1.「外国人のスタンス」
衆議院選後のこの数日間、JPモルガン時代の友人の外国人からそれなりの数の質問が舞い込んできて大変だった。
少し前なら返信にとんでもなく時間を散られて「やってられないよな~」となるところだが、昨今は日本語で書いてAIに翻訳してもらって返信しているからそう苦痛ではない。
もっとも「タケシの英語は日々進歩している。時には私が人生で聞いたこともないような高度な英語が混じっている」とのアイロニカルな返信が来たこともあり「こりゃ、ばれている」:と思い、いまは最初に「この文は日本語で書いたものをAIに翻訳して送っている」と酷ことにした。
欧米陣の選挙結果の感想が非常にポジティブなのに驚いた。それが現在の円高、株高の理由なのだろうと思った。が、その誤解はすぐ解けると思った。
非常にロジカルな連中だから、昔から私が本に書いたり述べてきたこと「逆説的だが景気が良くなると日本経済は終わる」をすぐ理解すると思うのだ。
2.「今のマーケットは全て長続きしない」
今はッジファンドを運営しているJPモルガンお友人の一人が「選挙結果の結果、世界で、日本ほど強い政治体制はなくなった。。これで自民党が積極的に日本経済を引っ張っていける。日本の一人勝ち。という状態になるのではないか?タケシはどう思う?」と聞いてきた。
昔は、日本のことをたえずモニターし、熟知していた彼だが「日本に興味を失っていたんだろうな。全くわかっていないな」と思った、
そこで彼には「政治が強くなっても経済のファンダメンタルズがあまりにも弱い。・外国人が日本に株や直接手投資をすれば、さすがに景気が良くなり物価や長期金利は上昇するだろう。しかし日銀は物価を制御するすべを失っている。
今でさえ巨額の保有国債情か損を保有している中小金融機関や生命保険も危機に陥る。外国と違い、今の日本人は7割が変動型で住宅ローンを組んでいるから破産機器の国民も増える。そして一番の問題は日銀の保有国債評価損がとんでなく巨額になってしまうことだ。この状態では株価はさすがに下落するだろう。
現在に日本経済、金融機関、そして日銀は株高だけで生き延びている。株価が下落すれば皆イチコロだ。
株価が下落したら経済が悪化する国は多々あるだろうが、株価が下落したら中央銀行が危なくなる国などかった聞いたことも無い」という内容を書いた。
彼からは「タケシの返信を2度読んだ。確かにそうなると世界経済にも悪影響があり非常に心配だが、ロジカルに考えれば健史の言うことの方が正しいだろう」とすぐ返信がきた。
今まで日本無視だった外国人も、少し日本の現状を学べば、自民党が大勝したからと言って能天気に「これで日本経済大躍進だ」とは思えないことにすぐ気がつくだろう。今のマーケットは全て長続きしない。
3.「国の借金、ヘッジファンド頼み」
本日の日経新聞1面トップ記事は非常に重要だ。この記事で言うノンバンクとはヘッジファンド、年金資金等のこと。
いわく「国際決済銀行(BIS)や日銀によると、近年は政府債務の増大に伴い債券市場でのヘッジファンドの存在感が大きくなっている。市場で国債の売買がしやすくなる面がある一方、銀行より短期売買が多い傾向にあり、債券市場の金利が変動しやすくなる」
「BISのデコス総支配人は25年11月の講演で『最近の先進国の公的債務の増加分は主にノンバンクによって吸収されている』と述べた。ヘッジファンドが国債を担保に資金を借り入れて運用資金を膨らませている点を懸念し、こうした手法の制限が必要との認識を示した」
「日本の政府債務残高は24年末で1293兆円にのぼる。このうち45%を占める日銀は国債の買い入れを減らし始めている。日本はノンバンク比率が3割程度とみられるが、今後は海外ファンドなどの存在感が高まることが予想される」
――>最近海外勢の長期国債、超長期国債の購入が多いとは聞いていた。また
今まで、「国債の売りはヘッジファンドの先物による売り仕掛けだ」と思っていたが、そうではなく、ヘッジファンドが保有している国債の売却だったようだ。
なにかネガテイブな」ニュースがあればヘッジファンドは瞬時に劇的に残高を減らす。
