「日銀当座預金残高が多いからと言って日銀にお金が滞留しているわけではない」「昔はコール市場に参加しないと法定準備金の調整がほぼ不可能」「市場経済ではゆがみに微調整がすぐ入るが計画経済ではとことんおできが膨らむ」

2026年09月21日

1.「MMTはアホ」

以下のリツイートが私のX に来た。

「MMTはアホなのか?」

以下のように回答した。

イエス。MMTが流行っていた頃、毎日新聞の福本記者が「MMTは M(未来)は M(もっと)T(大変だ)政策だ」と批判されていましたが、通貨を発行しすぎで、通貨価値が棄損し(=円安)、まさに福本記者が懸念した通りの惨状が現れ始めましたね。 まだまだ始まったばかりですが」

 

2.「日銀当座預金残高が多いからと言って日銀にお金が滞留しているわけではない」

以下のリツイートを読んだ。

「だいたい住宅ローンはペンで作った資金が直ちに売主や法人に振り込まれるから基本的に自行に預け直されないわけで」。

以下のようにリツイートした。

「売主や法人がその銀行に口座を持っていれば、その銀行の持つ日銀当座預金残高には変化がありませんが。 これに関して申し上げると日銀当座預金残高が大きいのは、日銀がじゃぶじゃぶに供給したお金が市中にでまわっていないからだと誤解している人が多いと思いますが、いくら世間で融資が活発になっても日銀当座預金残高はビタ一文減りません。 上記のように、その銀行の日銀当座預金が減らない場合もありますし、その銀行の資金等税金が減った分、(売主や法人の使っている) 他行の日銀当座預金残高が増えるからです。 日銀当座預金残高を減らす唯一の方法は、日銀が保有国債残高を減らすことだけです。 日銀当座預金残高は市中にお金が流れているかどうかの指標では全くありません」。

 

3.「銀行が短期債を買うと日銀当座預金は減るか?」

以下の質問が私のX にいただいた。.

「政策金利よりも市中の短期金利が上がってしまうと銀行は日銀当座預金に資金を置くより短期債等に替えてしまう方が得になりますよね?そうなると、特に大手の銀行は日銀当座預金を「使ってしまう」って方向に行きませんか?」

以下のように回答した。

「銀行が短期債を買っても日銀当座預金残高はビタ1文減りません。

日銀当座預金が減るのは唯一、日銀が保有国債を減らし放出した資金を回収した時だけです。A銀行が 短期債をB 銀行から買って売り手行Bに資金を渡せばB銀行の日銀当座預金が増え、日銀当座預金はプラスマイナスゼロです。

A銀行が 短期債をC 証券から買って売り手証券会社C に資金を渡してもC証券が使っているB 銀行の日銀当座預金が増えるのでやはり日銀当座預金残高はプラスマイナスゼロです」。

 

4.「昔はコール市場に参加しないと法定準備金の調整がほぼ不可能」

日銀取材を続得ている現役の経済記者の方が以下のツイートをX に載せていた。 .

「昔の感覚では、コール市場に飛び込む際にはそれなりの準備が必要なのですが、最近は何の準備もなく飛び込む事例があるようで、これが市場機能の喪失なのだな、と実感しております。昔なら、「おまえ、死にかけているのか」とみんな驚愕して、取り付け騒ぎが起きる案件となります。1.「計画経済では微調整機能が無く、膿がおおいに溜まってどこかで制度が破綻」。

以下のようにリツイートした。

「昔の感覚とありますが、異次元の質的量的緩和が始まる前にはコール市場に参加しない銀行等は法定準備金の調整がほぼ不可能ですから、問答無用でコール市場に取び込んだと思いますが。 準備預金が少ない時はもちろん多すぎても(他行が焼き鳥になってしまうと) 3時過ぎに日銀から、怒りの電話がかかってきてしまいましたから。 使うと倒産間近なのかと疑われたのはロンバートローンへのアクセスのことではないですか?」

 

5.「本田悦郎氏にまで懸念され始めたT氏」

元日経新聞記者の磯野直之氏が以下をX deツイートしていた。

「アベノミクスを支持してきた本田悦郎氏も「4%インタゲ論」が浮上しかねない状況を懸念している様子。 名指ししていないが「T氏」が高橋洋一氏を示すのはほとんど自明であろう」

以下のようにリツイートした。

「本田悦郎氏にまで懸念され始めたT氏」

 

