「財政状況はきわめて深刻 (黒田日銀総裁)」他

2021年01月27日

1「財政状況はきわめて深刻 (黒田日銀総裁)」

ここまで来ると音を上げて。ついに本音をしゃべらざるを得なかったのか?日銀倒産の際の責任回避の布石を敷き始めたのか?

https://www.msn.com/ja-jp/news/money/%e8%b2%a1%e6%94%bf%e7%8a%b6%e6%b3%81%e3%81%af%e3%81%8d%e3%82%8f%e3%82%81%e3%81%a6%e6%b7%b1%e5%88%bb-%e6%8c%81%e7%b6%9a%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7%e3%81%ae%e5%90%91%e4%b8%8a%e3%81%8c%e9%87%8d%e8%a6%81-%e9%bb%92%e7%94%b0%e6%97%a5%e9%8a%80%e7%b7%8f%e8%a3%81/ar-BB1d6niv?ocid=LENOVODHP17

2.「本日『藤巻健史の資産運用大全』発売」

黒田総裁の発言を聞いて心配になった方、是非ご一読ください。「財産救命マニュアル」です。危機が来た時は、一般的な資産運用法は通用しません。「日本売り」に備えた方法こそが有効です。基本的な金融の仕組みを知ることも身を守る手段です。 

3.「IT 王国インド」

先日来、欧米人は日本の電線をとても醜いと言っていると書いてきたが、インドよりはマシ。以下、JPモルガン時代のボス、マーカス・マイヤーの娘さんがインドで撮ってきた写真。「これでIT 王国?」との娘さんのメモに対し、マーカス曰く「どの線をどの線につなぐかがわかる頭の良さがあるからね」

インド電線

4.「出口を議論さえしてこなかった日銀」

本日の朝日新聞・原編集委員の「(多事奏論)異次元緩和8年 泥沼からの出口はあるか」は読むべき記事だと思う。

「先週の日銀記者会見で黒田総裁に質問した。総裁はずっと『出口論は時期尚早』と繰り返してきたが、8年たってその言い訳はさすがに通用しないのではないか――。 『現時点で大幅な金融緩和の出口を検討するのは時期尚早だと思う』。返ってきたのはいつもと同じ答えだった。 総裁は「欧米もみな10年越しで金融緩和を続けている。いま出口に向かっている中銀はない」とも強調した。この説明は正確ではない。たしかにいま出口に向かう中銀はないが、米欧中銀は一昨年まで必死に、着実に出口に向かって歩んでいた。まともに議論さえしてこなかった日銀とは違う」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S14778300.html?_requesturl=articles%2FDA3S14778300.html&pn=2