「日本政府が原油先物に手を出すなどとんでもないこと」「日本政府が原油先物に手を出すなどとんでもないこと」「中央銀行と政府の役割の違い」他

2026年05月04日

1.「日本政府が原油先物に手を出すなどとんでもないこと」

元日経新聞記者の磯野直之さんが以下のツイートをしていた。

「日本政府が原油先物を売ったら、原油の現渡しはできないのでいずれ買い戻す必要がある。だから、原油先物市場への介入はできるはずがないし、万一実施し、実施した事実が明るみになれば、強烈な原油先物買いの投機を招く。日本政府に踏み上げさせるために。 円買い介入で売ったドルを買い戻す必要はない(外貨準備を減らした)のとは大違いだ」。

以下のようにリツイートした。

「確かに売り方がショートスクイーズを受けるときの恐怖はマーケットを経験したことがなければわからないだろう。特に原油市場のように反対取引ができず、現物デリバリーが必要になる可能性があるマーケットで現物を持っていないときにショートスクイーズに会うのは恐ろしく怖い。そんなマーケットを経験したことのあるお役人などいるわけがないし。 渡すべき現物をじゃぶじゃぶに持っている為替介入しか経験がないお役人には信じられないほどの恐怖にある可能性がある。 相場でいくら負けてもいつか取り戻してみせると言う自信があるから、全く恐怖を感じたことはないが、決済ができなくなる恐怖は私でも耐えがたい」

 

2,「金融商品の先物と商品先物とはある意味別のマーケット」

金融商品の先物と商品先物とはある意味別のマーケットだと私は思っている。 例えば、先物取引の方が断然多い国債マーケットのような金融取引は、先物価格の動きが現物価格を引っ張るが、商品先物マーケットでは現物が先物市場を引っ張る。 現物市場の需要と供給の関係で現物の価格が決まり、先物は決済日に現物市場が、どのくらいのプライスになるかをの予想ゲームに過ぎない。 すなわち決済日が近づくにつれ、先物価格は現物価格に収斂していく。 現物の石油価格をコントロールできない日本政府がいくら先物で騒いだところで、一時的に先物価格を動かせるだけで、最終的には現物価格が値段を決めるということ。 その理解を間違えると日本政府はとんでもなく痛い目に合う。 反対取引が不可能になったときの現物の調達やそれを決済地まで運ぶ輸送手段やタンクな調達も整備しておかなければならないし。

 

3,「米国がドルを多く発行してもドルが棄損しない理由」

私のXに以下のようなリツイートをいただいた。

「打ち出の小槌論ですね 金は印刷すれば働かなくても物が手に入るとドラえもんの世界の発想です ドラえもんですら落ちは必ず見返りを求められます 狂った連中の妄想です」

以下のように回答した。

「経済規模の拡大と同じようなスピードでお金を追加発行しないとお金が足りず、お金の存在価値が上がります(=デフレ)。しかし経済規模の拡大以上にお金を追加発行するとお金の存在価値は下がります(=インフレ) 日本は異次元緩和開始以降、経済規模の拡大に比べてとんでもないほどの通貨発行をしました。だからお金の価値が棄損している(=インフレ)のです。 一方ドルは世界の基軸通貨です。米国だけでなく世界経済の規模拡大に合わせて新しい通貨を刷ることが出来るのです。だから非常に多くの通貨を追加発行しても価値は棄損しません。その結果。円安/ドル高が進行しているのです。  イラン・米国紛争は、それにかてて加えての話です。イラン・米国紛争が解決しても円安/ドル高が反転するわけもなく、為替介入で反転するわけもないのです」

 

5,「中央銀行と政府の役割の違い」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「円安を止めるには、金利を上げる。 だが金利を上げれば、別の歪みが生まれる。 政策は常に、トレードオフの中にある」

