「日本銀行が債務超過で潰れる日」.「所得30億円超の課税強化法案は別名『ひがみ法案』」

2022年12月13日

1「日本銀行が債務超過で潰れる日」

本日プレジデントオンラインに拙稿「まもなく日本円は紙くず化する…この半年で5兆円超の資産価値を失った日本銀行が債務超過で潰れる日」がアップされました。無料で読めます。日銀がいかに危険な状況にあるかを丁寧に書いたつもりです。これを読み、事態を正しく理解されることを望みます。それがご自身の財産を守る第1日だと思います。

「どこそこのロジックがおかしい」「どこそこが事実誤認」だという反論は受け付けます。「まだ生き延びているから大丈夫だ」とか「破綻するわけがないだろう」「今まで破綻していないのだから今後も大丈夫」「いつ反するの?」などの幼稚園児のような反論は無視です。この拙稿を読んでいただければ、雨宮副総裁が総裁職を受けないだろうと私が思う理由がお分かりになるかと思います。

https://president.jp/articles/-/64410

 

2.「別名・ひがみ法案(所得30億円超の課税強化)法案」

ツイッターで「所得30億円超の課税強化法案についてでどう思うか」と聞かれたので以下の回答をしました。

年収30億円と言う金額からして同じ人が毎年、払っているとも思えない。この金額を払いかつ源泉分離が適用されるのは、株取引で、特にベンチャーで成功し、株を上場した人達が主だろう。これに該当する人は毎年200~300人だそうだ。1億円ずつ追加徴収してもせいぜい200~300億円の増収。200~300億円の増収のために株式市場に悪影響を与え、経済を引っ張っていく起業家たちのモチベーションさえ落としまうというデメリットは極めて大きい。こんなことしているから日本はますます共同貧困に向かっていく。富裕層や成功者を引きずりおろして格差是正を図ろうとする法案は筋が悪い。成功者に高いリターンを与える仕組みを作らないのなら、誰も頑張らない。日本は天才も集められないし、天才は日本から逃げる。エンジェルスの大谷は日本に帰ってこないだろう。サッチャーいうところの人間の中の最悪の品性である「ひがみ」が凝縮した法案、しかるにして「ひがみ法案」。まー、金額的に私には関係ない法案ですが。それに株から、今は撤退しているし。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA128AM0S2A211C2000000/