「長男・健太(衆議院議員・千葉6区)のテレビ初出演」「日銀の新総裁候補」「新中央銀行初代総裁候補」

2022年09月25日

1.「長男・健太(衆議院議員)のテレビ初出演」

長男健太(千葉6区)が初めてテレビに出演させていただいた。乙武さんが「生活保護の受給資格がある人のうち実際は2割しか受けていない。欧米の受給率8割に比べるとあまりにも低い。受給すると「税金泥棒」と言われかねないのが問題ではないか?」との提案に対して議論していた。

この問題に関して、息子・健太と議論したことは全く無いが、TV で健太が最初に発言した「難しい問題。受給日にパチンコに直行という話も聞いたことがある」が私の考えともしっくり合う。

そもそも逆の言い方をすれば、本当に生活保護が無ければ生きていけないのならば、評判など気になどしていられず貰いに行く。そうしないと生きていけないのだから。私が国会議員の時に質問したら、地域によってはサラリーマンの平均年収よりも手厚い金銭を貰い、そのほかに公共交通機関や医療費の無料化など多くのベネフィットも考えると平均サラリーマンと実質収入が逆転してしまうとの印象を持った。要は受給資格の基準が甘すぎるのでは?というのが私の感想。もちろん、本当に生きていけないほどの弱者への十分な支給は必須。働ける人は働くべし。数字はうろ覚えなのだが、終戦直後の生活保護世帯数と現在の数は損あに変わらない。今が終戦直後と同じくらいに生活が苦しいはずがない。ちなみに以上は私の考え方。健太の考えは録画をご覧ください。

【生活保護】受給率20%…公的扶助への偏見!?乙武洋匡が問題提起!森永卓郎の息子・森永康平&日本維新の会・藤巻健太と徹底討論!|FACT LOGICAL Season2特別編

https://youtu.be/qj0ZY6pzOLY

 

2.「日銀の新総裁候補」

本日の日経新聞1面トップは日銀の次期総裁候補の特集だった。新総裁になると金融政策が変わると思っている方が沢山いるようだが、総裁が変わっても手段がないのだから何も変わりようがない。出来ることと言ったら、マイナス金利を辞めること(=実質的意味は何もない)と長期金利の誘導目標をシミ程度に上げるだけだ。それでは為替への影響を含め、何にも事態はならない。それ以上長短金利を上げると日銀が債務超過、損の垂れ流しとなり、円が暴落(=ハイパーインフレ)してしまうからだ。

次の日銀総裁は、残務整理機関の総裁だから、たいして重要なポストではない。雨宮氏も中曽氏もたいへん優秀な方だが残念ながら、黒田日銀を支えた戦犯であることは変わりないので、たしかに、この残務整理機関の総裁をしていただくのが適切かも。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB169YN0W2A910C2000000/

 

3.「新中央銀行初代総裁候補」

新しく設立される新中央銀行の総裁他首脳陣には、日銀OB が適任。野に下っている日銀OBで金融がよくわかっている山本謙三元日銀理事をはじめ優秀な方が何人もいる。彼らが適任。日銀の仕事は、しょせん実務(ただ実務を馬鹿にするなかれ。実務経験がないとマーケットなどわかるものではない、日銀の仕事はある意味、実体経済を反映するマーケットと向き合う仕事)だからだ。

新中央銀行が設立された後、新しい通貨を日銀(残務整理機関)に資本投入し、

現在の1万円札100枚と新しい法定通貨である新中央銀行券1枚とを交換するのが現在の日銀(残務整理機関)の仕事となろう。その総裁候補は、たいして重要ではないと述べた理由。

 

4,「利上げが一巡すれば円安進行が止まるか?」

昨日、以下のリツイートが私のtwitter に来た。「この記事の最後にあるように、米国の利上げが一巡し金利差の拡大が止まれば、円安は収束するのでしょうか?」

以下のように回答した。

「終息しないでしょうね。日米金利差で円安が進むのはせいぜい180円から200円程度まで。それ以上に強烈な円安要因は財政ファイナンスでバラまいたお金の回収に入る欧米中央銀行と、未来永劫にバラマキを続けないとならない日銀の差ですから。この差の円安圧力は強烈。金利差どころではありません、日銀はバラマキを辞めると、自身が債務超過、政府は支払い金利急増で世さんアド組めなくなります。回収されるお金と、打ち出の小槌で毎日降ってくる円、どちらに希少価値があると思いますか?」

 

5「なぜ日本の金利を上げられないのか?」

昨日、以下のリツイートが私のtwitter に来た。「なぜ日本の金利を上げることが出来ないと考えているのか意味不明。バラまき続ける方が金利上げるより難しいからね。金利アップによる利子なんてバラまく額と比べたら簡単に払える」

以下のように回答した。

「日銀が債務超過、かつ損の垂れ流しになるから。ピリオッド。そんな中央銀行の発行する通貨は誰も信用しなくなる、日本人は最後までしがみつく人が多いでしょうが。ドイツの終戦時に旧中央銀行ライヒスバンクが廃され、ライヒスマルクが紙くず化したのと同じ。ライヒスマルクにしがみついていた人の悲劇」

 

6.「満期には元本がきちんと返ってくるのだから国債購入は問題がないのか?」

本日、以下のリツイートが私のtwitter に来た。

「因みに、国債は20年債を買っても20年後には額面で償還されます。日本国が債務不履行しない限り。寝込みを襲われるとは、日本国の債務不履行をイメージされているのですね」。

以下のように回答した。

「国債100万円買って10年後に元本の100万円が返ってきてもインフレでその100万円でタクシー、ワンメーターしか乗れなかったら、私は泣きますがね。先代の林家三平師匠が『男は泣いちゃいけない。泣いていいのは財布を落としたときだけだ』とおっしゃっていましたが、財布を落としたのと同じ」

 

7.「1923年ドイツのハイパーインフレ」

先ほどの回答に対して、以下のようなリツイートが北、「ワンメーター100万円ってどんどん飛躍しますね」

以下のように回答した。

「1923年のドイツのハイパーインフレをタクシー料金に換算(円で例えると)すると1月に700円だったタクシー代は12月には3990億円と上昇しました」

 

8.「為替は相対論」

本日、以下のリツイートが私のtwitter に来た。

「ドル円に対するヘッジファンドの方向性は理解しますが、リセッション入りする米は対BRICs通貨に対して価値が下がらないのでしょうか。米ドル自体は大丈夫なのでしょうか」

以下のように回答した。

「何度も言いますが、為替は相対論。どちらがより弱くなるかだけです。世界の基軸通貨ドルは、一番弱くなる程度が小。円は、一番弱くなる程度が大、その結果がドル/円の暴騰です」

 

9.「難癖」

昨日、以下のリツイートが私のtwitter に来た。「またなんか言っててオモシロイ 円高になるとTwitter休んで円安になると饒舌」

以下のように回答した。

「必死であらさがしをされているようですが、そんなことよりドルを買って将来、他人に助けを求めなくてすむような努力をする時期だと思いますがね。ちなみにコメントを休んでたのは米国に行ってた2か月(5月~6月と8月1か月。事前通告したはず)。最近では石垣から釧路に行っていた時だけ。時間が無かっただけですが」