「10年金利2.073%」「外国人にも日本の惨状に気がつい始めた」「介入は円暴落の引きがねに」「10年国債2.04%はまだ異常に低い」他

2025年12月22日

1,「10年金利2.073%」

現在10年金利2.073%. 緊急事態警報がそろそろなり始めたぞ。

 

2.「再び巡り来た「積極財政」 歴史は忘却とともに過ちを繰り返すのか」

朝日新聞原真人編集委員の「多事奏論」。一昨日の記事。

原さんはこの敦煌を「高市政権発足が事実上固まった10月の自民党総選挙の後、国債は売られ、長期金利は急上昇している。円はドルに対して一時10円も安くなり、財務省の口先介入では円高に戻らなくなった。この市場からの警告は無視すべきではない」で締めているーー>まさにその通り、。最大最強の野党であるマーケットが放漫財政と財政ファイナンスにお灸をすえる時がついに来たようだ。並のお灸ではないと思う。

https://www.asahi.com/articles/ASTDL0VX4TDLULFA034M.html?iref=pc_ss_date_article

 

3,金曜日の日銀政策決定会合以降、X にアップしたツイート、私のXに来たリツイートを時系列でここに記します・

 

  • 「外国人にも日本の惨状に気がつい始めた」

〈12月19日コメント〉

19日、以下のリツイートを私のX にいただいた・。

「英紙が「責任ある積極財政」を危惧 高市首相は「債務危機は起きない」という“危険な妄想”にとりつかれている(クーリエ・ジャポン)

https://news.yahoo.co.jp/articles/4b2e4703cdd7cdc3d055d47cf479655dee538337?source=sns&dv=sp&mid=other&date=20251219&ctg=wor&bt=tw_up

以下のように回答した。

「この英紙の中で日本に危機感を感じている米ブルックリン研究所のシニアフェローの方、よく事情がわかっていらっしゃいますね。とてもよく書かれています」。

これにつながって、以下のリツイートをいただいた・

「藤巻氏は安倍総理が異常な金融緩和を行おうとした時に、出口戦略がつくれないまま目先の効果の為に突撃すると非常に危険と記載されていましたが、日銀に大量の国債やETFを買わせGPIFまで見せかけの株高に利用しだした時に、2030年頃はハイパーインフレか?と怖くなった。海外投資家は尚更だな」

 

  • 「暗譜で指揮する小泉和弘さんには驚嘆するばかり」

19日(金)は追っかけをしている小泉和弘さん指揮(都響終身名誉指揮者)の都

響の講演@池袋芸術劇場を聞きに行った。(感動するほどの名演奏だった)。

指揮/#小泉和裕 ヴァイオリン/#三浦文彰 チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 ショスタコーヴィチ:交響曲第10番 ホ短調 #都響

家内が風邪の後遺症で声が出なかったので、楽屋にはお邪魔しなかったが、奥様のマミさんにはご挨拶をした。

小泉さんはいつも暗譜で指揮をする。彼はカラヤンに指示した日本人指揮者二人のうちの一人(もう一人は小澤征爾氏)だがカラヤンやその周りに集まる巨匠は皆暗譜だったそうだ。巨匠たちは暗譜ができてこそ、その先にある芸術性の追求が出来ると信じているようだ。

暗譜の出来る指揮者の頭の構造がどうなっているのか私には想像できないが、すべての楽器の音符が頭に入っており、その楽器の誰かが間違えればすぐわかるそうで、間違いに奏者自身が気づいているときは流すが、気が付いていない時には眼で注意するそうだ。それでこそ楽団に緊張が走りいい演奏が出来るのだろう。

https://x.com/TMSOnews/status/2001923180882202857/photo/1

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  • 「日銀に忖度しない記者質問を」

昨日は都響の演奏を14時から16時まで聞いていたので、15時からの(15時半?)政策決定会合後の日銀総裁記者会見を見れなかった。しかしどうせあまり意味ある質問は出されないだろうからと思って気にしていなかった。質問すべきは「日銀は債務超過が心配で、もうこれ以上の利上げもお金の回収ももできないのではないか?それならば今後円安と長期金利は大胆に加速するだろうし、今後の物価の急騰も避けられないのではないか?日銀は詰んでいるのではないかという点」

 

  • 「介入は円暴落の引きがねに」

(日銀利上げ翌日(土)のコメント)