6,「市場経済ではゆがみに微調整がすぐ入るが計画経済ではとことんおできが膨らむ」

日米金利差分析、キャリートレード分析等の大部分のアナリスト並びに識者のマーケット予想は資本主義国家(市場経済国家)の経済論、金融論からすると正しい。 しかしながら日本は中央銀行が発行国債の半分ほどを所有し、日本で最大の株式投資家となり、頻繁に為替介入をする国家となっており、到底市場経済国家とは言い難い。 長くマーケットで生きてきた私には、異常なマーケットと言わざるを得ない。明らかに計画経済国家である。 市場主義経済であればマーケットが多少の時差があるとは言え、歪みの微調整がたえずおこなわれる。 計画経済ではそれがなくて、膿がおおいに溜まってどこかで制度が破綻する。 日本はまさにその段階である。 それを理解しないと現在の、マーケットは予想できない。 10月26日に発売される原さんのこの本はこの膿が溜まっていく過程を綿密にかいている。

7.「利上げ加速で始まる銀行選別 信金の嘆き『天井まで耐えられるのか』」

本日の日経新聞1面掲載記事。

いわく「信金は保有する国債の価値が下がって含み損が目立つ。二重苦だ。東日本の信金幹部は「利上げが『天井』に達するまで耐えられるのか」とうなだれる」

記事の締めは「利上げが生む地殻変動に金融システムの耐性が試される」

――>これ以上の利上げが続くと金融システム危機、中小保険会社の経営不振、そして最大の問題、日銀財務の悪化による日銀危機が起こる。

欧米並みに政策金利はあげられない。

ちなみに政策金利を上げられなくても市場金利が上がlってしまう。すなわち中央銀行が短期市中金利を抑えられない史上初の事態が起きると私は思っている。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB156XO0V10C26A9000000/

 

8.「先見の明か狼爺さんか?」

以下のリツイートを私のX にいただいた。

「先見の明

「2022年11月13日(3年前のXでの私のツイート )

昨日、NHK ユースで『住宅ローンの変動金利型のレートが下がり、固定金利型の住宅ローンの金利が上がりつつある。そのせいもあり変動で借りる人が多い』とのニュースをやっていた。これは極めて危険な兆候だ。今の日本は歴史的な超低金利下にあることを忘れてはならない・

他国では金利はすでにかなり上昇していて、日本の現在の超低金利は異常なのだ。確かに、現在の固定金利は変動型より高いが、その差額分は、金利上昇に対する保険と考えるべきだ。日銀が金利を抑えきれなくなった時、地獄を迎える人が多々出てしまう。

これも『財政ファイナンスによる長期債爆買いで、人為的に金利を低く抑えてきた黒田日銀の罪』だ。人為的に操作をすると必ずやのちに、ひずみが、いたるところで出てくる。と考えるべきだ。日銀が金利を抑えきれなくなった時、地獄を迎える人が多々出てしまう」

以下のように回答した。

「ありがとうございます。 2022年11月の話に対して「先見の明があった」とおっしゃってくださる方と「4年間もはずれていたじゃないか、狼じいさん」とおっしゃる方がいらっしゃいます。 でも私は後者を選択し自分自身の発言は正しかったと思っています。少なくとも経済的には」

 

9.「緊張感を持った方がいい」

先日、英国人の友人とメールで話していたら、「英国は防空能力が弱いのでソ連からの空からの攻撃が怖い、緊張している」と言ったので驚いた。軍事の専門家でも外交の専門家でもない一般知識層との会話だ。 そういえば、私が邦銀でロンドン支店に転勤した時はフォクランド戦争の真っ盛りで、「ロンドンにアルゼンチンからの空爆があったら、地下鉄(ロンドンの地下鉄は地下深くを走っている)に逃げろ」と冗談か真面目なのかわからないような警告で送り出されたものだ。 留学時、米国人の親友から「ソ連が秘密裏にキューバに核ミサイル基地を作ってることが分かった際の1962年キューバ危機、幼かった私は周りの大人の会話から核戦争間違いないと覚悟した」と、聞いた時はびっくり仰天したものだ。 後に映画13daysを見て再度、本当にそうだったんだと思い、日本人の平和ボケに気が付いたものだ。 日本人の平和ボケは、最近の経済・金融情勢に対してだけでなく国際紛争に関して

もそのようだ。緊張感を持った方がいい。

 

