「ドル売りの為替介入はドル高・円安要因」「2015年から18年までの利上げは2.5%までの引き上げ。今回ははるかに大幅では?」他

2022年04月25日

1.「ドル売りの為替介入はドル高・円安要因」

何度も言っているが、米国にとって今、最大の懸念はインフレ。インフレ防止の最大の武器とされる自国通貨高(ドル高)を阻害する日本政府のドル売り介入に米国がいい顔をするわけがない。また日本の外貨準備1兆3500億ドルのうち1兆⁹00億ドルは証券投資、ほぼドル国債だろう。まさかSDRやIMFリザーブ矢金の保有を減らすわけにはいかないから、原資の大部分は米長期国債の売却だろう。これは米長期金利を引き上げ、日米金利差拡大で強烈なドル高/円安要因だ。介入というテクニカル要因で、日米金利差拡大というドル高へのファンダメンタル強化するのが愚策だとは、財務省は充分承知しているだろう。ファンダメンタルズに反した介入は、やっても逆効果。「やるぞ、やるぞ」と素人を怖がらせておくことだけに意義がある。

 

2.「2015年から18年までの利上げは2.5%までの引き上げ。今回ははるかに大幅では?」

前回の米利上げは2015年12月に0.25%の政策金利(FF レート)上げを開始し、2018 年 12 月 までに0.00%を 2.25~2.5%まで引き上げた。この時は、リーマンショックから続いた長期緩和からの出口戦略の一環に過ぎなかった。今回は史上稀なる高インフレの抑制が至上命令。バイデン政権や国民からのプレッシャーも強いし、FRB の危機感も違う。政策金利2.5%などで止まるわけがないと私は思う。日米金利差は最大限に拡大すると考える。超円安。

 

3.「日銀を思い出した土曜日」

一昨日の土曜日は風呂の蛇口を閉め忘れ、風呂場はもちろん、脱衣所、廊下が水浸しに。家内に怒られるわ、掃除にきりきり舞いするわ、で散々だった。思わずお金をバラマキ続け、散々な目にあう日銀を思い出してしまった。

 

4.「青山学院体育館でB リーグ」

昨日は五山中、テニスをして、午後3時からはBリーグのバスケットの試合観戦。青山学院体育館がホームのサンロッカーズ渋谷を応援。60-66で負けてしまったが、最後は非常に盛り上がって面白かった。準日本代表のベンドラメ礼生と、対戦チーム・バルク東京の日本代表・田中大貴(ともに東海大学卒)はさすがうまかった。

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