インフレ警戒映す仮想通貨他

2020年11月22日

インフレ警戒映す仮想通貨

昨日の日経新聞夕刊。「モルガン・スタンレーが年後半の最大のリスクに挙げるのはインフレの加速だ」「今週、一部の投資家のそんな見方を映したのが、代表的な暗号資産(仮想通貨)であるビットコインの急騰だ」100%Agree.現在ビットコイン192万円。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO66523020R21C20A1ENI000/

2.メガバンクから「国債買いませんか?」セールス

友人から「銀行は仕事が無いせいか、遺言書を書け!かけ」とうるさく言ってくる。こうなると銀行もおしまいだね~」とメールしてきたので返事を書いた。「先日メガバンクから私に『国債買いませんか?』とのセールス電話がかかってきた。財政破綻論者に破綻でパーになる国債を売りつけようとは、銀行もおしまいだね~(笑)」と。 

3.校閲さんのプロぶりに脱帽

金曜日から、来年1月出版の本の校正に集中するぞ、といいながら金曜は18;00から川手さん夫婦と会食@キャピタル東急の中華料理「星が丘」。土曜・本日と午前中はテニス。ちなみに今まで30冊近く本を出したと思うが、今回の本は今までの中で、もっともエネルギーと時間をかけている。分量も普段の本の2.5倍くらい。なにせ7月から書き始めて、校正も、今回で(確か)3度目。それにしても、この誤字脱字ばかりの私の文章をチェックするのだから、校閲さんのプロとしての能力に脱帽。日経新聞で昔、匿名で文を書いていた時の私のペンネ―ムは「誤字脱字」だった。金融界の人はすぐ「フジマキだ」と分かったそうだが、ある時、編集者に、「あまりにも~」と言われ「一月三舟」に変えた。ただ、その時、オオニシ先輩は「朝顔(そのこころはデーリングで朝は威勢がいいが、夕方になると萎れる)」とか「平成の巌窟王」が適切だ」と強く主張した。

4.背の高い川手さん一家

金曜夜に二夫婦で食事した川手さんはノースウエスタン大学のビジネススクール(ケロッグスクール)に留学した時からの親友。私は三井信託、川手さんは興銀からの社費留学だった。(ちなみに「ケロッグスクールって水戸納豆大学みたいに納豆の作り方を教える学校」?と聞かれたことがあるが、違う。ケロッグ社が多額の寄付金をしたので、冠名が着いたのだ)川手さんは誰が見ても、どう見ても頭が良さそうに見えないが、とんでもなく頭がいい。

留学時代の私の量にあるポストは外国人規格で作られた郵便箱群の一番上層階にあり、背の低い私ではぴょんぴょん、飛びはねないと、手紙が来ているのかさえ分からない。あまりにみっともないので一緒に帰寮する背の高い川手さんに郵便箱を毎日、チェックしてもらったものだ。頻繁に来る婚約中の家内からの手紙を羨ましそうに見ていたのが、あまりにかわいそうで帰朝後、、お礼に雙葉の先生をしていた叔母の教え子で背の高い美人の奥さんを紹介した。

その後、次男出産のさい、逆子状態がどうしても治らず、川手さんの義理のお兄様(NHKの10っ子を取り上げられた日赤の先生)を紹介してもらった。かなり難しいお産で、やきもきしたが無事生まれた。感謝の念も込めて先生の名前をいただいて次男を「弘」と名ずけた。その弘も今や医者。義理のお兄様が生きていらっしゃったら、どんなに喜んで下さっただろう。

背の高かった川手さんだが、紹介した奥様も、とても背が高い。2人のお子さんも、そして4人のお孫さんも全員背が高いそうで、180センチの川手さんが、川手一族では「背の低い人」と呼ばれているそうだ。そういえば奥様のお兄さん(東大時代はアメリカンフットボール部主将)も亡くなったお父様も、非常にがっしりした背の高い方だ。遺伝子の力はすごいとつくづく思う。

その川手さんは、スポーツも万能。中学の時、テニスのダブルスで関東大会ベスト4、剣道は3段。その彼が留学中、帰宅中、寮の駐車場で強盗に会った。「Money!Money!」とナイフを突きつける強盗に、英語がわからず「I beg you a pardon、Sir?」と最上級英語で質問したのは有名な話。その後、剣道3段の彼にその時の話をすると「あの時、割り箸1本さえ持っていれば」と強弁するのだが、私は知っている。警察に通報した時、ルブル震えていたことを。 すべてが懐かしい思い出となった。