以下のように回答した。

「異次元緩和をしていなければ、たとえトレードオフがあっても微々たるものだったはずです。 本来、日銀は日本全体を考えて政策金利を決め、そこで多少の不都合が起きる場合は政府が出動してその不都合を取り去る。 それが中央銀行と政府の本来の関係です、 物価上昇を政府が抑えられるなどと考えるのは思い上がりです。

 

6,「朝日新聞原真人編集委員の卒業論文「打ち出の小づち的な大社会実験の帰結」

前にも書いたが、朝日新聞編集委員の原真人編集委員が先月末で朝日新聞を定年退職された。原さんの卒業論文とも言うべき記事解説「臆する姿 アベノミクス症候群」がこれ。すばらしい。問題点を端的にまとめられており、卒業論文にふさわしい。 少しご紹介が遅れてしまったが 4月29日の解説記事は必読だ。 「日銀が事実上、国債を買い支え政府財政を支えた打ち出の小づち的な大社会実験は、「異次元緩和」の名のもとに11年にもわたって続けられた。その結果が、財政健全化に背を向ける政権と国会、利上げに臆する中央銀行の姿だ」

https://asahi.com/articles/DA3S16453536.html?iref=pc_ss_date_article

 

7.「追加利上げ見送り 日銀判断の理由」(動画)

以上の卒業論文に関して原さんが朝日新聞の動画に出て解説をされている、非常にわかりやすい解説だ。5分くらいなので是非見てみてください。

https://www.asahi.com/video/articles/ASV4X2DVBV4XUEFT003M.html?iref=comtop_Movie_02

 

8,「小さな政府/低い税金」

「かつもくせよ」氏がツイートとしていたのをリツイートした。

イーロン・マスク氏の「小さな政府/低い税金」は私の「日本が成長国家になるための必須条件」との私の主張と同じ。

以下「かつもくせよ」氏のツイート

「【イーロン・マスクが語る 税金と政府の大きさ】 イーロン・マスクが人は稼いだお金に対して何度も課税されているという不満をわかりやすく語っています。 稼ぐ時にも課税され、何かを所有しても課税され、さらに使う時にも課税されるなど、私たちは何重にも税金を負担しているといるのです。 そのうえで、集められた税金が自分たちの賛成しないことにも使われてしまう現実を問題視しています。 そして結論として、政府の規模をもっと小さくし、支出を減らし、人々が自分で稼いだお金をより多く手元に残せるようにすべきだという考えを述べています。 全くその通りだと思いますね。既得権益者の既得権益者による既得権益者のための支配構造であり、これはアメリカよりも日本の方がさらに酷いように思いますね」。

https://x.com/i/status/2050696836860801218

 

8.「SBI証券の北尾さん、ありがとうございます」

私のXに以下のようなリツイートをいただいた。

「SBI証券の北尾さんが『さすが藤巻さん』と決算説明会で絶賛してました」

以下のように回答した・

「そうですか。それは知りませんでした。ありがとうございます」

これに対し、さらなるリツイートもいただいた。

「さすが藤巻さん、って結構みんな思ってるとおもいます。今の日本の金融状況を大局観で当ててきているんですから。藤巻さんの著書を読んできて良かった」

 

9.「ヘッジファンドのオーナー達のすごさ」

私のXに以下のようなリツイートをいただいた。

「為替は、『当たったか外れたか』で語られる。

だが重要なのは、その予測ではない」

以下のように回答した・

「日本のサラリーマン社会はいざ知らず、我々プロの世界は儲かっていなければ発言権はないし、人格さえ否定されます。 しかし儲かっていれば尊敬されるわけでもありません。儲かった際のロジックがロジカルだったと判断された時だけ尊敬されるのです。 この世界で生き残れるののはそういう人たちだけです。 私はリスクテーカーとしてヘッジファンドのオーナー達の仲間に入れてもらっていましたが、彼らの勉強量と絞り切る脳汁の量とロジックは凡人とはケタ違いです。

 

