.「懸念強まる超長期国債『物価高補正予算』4兆円に身構える海外勢」「財務省は何年間、円の動きは投機的と言っている?」「投機的な動きが13年も續き、価値が半分以下になるか?」他

2026年05月01日

1.「懸念強まる超長期国債『物価高補正予算』4兆円に身構える海外勢」

本日の日経新聞朝刊記事。

いわく「国内債券市場でインフレや財政拡張への懸念が晴れない。とりわけ償還期間が10年を超える超長期国債の利回り上昇が目立つ」

――>現在10年金利は2.5%を声、2.51%、20年債は3,38%、

今年4月14日の行われた20年債の入札結果は平均利回り3.327%、

最高落札利回り3,329%、「良い入札、強い入札」との評判だったのだが、買った人は、はや、含み損発生である。

新発20年債に限らず生保や海外投資家が保有している超長期債は、ほぼ全部に含み損が発生しているはずだ。

保有国債にすべての評価損が生じているときに日本のサラリーマントレーダーが新発債を買い増すのは、よほどの理由と勇気がないと無理(出世が閉ざされる)だ。

インフレ懸念で保険金の解約が心配な生保にそれほどの買い余力があるとは思えない。

日銀も売りオペが出来ない以上、20年債を満期まで保有し市中にお金をじゃぶじゃぶの状態にしておくわけにはいかないから買いオペのた愛称銘柄にはしにくい。

買い手がいなければただでさえ、ない流動性が、さらに細る。

短期売却を狙う外資は撤退する。

結果、超長期金利の急騰が予想される。

財務省が超長期債の発行を減らし短期債の発行に切り替えれば、財政は更なる自転車操業になる。

金利上昇期に非常にもろい体質である。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB3017F0Q6A430C2000000/

 

2.「今度は10年債が余る 銀行・海外勢広がる様子見、為替介入にも反応薄

先ほど、日経新聞に「10年債も不調」との記事がでた。 超長期だけではなく10年債も不調。

―――>国が為替だけでなく株式市場も、国債市場も仕切ってきたツケがいたるところに出てきた。市場経済を否定し計画経済を推進してきた日本のナレの果てである。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB290FW0Z20C26A4000000/?n_cid=SNSTW001&n_tw=1777603042

 

3,「円急騰で強気取引を手じまい、再び円安基調へ-TDセキュリティーズ」

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-04-30/TEBE67KJH6V600?taid=69f3924905fd1e0001605eba&utm_campaign=trueanthem&utm_content=japan&utm_medium=social&utm_source=twitter#gsc.tab=0

――>TDセキュリティーズは円買い介入を待っていたというわけね。介入を利用して円買いポジションをクローズしこれからは逆に円売りポジションを顧客に勧めているということね。 長い間のネガティブキャリーで苦しかったんだろうね。いつまでたっても介入が来なかったから。ホッとしていることだろう。

 

4.「タイヤもエンジンも…自動車素材が軒並み高騰 アルミなど2〜3割高」

本日の日経新聞記事

――>タイヤもエンジンもボディーも軒並み高騰。さらに価格が上がるのは本当に原油が枯渇してくる夏以降だろう。物価上昇は凄まじいし価格高騰により需要崩壊が起こる可能性も。 製造業は売上減による業績悪化の可能性もあるし、さらに最悪なのは材料不足で操業停止の可能性。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB227HF0S6A420C2000000/

 

5,「財務省は何年間、円の動きは投機的と言っている?」

昨晩、以下のリツイートが私のXに来た。私が財政破綻の危機、最近の13年間はハイパーインフレ危機のリスクを述べてきたことに関してだろう。

「何十年同じことを言ってるのかw」

以下のように回答した。

「それ、「円安は投機的な動き」と言い続けている財務省のこと?」

 

6.「投機的な動きが13年も續き、価値が半分以下になるか?」

2012年の1ドル70円台から1ドル157円の現在まで政府は、絶えず為替は「投機的な動き」と言ってきた。投機的な動きが13年も續き、価値が半分以下になるかいな?

自分に日本国に都合の悪い為替の動きはすべて投機的であり、最近の石油関連商品の品不足は全て「流通網の目詰まり」というのだそうだ。

 

7,「円安の原因」

今、一番間違えていけないことは「イラン/米国紛争」で円安が進んでいるのではない点だ。単に弱含んでいる一要因でしかない。

円が弱含んでいるのは、日本の国力が弱っている上に中央銀行がお金をバラまきすぎて通貨価値が棄損しつつあるからだ。

さらには日銀の債務超過の可能性が世界中の投資家に露見しそうだからだ、

そんな時に米国イラン紛争が起きて、更に円弱要因が加わったに過ぎない。

したがって「米国イラン紛争が終わったら円は大丈夫」などと思っているととんでもない損失を被ることになる。