日米金利差のみに注目した外資の金融機関アナリストたちがこの1年間円高想定のポジションをおおいに勧めていたことを考えると円高ポジションはまだまだ残っていると思う。しかしここに来て日銀の財務悪化や日本の財政悪化に注目する外国人アナリスト達が警告を発し始めているので、円高ポジションを解消したい外国人はかなり増えたことだろう。それでも充分な円ロング解消は済んでいないと思う。彼らはドル売り介入時にドル買いポジション解消しという淡い期待を持っているはずだ。そのような状況でドル売り介入をすれば瞬間的に1 円、2円円高にふれるかもしれないが円ロングポジション解除の津波が押し寄せ 、円高に動くのは、ほんの一瞬で、逆に円暴落のきっかけになる可能性が強いと考えている。 政府日銀は円安防止の手段を全て失ってしまい、素手で宮本武蔵の二刀流と戦うような事態になる。

 

  • 「計画経済の限界が見えてきた」

(日銀利上げ翌日(土)のコメント)

日本が市場経済であるとの誤解を前提に市場を予想すると間違うだろう。 今の金利並びに為替の動きは、政府日銀が市場に大規模介入してきた計画経済の限界が表面化してきた現象と取らえなくてはならない。 2013年に財政破綻の回避をしようとしてデフレ脱却というエクスキューズのもと、禁じ手中の禁じ手である財政ファイナンスを行ってきたマニュピュレーションが限界を超えて(=計画経済の崩壊)ツケを払いつつある動きである。本来へのレベルへの回帰とも言えるし、私が最強最大の野党と表現してきたマーケットの反乱とも言える

 

  • 「10年国債2.04%はまだ異常に低い」

(日銀利上げ(金)の夜

夜中に10年金利は2.04%をつけたようだが、現在は2.02%。現役の国際村の住人たちにとっては見たこともない高金利かもしれないが、45年間国債を見続け取引してきた私にとっては、まだまだ異常な低金利。 私がモルガン銀行(注:A A Aの銀行で世界のトップ行と言われていた。モルガンスタンレーとは違う)の東京支店長だった頃、日経新聞の記者の方が翌年の長期金利予想を聞きに来た。 今よりほんのちょっとだけ長期金利が低く、マーケットはほぼ全員が翌年の長期金利上昇を予想していた。 そういう状況下において私は翌年は1%割れになると予想したのだが、その予想は新聞紙上にはのらなかった。 1年後その日経新聞記者が来て謝った。「すみません、私はフジマキさんは頭がおかしくなったと思ってフジマキさんの予想を載せませんでした。フジマキさんのみが正しかったですね」と。 予想通りにJCBロングの大きなポジションをとって、その年も大きな利益をを挙げた。外銀はもとより邦銀もJGB関係損益では大いに苦戦したはずである。 何はともあれ、当時、2%割れのレベル、ましてや1%割など頭がおかしくなった人の予想と思われていたレベルなのである。 現状の2.02%は異常に低い。異次元緩和以降、日銀が長期国債を爆買いをしてきた、そのマニピュレーションの結果に過ぎない。まだまだ本来あるべき金利水準への修正が続く。

 

  • 「海外でも私と同じ考えを表明する識者が出てきた。海外投資家は影響される」

(日銀利上げ(金)の翌日)

35万人のフォロワーが読む人の昨日のX。ブルックリン研究所のシニアエコノミスト。元ゴールドマンサックスのチーフエコノミスト。海外でも私と同じ考えを表明する識者が出てきたようだ。こういう人が出てくると海外投資家は影響されるよな~。 Japan has reached the end of the road.と断じ、円のスパイラルな下落が始まると予想している。

https://robinjbrooks.substack.com/p/the-end-of-the-road-for-japan

 

  • 「豆鉄砲で驚くのは鳩ばかり」

一昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた・。

「いよいよ豆鉄砲もなくなりました。 あとは苦虫を噛み潰したような表情で何かするような顔の表情のみで円安に立ち向かうというフィクションのようなふざけた世界に突入ですね」

「そういえば、私、以前、日銀に残っているのは「豆鉄砲のみ」と書いていましたね。思い出しました。ありがとうございます。豆鉄砲で驚くのは鳩ばかり。為替市場ではない」

  • 「ドル/円を動かすメインエンジンは、もはや日米利差ではない」

「この数年間為替を動かすメインエンジンは金利差だった(私は同意しなかったけど)。それをベースにプログラムを構築していたプログラム売買が、プログラムを自動的に、あるいは人為的に変更していくだろうから「金利差縮小による円高への投機」は無くなり円売りは加速すると思う」。

 