10,「エ、エ、エ、失われた30年の元凶「金融引き締め」???」

高橋洋一氏のX のタイトルが目に留まった。

タイトルは「失われた30年の元凶「金融引き締め」「過少公共投資」高市政権リミッター解除 高橋洋一」

以下のようにツイートした。

「記事は読んでいないけれども、金利をゼロにして発行国債の半分以上を中央銀行が保有する(=その分お金を市場に供給する)政策を「金融引き締め」と言うのならば、開いた口が塞がらないどころか顎が抜けちゃうね」

 

11.「ハンキン論教祖様を信じている人がインフレで一番ダメージを被る」

私のXに以下のようなリツイートをいただいた。

「藤巻さんが不安を煽っているのではなくて、「藤巻というヤツが不安を煽っている」と上念や三橋や高橋洋一が信者に向けて煽っていたわけだよ、それを鵜呑みにして怒ってんだから相当なアホですねwwwこれ竹中平蔵ネタや財務省ネタも同じ。それが彼らの情弱ビジネスのやり方」

 

以下のように回答した・

「彼らが主張する国債をもっと発行し、バラマけ。その国債を日銀が買えば問題ないという主張は、金融論でいえば財政ファイナンス論(政府の歳出を中央銀行が通貨を発行することによって賄う)であって、金融論では激しいインフレもしくはハイパーインフレ起こすとの結論になっている。 インフレには逆進性があり、経済弱者にとってこそ極めて厳しいもの。 その主張を信じ、神様のように祭り上げているのが1番悪影響を受けるその経済弱者なのだから、かわいそうに、と思わざるを得ない。 経済弱者こそ、ど素人のなんちゃって理論ではなく、金融論を学び経済弱者から脱却する努力をした方がよろしいかと私は思う」。

 

12.「ドル売り介入をきっかけに相次ぐ『円売り推奨への変更』」

「シティも介入のおかげで円ロングを解消できたようです。利益は約0.17%。なんとかプラスで逃げ出した感じです。 それにしても、5兆円使ってTDやシティなどの外資に非―――」

以下のように回答した。

「TDセキュリティーズに続いてシティも円ロングポジションを解消出来て円買いの推薦を撤回できたんですね。介入さまさまですね」

 

13.「米国資産をむさぼるように買い続けている世界の人々」

以前紹介したが、4月15日の日経新聞に載ったフィナンシャルタイムズの提携記事にコラムニスト ジリアン・テット氏は「トランプ氏の気まぐれな行動が世界中で反米感情と不信感を強めたにもかかわらず外国人がまだ米国資産をむさぼるように買い続けている」と書いている。むさぼるように、である。 そんなときにドル売り介入したところで効くわけない。と私は思うが。

 

14.「財政出動で経済は成長できるのか?」

私のXに以下のようなリツイートをいただいた。

「毎年毎年足らない分を国債30兆円規模で発行し続けてきておいて何が緊縮財政かって思いますね。

必要だと言っては予算を付け、成長したんですか?国債発行残高の対GDP比をみれば分かるように、他国は国債に頼らず成長しましたね。なぜ日本はここまで国債発行したのに成長できなかったんですかね?」

以下のように回答した。

「そうですね。財政均衡(=赤字国債の発行ゼロ)を憲法で決めているドイツが2023年に日本のGDPを抜き世界に4位になりましたからね。ドイツの人口は日本の3分の2ですから、一人当たりのGDPは日本よりはるかに高い、ドイツ人の方がはるかに日本人より豊かになりましたね。ハンキンがいう超超緊縮財政なのに。GDPはアニマルスピリッツを持つ民間主導でしか出来ません」

15.「私は株のカラ売りで儲けたのか?」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「株の空売りでどれだけ儲けたの??笑」

以下のように回答した。

「現在の世界情勢で、戦争がどう集結するのかもわからないし買いも売りもするな。たとえどちらサイドで儲けたとしても、単にギャンブルに勝ったに過ぎない。私はファンダメンタルで説明できないギャンブルは嫌い。自分自身はここしばらく完全に株から手を引いていると書いているのに、どうやって大儲けができるんですか?大損もしていないけれど。

