MMT批判 臨時版

2019年04月13日

今朝(4月13日)の日経新聞朝刊です。

「主流派経済学者からはハイパーインフレのリスクを軽視していると批判が広がる」

「MMTは「通貨発行権のある国家は財政破綻しない」と主張するが、高インフレは生活者の預金価値を毀損し、実質的に国の破綻と同じ結末となる。」―>まさに私が「異次元緩和という財政ファイナンスを行えば国は破綻しない(=究極の財政再建)だが、(ハイパーインフレで)国民生活は地獄」と言っているのと同じです。

「MMTの提唱者であるニューヨーク州立大教授のステファニー・ケルトン氏は「日本はMMTを実証している」と話す。主流派の経済学界から湧き上がるMMTへの批判は、日本の財政・金融政策への警鐘とも受け取る必要がある。」->まさにその通りだと思います。異次元緩和というリフレ政策=MMTを行っている日本に対する米主流派経済学界からの警告とも考えるべきです。

「MMTの提唱者であるニューヨーク州立大教授のステファニー・ケルトン氏は「日本はMMTを実証している」と話す」->麻生大臣も安倍総理も「日本をMMTの実験場にしてはいけない」とおっしゃるがMMT提唱者のケルトン氏自身が「日本は実証している」と話しているのです。ここを今度国会でついてみます。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO43692690S9A410C1EA3000/