  • 「高橋洋一氏の暴論」

一昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた・。

「高橋洋一がメディアで「政策金利と当座預金の付利金利は全く関係ない話で、当座預金に金利を払うのがそもそもおかしい、その分を減税の財源にすればいい」と無茶苦茶なこと言ってます。番組に素人しかいなくて誰もツッコミしません。コメント欄も地獄です。情弱者を増やし続けてる犯人です」

以下のように回答した。

「高橋氏は「当座預金に金利を払っているのはおかしい」などとよくそんな超でたらめを言えたものですね。世界中で量的緩和を進めた以上(日銀は異次元に、ですが)昔の政策金利誘導政策は全く働かない。今は世界中の中央銀行が政策金利の誘導手段として、当座預金への付利金利を誘導する方法を採用している、他の方法を世界は見出していない。高橋氏は「中央銀行は仕事をするな」と言っているのですかね?それとも世界で「誰も見つけ出していない」政策金利の誘導方法を高橋氏は見つけ出したのでしょうかね?歴史に残る日本人の偉業になりますが」

 

  • 「高橋氏はわかっているのか?」

一昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた・。

「高橋さんほどの方が「知らない」ということはあり得ないと思うので、彼は「分かってて言ってる」のだと思う。 彼は日本のことをもう見限っていて、ただ小金を稼ぐために日本の情弱を騙しているのだと思ってます」

以下のように回答した。

「いや、彼はわかっていないでしょうね。わかっていなし、金融の勉強もしたことがない」

 

・「日銀は日銀当座預金に利子を払っていないのか?」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「日銀は当座預金を運用してないんだから利子を払えるわけないでしょ。 通貨発行権を悪用して利子を払っているってバレますよ」。

以下のように回答した。

「払っているんですよ,世界中の中央銀行が。保有国債の受取利息で日銀当座預金への金利を支払っているの。それが金融論で言うと、この通貨発行益(シニョリッジ)。払えなくなるのは政府への利益還元金」

 

  • 「高橋洋一氏と対面対決は既に国会でやっている」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「高橋洋一氏と対面で対決してください、神対神の対決」。

以下のように回答した。

「既に対決してますよ。国会で。参考人として呼ばれた高橋洋一が「CDSが低いのだから、財政は健全だ」とおっしゃるから「財政破綻を避けようと財政ファイナンスを行えばハイパーインフレになりますよ。CD Sレートはハイパーインフレのリスクを反映しない。ハイパーインフレになっても保険料を払われないのですよ。それでもCD Sレートが低いから、財政は健全だとおっしゃるのですか?」と聞いたら、それには答えず、 それでは「財政が健全な他の例を言います」と言ってはぐらかしたのです。そういうのは議論とは言わず逃げと言うのです。国会での議事録をご覧ください」

 

  • 「ビットコインの将来は?」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「面白いことに、藤巻氏が利上げを煽り、円キャリーの巻き戻しが起これば、ビットコインは真っ先に暴落します。それを知ってか知らずか、藤巻氏はずっと利上げを煽り続ける」。

以下のように回答した。

「何度も言いますが、1人があおったところで個別株ならいざ知らず、マーケット全体など動きませんよ。動くのならトランプ氏の言う通りにポジションを張ればよい。 ちなみに私は今ビットコインを買えとは勧めていません。なぜなら、自分がポジションを持っていないから。中長期的には私はまだ強気ですが自分がポジションを持っていないのに、他人に進める事は私の哲学に反しますので。 私が昨年末に全部ビットコインを売り払いましたが、それはマーケットビューではなく(結果的には正解でしたが)事務的な理由によるもの。私は法人でビットコインを持っていたのですが、法人所得のビットコインは評価損益を毎年計上しなくてはなりません。昨年大幅に値上がりしビットコインが確定申告までに大幅下落すると、納税資金に支障が出ると言うことで売らざるをえなったのです。再度参入のチャンスを狙っていますが、未だ静観していると言うのが現状です」

 

  • 「日銀当座預金への付利金利の廃止、見直しは可能か?」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「金利正常化が進む中で超過準備への付利を政策金利に連動させる必要性は低下するため、将来的に付利の廃止や見直しが可能。そもそも2008年のリーマンショック時に日銀が導入した暫定措置であるから、廃止や見直しは可能ですよ」。

以下のように回答した。

「じゃあどうやって政策金利に誘導する?日銀が政策金利をこれこれにしますよと言って民間がその言うことを聞くわけではない。計画経済国家ではあるまいし。今、世界中の中央銀行が政策金利に誘導する唯一の方法は日銀当座預金残高への付利金利手法だけ」。

