1,「膨らむ生保解約、返戻金は半期最高ペース マネーは高利回り求め投信へ」
昨日の日経新聞記事。非常に重要なニュース。 生保は昔と違って昨今ALM(アセットライアビリティマネジメント)と称して、売った保険に合わせて期限の長い超長期国債を購入してきた。 解約が増え、投信へ金が流れるとなると資産負債の期間構成を整えるために保有超長期債を売却しなければなくなる。 そうすると売却実現損が増えるだけでなく減損会計(価格が半額以下にば時価評価をしてその損をPLに反省しなければならない)を回避する特例の理由(満期まで保有謄)の説明が不可能になり大きな損失を計上しなければならなくなる。 超長期金利はますます上昇する可能性があり20年国債を中心に超長期債も大量に保有する日銀財務も危険になる。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB246LO0U6A720C2000000/
2,「(昨日アップのX)バランスシート縮小論者のウオーシユFRB新議長」
明日のFRB後の記者会見ではバランスシート縮小論者のウオーシユFRB新議長がランシートに関してどのようなコメントをするかが私にとっては1番の興味の対象。金利の方向よりそちらのほうが重要。バランシートを縮小するためには、保有国債のランオフもしくは売却しか方法がない。
3.「ウォーシュFRB議長、煮え切らぬ利上げ姿勢 『唯一の解決策ではない』」
本日、朝10時53分に日経電子版にアップされた記事。 いわく「ウォーシュ議長は物価抑制への強い意思を示しつつ、3人の地区連銀総裁が主張した利上げには『唯一の解決策ではない』と煮え切らない姿勢だった」 ――>「唯一の解決策ではない」とは、バランスシート縮小派のウォーシュFRB議長は(以前から私が述べている通り)1980年のボルカーのサタデイナイトシペシャル(=ボルカ=ショック)を念頭に於いているのだと強く思う。 ボルカーはしつこいインフレの抑制には政策金利の引き上げではなく過剰流動性の回収しかないとそれを政策目標にした。金利は上昇するに任せたので、長期金利は20%、FED 金利は24%まで上昇した。 世界が過剰流動性を回収始めたら日本の長期金利も暴騰する。世界で断トツに脆弱な中央銀行の発行する通貨円も一巻の終わり。
4,「ドルを今さら買うのは危険か?」
ドル円に関し、2012年の70円台から現在の164円は相当に円安が進み、これ以上円安が進むのか疑問に思っている人もいるだろう。しかし、1972年の350円から2012年の70円への円高は40円で280円進んだことになる。1年間で毎年7円ずつ円高が進んだのだと同じだ。 2012年から14年間では98円円安が進むペースだ。 今の毎年平均6円ずつ円安進行など決して異常ではない、と考えてみてはいかが?
5,「高市氏就任以来一年足らずで20円の円安進行」
以下のリツイートが私のXに来た.
「高市氏就任以来一年足らずで20円の円安進行は異常ですよね」
以下のように回答した。
「たしかに。40円でも60円でも円安進行しても良い環境なのに、よく20円でふんばっています。 異常に遅い円安進行です」
6.「何故、予想が間違ったと言わない?」
上記の回答に対し、以下のリツイートが私のXに来た.
「なんで素直に「私の予測が外れました」と言わないんですか?」
以下のように回答した。
「そう言うと、円高を予想していた多くの人たちが恥ずかしくて、恥ずかしくて逃げ出さずにはいられなくなってかわいそうだから」
7.「日本銀行総裁会見の取材結果の解説by原真人氏」
日本銀行総裁会見の取材結果の解説を翌8月1日(土)に原真人元朝日新聞編集委員がニュースレターで発行します。当日原真人さんのXを開けてみてください。


