「突出の経済回復は米中、ビリ回復は日本」「大きすぎる政府の弊害」

2021年04月07日

1.「ワクチン普及の遅れで日本は経済回復ビリ」

日経新聞によると「米国は21年中にGDPが新型コロナウイルス危機前の水準に戻る」そうだ。一方、日本は「ワクチン普及の遅れなどで危機前の水準に戻るのは22年となる」(日経新聞)。ワクチン接種の遅れが世界経済の中でのビリ回復の原因。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70757590W1A400C2EE8000/ 

2.「早、ワクチン接種」

3月27日に渡米した次男は、昨日、破傷風を含む3種混合ワクチンの接種。そして今週末にコロナワクチン接種の予約をしてきたそうだ。本当はもう少し間隔を開けたかったようだが、コスト/ベネフィットを考えて今週末に打つとのこと。奥さんも今月中には打てそうとのこと。自国民でもないのにハヤ。米国の景気回復が早くなるわけだ。ちなみにコストとベネフィットを対比して判断するのは米国的、ディーラー的ともいえる。

3.「突出の経済回復は米中、ビリ回復は日本」

日経新聞によると、「IMFは世界で『分岐した回復』が広がるとも指摘する」そうだ。日経新聞の表を見る限り、IMF いうところの分岐するトップの回復組は中国と米国。落ちこぼれは日本。この差が今度、為替の重要決定要因になるのかも? 

成長率

4,「米長期金利上昇によりドル高。財政基盤の弱き国々に危機到来」

日経新聞いわく「今後のリスクの一つはインフレだ。景気回復の期待から米長期金利は上昇傾向にある。それに伴いドル高が進行し、財政基盤の弱い新興国の通貨安につながれば資金流出を招きかねない」。危ないのは、なにも新興国だけではない。世界最大の借金王である日本が一番ヤバイ。米長期金利上昇で中央銀行が危機、円紙くず化の危機。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70757590W1A400C2EE8000/

5,「いつも最大の落ち込みでビリ回復の日本」

今回のコロナ禍だけでなく、私がマーケットに入った1980年以降、世界的なショックがあると、いつも最大限の落ち込みをするのが日本。そして一番回復が遅れるのも日本。マーケットにどっぷりつかっているとよくわかる。これが40年間で段トツのビリ成長の日本の姿。一方、日本が世界段トツのトップは放漫財政による借金蓄積額。そろそろ大きな政府(=社会主義国家)を見直さないと、このまま3流国、4流国入り。

6.「大きすぎる政府の弊害」

久しぶりに骨のある論考が日経新聞に出た。小竹洋之上級論説委員の論考だ。日経新聞に、まだこういう論説委員がいらっしゃることにホッとする。「問題はその行き過ぎだ。共和党政権下で財務長官や国務長官を歴任したジョージ・シュルツ氏らは、もはや『社会主義』といわれかねないところまで政府支出が膨らみ、民間部門の圧迫や債務問題の悪化につながるのを憂えた」「偉大な社会とベトナム戦争の費用を賄う財政出動は『バターも大砲も』と呼ばれ、インフレの高進を招く結果となった」「政府が市場よりも効率的な資源配分を実現できるのか」「『大きすぎる政府』の弊害には、よくよく注意しなければなるまい」以上の小竹洋之上級論説委員の論考に120%賛成、同意。

「大きすぎる政府」の弊害は40年間で世界ダントツの経済成長で、借金をためるだけ貯め、今やハイパーインフレで中央銀行が危機に直面しようとしている日本を見ればすぐわかる。大きな政府がいいのなら、大増税を受け入れなければならない。https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK042G70U1A400C2000000/