 

  • 「高橋洋一氏VS藤巻健史の国会での対決」

一昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた・。

「こちら

https://youtu.be/Qsr5gTaNcPU?si=JSyxnA-AOj2jvZp7

以下のように回答した。

「早速に見つけていただきありがとうございます。私が高橋洋一さんと退治した国会の調査会のYouTubeですね。私が先ほど述べたようにCDSレートが低いから、財政は健全とは言えないのではないか?との質問に対して、完璧に髙橋は逃げています。ご確認ください」

 

  • 「金融政策の正常化の方法が見つからないのに『日銀当座預金への付利は不要』とはあまりに無責任」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「誰も見つけ出していない政策金利の誘導方法を見つけ出した?これも誤り 高橋洋一が想定している代替は コリドー制の復活 超過準備を減らす必要最低限の付利量的緩和の正常化後の金利誘導 財政政策との役割分担の明確化 つまり付利ゼロにしても金融政策は不能にならないという制度設計の議論です」

以下のように回答した。

「もしそうだとしたら金融マンの常識中の常識のことを偉そうにしゃべるなと言うこと。 私がjpモルガン勤務の時、jpモルガンなど民間から預金を取っていなかったから日々日銀当座預金残高を数千万円で着地させるために苦しんでいたんだ。ほんのちょっと多く規定残高以上を積むだけで、日銀から怒りの電話がかかってきたんだ。他の銀行が焼き鳥(規定の日銀当座残高を詰めない)になるといって。 jpモルガンがいちど日銀当座預金残高を赤残にしたら、邦銀ではそういう場合、取頭が謝りに来る。jpモルガンでもそのようにしろと言われて四苦八苦したことがある。ニューヨークからそんなことで頭取呼んだら、私はクビかな(大袈裟ではあるが)なんて思った。業績を上げる前だったので。 そのような状態のときには日銀は、日銀当座預金に付利金利をつける必要は全くなく短期金利誘導ができた。 しかし、異次元緩和でこんなにお金をじゃぶじゃぶにしているからそれができないのである。昔のような状態に戻せないのに、付利金利は必要ないなどとはとんでもなく無責任で世間を誤解させる発言である」

 

  • 「CDS レートが今低い理由は?」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「じゃあなんでJGBのCDSが動いてないのか、いい加減答えてくれよ?」

以下のように回答した。

「先ほどご紹介くださった「高橋洋一VS藤巻健史」の国会でのYouTubeを見るべし。私が説明している。高橋氏は逃げた。当たり前だ、誤っているからまともに答えられるわけがない」

 

  • 「なに、髙橋洋一氏に 公開論争を 挑め、だと?」

昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。

「じゃあ、髙橋洋一さんに 公開論争を 挑んで下さい。 受けてくれますよ。公開ですよ。へこませる貴殿の姿を期待しています。一般的には、当座預金は 金利はつかないという知識しかないので 公開討論、お頼みします」。

以下のように回答した。

「一般的には当座預金には金利はつかないという認識しかない->もう少し謙虚に学ぶという姿勢を取ること。そうでないのに、こういう場て、意見を述べると笑いの対象にしかなりません。 過去には当座預金には金利がつかないのは一般的でしたが、金利をつけてはいけないという理由は全くありません。日銀当座預金に金利をつけないと日銀自身が中央銀行として役割を果たせないことになるのです」。

 

  • 「フジマキはどこからか支援金が出ているのか?」

昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。

「藤巻さんは グローバル資本リベラル過激派の末端だから  破綻した理屈で不安を煽るのがお仕事ですよ  きっと不安を煽る事でお手当が貰えてるのではないかと予想してますw」

以下のように回答した。

「名誉棄損。そんなところからは過去にも今でも1銭も金をもらっていませんが。多くの慈善事業等に寄付した経験こそある、もらった記憶はありませんが。卑しい人には卑しい発想しかできないんですかね?」

 

  • 「私の主張は正当派金融論のド真ん中で生きてきた人間のド真ん中に基づく主張」

昨晩、以下のようなリツイートが私のX に来た。

「高橋先生も藤巻先生もある種の極論を述べられておられる分😊日々勉強になります︎︎👍🏻︎︎

正直、おふたりが論破し合うことは、結果が収斂してしまうので、今のように、1つの言葉や自説に1度反論して、再反論が無い(求めない)、位でちょうど良いかと感じてます😊」

