(本日第2弾) 本日は朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただけると幸いです。
(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「米国政府とえども為替を動かせないことをベッセント米財務長官は百も承知」
予想通りベッセント・加藤会談では為替の実質的な話は出なかった。当たり前だ。何度も言うがベッセント氏はBOEのポンド買い介入をものともせずポンド売りでBOEに打ち勝ったソロス出身だ。ファンダメンタルズに反した介入など効かないことは百も承知のはず。
又、円売りで大儲けした男。日銀が利上げ出来ない事情を熟知していたから一貫して円売りポジションをキープした。強烈な金利調整(日本の大胆な利上げ&米国の大胆な利下げ)と介入が一緒になって初めて為替に影響を与えられることを十二分にわかっている。そして日銀が利上げなど出来ないことも。
ベッセント氏は出来ないことを宣言して信用を失う愚を犯す男ではない。
2.「日銀が内部留保を食い終わる日も近い」
界中の金利が上昇しているが日本国債10年物はもっとも不気味で、現在1.573%。毎日、着実にじりじりと上昇している。先日付けた近年の最高値をもうすぐ越す。この警戒警報を聞き取れない人は耳鼻科に行った方が良い。
私のラフな計算では、本日、日銀は債務超過に備えて貯めていた内部留保を
再度食い始めた。全て食い終わるのは簡単。そして、史上稀なるとんでもないな債務超過に陥る日も近い。植田総裁は「債務超過になっても一時的だから大丈夫」と私のスつ問に答弁されたが、そんな甘っちょろいレベルの債務超過では済まないだろう。何度も言う。警戒警報はガンガンに鳴っている。
3.「本日の私のラフな計算」
(責任はとれないが)本日の日銀財務のラフな計算は以下の通り
有債券評価損(マイナス33.9兆円)+保有科株式評価益(プラス31.3兆円)=
マイナス2.6兆円)
内部留保 13.6兆円
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合計(=債務超過までのバッファー) 11兆円
ちなみに再建派⓪。1%冗長ごとに3兆円の評価損拡大。
日経平均は1000円安ごとに1.8兆円の価益減少