日本の長期金利急騰のリスクが高いことを教えてくれる重要なニュースである。。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB081PT0Y5A201C2000000/
4・「シューベルトの『未完成』と交響曲第8番『グレイト』
昨日は13時に家を出て名古屋へ。
追っかけをしている小泉和弘さん指揮の名古屋フィルハーモニー交響楽団のコンサートを聴くためだ。シューベルトの「未完成」と交響曲第8番「グレイト」。
静と動の2曲。「グレイト」では元気が出る。素晴らしかった。
楽屋には指揮者で東京音楽大学教授の広上純一さんもいらしていた。私は存じ上げなかったが、家内はすぐ気が付いた。
楽屋に寄りご挨拶をしてから18時半の新刊で帰京。20時半に帰宅

5・「ブラボー 菊池雄星選手」
昨日は雨でテニスもできず、午後から名古屋に行予定だったので、朝からぶっ飛ばして仕事をしようと思っていたが、朝7時のNHKニュースに続いて大リーガーの菊池雄星選手のインタビュー番組が始まったので思わず見入ってしまった。普段はあまり、テレビを見ない私なのだが
以前の彼の短時間のインタビューが素晴らしかった記憶があったからだ。
昨日のインタビューも、野球の技術論ではなく、彼の生きざまのインタビューだった。野球の技術論ではない内容で、25分間のインタビューに耐えうる野球選手はそうはいないだろう。
花巻東高校時代の週1日の休みの日には本屋に行って本を買い漁り、練習後に毎日読みまくったと話していた。野球だけでなく、人生は自分の頭で考えることが大事等、彼の哲学を、考えながら自分の言葉で話していた。現役をやめても最高の指導者になると思った。
野球に関しれだけでなく若者たちの素晴らしい見本だと思った。
大谷も好きだけど、昨日から私は、菊池選手の大ファンnだ。
若者にぜひ見てもらいたい番組だった。
6.「フジマキさんとかけて出産間際の妊婦と解く。その心は?」
1月25日は19時から三遊亭楽麿呂師匠の独演会@清澄白河の江戸記念館。
三井信託銀行千葉支店時代の大西先輩と浜崎さんと出かける。
独演会後、楽屋訪問。
楽麿呂師匠は、2013年に飲み会で知り合った。この飲み会には私は定期的に参加していたが、初めて参加された楽麿師匠に突然、主催者の方がなぞかけをお願いした。「フジマキさんとかけて」とのなぞかけに、即座に「出産間際の妊婦と解く」とき回答された。その心は「早く参院(産院)に送りたい」
この例からもお分かりのように政治ネタがお得意で、この日の出し物の一つはトランプ大統領をネタにした新作だった。いや~、面白かった!
もちろん古典(この日は「中村 仲蔵」もお上手!!玄人向けの「中村 仲蔵」を観客も飽きさせずに見r調査競る仁尾はさすがとは慶応落研の大西先輩のコメント。
7.「虎の会」
1月28日は昭和25年寅年生まれの人の19人の集まりである「虎の会」@東急キャピタルホテルに。もう20年前くらいから仲間に入れていただいている。
野村ホールでディングス元社長の古賀さん、元みずほファイナンシャルグループ社長の塚本さん、元日銀理事でメットライフ副会長の平野さんが久しぶりに参加。宮沢洋一君も衆議院選の応援後に参加。
元日銀理事で現NHK会長の稲葉君や発起人の根津美術館長・元東武百貨店社長の根津さんは病気でドタ欠席。この年になると風邪等でドタキャンが多くなる。

8.「壬生さんの演奏は聴き損なった」
1月28日は「虎の会」散会後、久しぶりに壬生さん(森ビル 特別顧問)の引く玄人はだしのコントラバスを聴こうかと代官山のバーを訪ねたが壬生さんもドタ欠席。
壬生さんとは1985年、英国ウインブルドンテニス大会の際、レナウンのマーキー(接待用テント)で初めてお会いした。確か当時はJALに勤めていらしたと記憶しているが、「明日は爺さんの誕生日だから帰国する」とおっしゃるのを聞いて「すごい人だな、おじいさまの誕生日にわざわざ帰国するのか?」と驚いたが、後で、そのおじいさまとは昭和天皇だと聞いて、一層、びっくり。
帰国後、再会し、仲良くさせていただいている。家内と時々お酒を飲んだりしていたが、コロナ以降、疎遠になっていたので、ご機嫌伺に出かけたのだが、残念だった。