もっとも先週木曜日に収録した渡邉美樹の5年後に夢をかろうというラジオ番組では「今は売りも買いもおすすめしておらず、自分でも株からは全く手をひいているけれども、60,000円を超えてきてそろそろ日経平均の売りを出したい気分にはなってきたレベルですよね。きっとやらないとは思うけれど」とは発言しています」

 

16,「金融論に忠実な中央銀行であれば何年たってもつぶれることはない」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「貴方死ぬわよ」って何十年と言い続けたら、絶対に当たる占い師になれます

以下のように回答した。

「金融論に忠実な中央銀行で健全なオペレーションをしていれば、貴方死ぬわと何十年言い続けても決して当たらないけれども、金融論で中央銀行たるもの絶対やってはいけないと言う基本のキを大破りしている現在の日銀では.あなた死ぬわよと言ってれば占い師でなくても必ず当たるわな。おっしゃる通り。」

 

17,「私は今、ポジションをとっていないのか?」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「そう思うならそれでポジションとってみてよ」

以下のように回答した。

「私がポジションとってないと思う?年取って他になんにも刺激なくなった私が唯一の刺激であるマーケットから離れてしまったと思ってるの?」

これに対し、以下のリツイートをいただいた。

「バリバリのトレーダーをやってたのにマーケットから離れるとかないよねバリバリのトレーダーをやってたのにマーケットから離れるとかないよね」

 

18、「この為替の動きでどうやったら大損することができるのか?」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「忘れもしません。丁度2年前の今頃。 ドル円レート160円タッチしました。 藤巻先生は 「このまま200円、400円、500円あるいはそれ以上の円安に進む」 とおっしゃられました。 もちろんそれ相応のポジションとられたんですよね? あのあとのドル円レートってどうなりましたっけ?」

以下のように回答した。

「それが何?私は1ドル70円台だつた頃からドルを買えと言い続けており「買ったら酒食って寝てろ」と言ってましたが。160円近くで確かに多少買い増しはしましたが多少です。160円で全資産をドルに変えたわけではございません。税金の支払い等でしぶしぶ保有していたドルを円に売却し源泉税を支払ったこともありますが、それも多少です。

そんな私がどうやって大損することができるのか?ご説明いただければ幸いです。デイトレーディングなんかやめたほうがいいよ。」

 

19,「紙くずおじいさん」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「イイね 痺れるね 円は紙くずおじさん節が決まってる」

以下のように回答した。

「残念ながらリツイートが決まってないね。私は「円は紙くずおじさん」ではなくて「円は紙くずおじいさん」だから」

 

20,「言う通りにしてたら、大損ぶっこいてたな、――>どうやって?」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「言う通りにしてたら、大損ぶっこいてたな」

以下のように回答した。

「なぜ?」

 

21,「1340兆円の国債発行残高」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「量的緩和は直接マネーストックを増加させるものではありませんよ。 直接マネーストックを増加させるのは国債発行による財政出動です。 幸か不幸か、政権与党である自民党には財政出動に慎重な議員が多くて、大量の新規国債を発行したのはコロナ禍の時だけです」。

以下のように回答した。

「何を言っているのやら?ならば なぜ国債の発行残高がぐんぐん増えて1340兆円を超える金額まで積み上がったが説明してみなさい。小学校高学年でもわかるはず」

 

22,「民間の金融資産の伸びと政府債務の伸びが同じだとpどうなるのか?」

以下のようなリツイートが私のX に来た。・

「ぐんぐん増えての意味が分かりません。民間の金融資産の伸びに比べて、政府債務はそれほど増えていません」

以下のように回答した。

「何言っているのだか? 本来は政府が借金をせずニュートラルで、民間の貯蓄を企業が使って投資してこそ経済成長ができる。民間の余剰資金を政府が全部使ったらば日本経済を引っ張るところがどこもなくなってしまうではないか?日本を滅亡させたいの?中学から勉強のし直し」。