル180円でも、実質賃金がプラスであったり、実質GDPがプラスであれば、皆さんの杞憂は問題解決なのでは?」

以下のように回答した。

「日銀がつぶれているだろう(=中央銀行は社会に必要不可欠なインフラだから新しい中央銀行と新しい法定通貨に替わる)から、もらった円建て給料では何も買えない。鼻をかむのに使えるくらい」