10.「日本で固定相場制は無理」

以下のようなツイートを読んだ。

「そもそも論としては、「変動相場制」が向いていない経済体質である、というのが広義通貨漫才の根底にあることは理解した方がいいでしょう」

以下のリツイートをした。

「固定相場制とは政府・日銀が「今日から固定相場制にします」と宣言することで達成で来るわけではなく、政府日銀が年がら年中、朝昼晩と介入を繰り返すことによって達成できる。それではとタンに外貨準備が枯渇する。もしくは資本規制。それでは日本経済は死ぬ」

 

11.「バフェット氏の戦略は?」

昨日の日経新聞にバフェット氏に関する記事が載っていた。

そこで気になったのがバークシャーが現在保有している「円建資産/円建負債」にどういうアクションを起こすのか?それとも起こさないのか?ということ。

バークシャーが日本で円債を発行した時、目録書に資金使途は日本株の購入と書いてあったとしても通常は「社債満日までその株を保有しなくてはいけない」義務はない。

私がバークシャーの意思決定者であれば株で利が乗ったところで日本株を売り、株売却資金はドルに回帰させ、ヘッジ無しでドル資産で運用する。

発行円社債という負は残るわけで(円調達/ドル運用)となる。

いわば保有日本株を売却してのキャリ-トレードの構築だ。

それも昔のとてつもなく低い固定円金利を払いながら円価値が棄損していくのを待つ。円が満期日に大きく棄損していれば(ご存じのように、その可能性がとてつもなく高いと私は思っている)満期日にほんの少額のドルを売って多額の円負債を償還できる。いわば社債購入者からの贈与みたいなものだ。

私は最初からkこれを狙っていたのでは?と思っている。

どうしても為替のヘッジを少しはしておききたのならドル売り・円買いのオプションを少額買っておけば良い。

 

12.「マネタリーベースとマネーストックの違い」

以下のリツイートが私のX にきた。

「日本が増やしたのは中央銀行マネー。 これは為替相場とはあまり関係ないですね。 対してマネーストック(いわゆる通貨)は思ったほど増えなかった」

以下の回答をした。

「マネーストックがマネタリーベースほどは増えていないが故に円安進行はこの程度で終わっている。今後370兆円の官民投資が始まり等で貸し出しが伸びれば、マネタリーペースが大きいがゆえにマネーストックは爆発する。

マネタリーベースの3単位が2倍になってもマネーストックは、6単位であるがマネタリーベースが30単位なら2倍になれば60単位となる」。

 

13.「まぁまぁ賢いと思われるような人」

以下のリツイートが私のX に来た。.

「でもですね、まぁまぁ賢いと思われるような人たちが、公然と日本はいくら借金しても大丈夫と言い放ってるじゃないですか

以下のリツイートをした。

「まあま賢いと思われる人にはいても賢い人にはいないですね。 それも「まあま賢いと思われる人」ではなく「まあま賢いと誤解されている人」の間違いだと思います」

 

14.「困ったもんだ」

元日経新聞記者の磯野直之氏が以下のツイートをされていた。

「日銀利上げ『セオリー無視の愚策』  金融機関優遇で労働者軽視、賛成委員は不勉強 高橋洋」

  • こんな見出しで誰が書くのかと思ったら高橋洋一氏だった」

以下のようにリツイートした。

「本当に。困ったもんだ」

 

15.「一期目の後、私の次点落選で大喜びしたのは黒田日銀総裁と家内とのこと」

以下のリツイートが私のX に来た。

「君はなぜ10数年前に口を極めて安倍黒田を罵らなかったのだ。もう遅いかもしれないが株式や不動産で儲けたカネを吐き出させる政策を考えてくれよ。それが唯一の罪滅ぼしだろう?」

以下のようにリツイートした。

「おっしゃっている意味がよくわかりませんが、とりあえずごめんなさいね。家内への対応と同じ(笑)。ちなみに1期務めた後、次点落選した時、『一番喜んでいるのは黒田日銀総裁と奥さんでしょう(家内は政治家大嫌い)」と言われたもんですが。

ちなみに参議院1期務めた後、次点落選した時、『一番喜んでいるのは黒田日銀総裁と奥さんでしょう(家内は政治家大嫌い)」と言われたもんですが。

家内の政治家嫌いは確固たるものです。

長男健太が私を見ていて「お父さんに出来るなら僕にもできる」と衆議院選出馬を打診してきた時、「お父さんはいいけどお母さんをどう説得するの?」と聞いたら「落ちたら報告する」との答えだった。

(新聞に出た後、家内に知人から電話があり、当然、ばれちゃいました。私はし~らい、と逃げましたけどね。逃げるが勝ちもマーケットで習った処世術)」