１「円、遠のく『100円突破』」
日経新聞マーケット欄。極めてまともな記事だと私は思う。「バイデン次期政権が積極的な財政拡大策を示し、物価上昇の見通しも高まったことで米長期金利が一段と上昇。日米金利差が今後も拡大する可能性が高まるなか、投資家はドル安継続シナリオの再考を迫られている」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODF182SR0Y1A110C2000000/
２．「藤巻健史の資産運用大全」（幻冬舎新書）1月27日発売
1月27日（水）、幻冬舎新書から「藤巻健史の資産運用大全」（税込み1100円）が発売されます。今まで、私は「ドルと暗号資産を買え」と繰り返し述べてきましたが、この本では一段上の危機対処策を書きました。「プロの技を盗め」がキャッチフレーズです。地震に備えた「防災キット」に対して、この本はX デーに備えた「財産救命キット」と捉えていただければ幸いです。
コロナ対策で政府がお金を垂れ流すのを見て「この国は大丈夫か？」と不安になり始めた方も多いでしょう。正常な感覚だと思います。
金融は実学なのに実務を知らずに「大丈夫」論を吐く識者（？）が多々います。そこで第1部では日銀、金融政策の基本を、ご説明し、その上でなにがどう危険なのかをご説明いたします。第2部では、危機を認識したら、どういう金融商品を使って、対処すべきかをお教えいたします。プロの技を盗んでいただきたいのです。
私は今まで30冊ほど本を書いたと思いますが、時間とエネルギーを今までで、もっとも割いた本です。昨年の夏にウェブ講義は、WEB講義としては高額だったと思うのですが、それでも100名近い方が聴講くださいました。その 講義をベースに書きました。お読みいただければうれしいです。特にファイナンシャル・プランナーの方、保険などのセールスの方、銀行員など顧客の皆さんに金融情勢や金融商品をご説明する方、、経済・金融を学ぶ学生さん、そして何よりも、ご自身の財産を守りたい方にとってお役に立てると自負しております。
今こそ、「金融の知識」はご自身と家族を守るための必須知識になっていると思います。