以下のように回答した。

「私は正当派金融論のど真ん中の道を歩いてきたし、その論に基づいて意見を言っていますが、高橋さんは正統派金融論を否定して議論しているのですから、噛み合わないのは当たり前でしょう。 昔からマーケットでは「今回は違う」とか「理論が間違っている」との主張が一時的に強くなった事がしばしばありました。しかし、「やっぱり今回もいつもと同じ」「やっぱり理論が正しかった」で終わりました。 珍説はマスコミの校閲により世に出る事はありませんでした。常識的なマーケットが間違っていることを証明し終わっていたのです。それがSNSの発達により正統派学問を学んでいるものからすると校閲を経ない「とんでも論」が声が大きい、なんとなくわかりやすいとの理由だけで、人々や政治家に影響を与えてしましました。 それでも「ガリレオが当時の伝統的学問であった天動説が間違いであることを見つけ出したではないか」「主流学問がいつも正しいとは限らない」と反応する方がいます。確かにそうですが、ガリレオは何千年に1度出る大天才です。しかも否定すべき学問も十分に学んだ上での反論です。 高橋氏やその他のとんでも教教祖様達が正統派金融論を学んでるとは思えないし、何千年に1度出る大天才だと私は決して思いません。 頭の良い多数の学者たちが積み上げてきた学問を馬鹿にするものではありません。特に金融論はいや実務論であり実証されているかどうかを重視する学問です。 その学問を学んだこともなく、実務経験のない人たちが伝統的金融論を否定しているのは愚かなことと言わざるを得ません。大きなしっぺ返しをくらうでしょう。 奇形もまずは聖党派金融論を学んでから判断していただきたいと思っています。 なお私のことを極端だとおっしゃいますが、私が極端なのではなく日銀が極端なのです。これほどまで伝統的金融論で禁じられていることを実行してる中央銀行は今でも他にないし歴史的にもないと思います。だからこそ私の唱える結論が貴兄に極端なものに聞こえるだけだと思います」

 

㉑「法定準備率引き上げで対処できないか?」

「付利をヤメて法定準備率引き上げれば良いのでは?」

以下のように回答した。

「付利を止めて同様な効果を得ようと法定準備率を上げれば、民間金融機関は収入足でほぼ全滅ですな。貴兄の銀行預金も全てパーです。事態はそんな浅知恵で解決できるほどの状態ではありません。世界中の中央銀行マンが必死で方法を考えて、唯一短期金利を誘導する方法は、当座預金に付利することだと発見したのです。他の方法を見つけた人はまだいないのに、素人の方が見つけられるわけがないでしょう」

 

㉒「『当座預金に金利を払っているのはおかしい』とは金融を全く知らないことの証明」

昨晩、以下のリツイートを私のX にいただいた。

「当座預金に金利を払っているのはおかしい」とは言い方を変えれば堂々と詐欺やデタラメをしなさいと言っているようなものでは?で確か高橋洋一氏はどこかの大学の教授でもあったかと?どこの大学から博士号受けたのでしょうね?不思議ですわね?良くもこんなデタラメを堂々と発言できるな?とも」

以下のように回答した。

「そうですね。高橋洋一氏の「当座預金に金利を払っているのがおかしい」と言うのは、Aメガバンクは普通預金に0.2%払っているのに、 Bメガバンクは0.1%しか払わないのはおかしいと主張しているような金融の全くはわかっていない人の発言に等しい。当座預金に付利してはいけないとの法律も規則も決まりも全くない。当座預金は、主として決済機能を担うものであり、民間金融機関は、顧客が金利をもらわなくても口座開設をしたいという環境だったから、金利を払っていなかっただけ。競争が激しくなり、当座預金口座開設獲得競争が送れば金利を払う事は充分あり得る」。

 

㉓「日銀当座預金に金利をつけるなら民間の当座預金にも金利もつけたらという人は金融知識ゼロの人」

昨晩、以下のようなリツイートが私のX に来た。

「日銀当座預金金利をつけるなら民間の当座預金金利もつけたらいいんでは?」

以下のように回答した。

「民間は競争環境から当座預金に金利をつける必要がないから、付利していないだけ。 日銀は日銀当座預金残高に付利しなければ短期金利を誘導できないから付利をしている。 これだけ日銀当座預金がジャブジャブにしてしまった以上、伝統的手法で短期金利誘導策はできない。 中央銀行当座預金残高への付利金料を変更する以外に短期金利を誘導できる方法を全世界の中央銀行は見つけだしていない」。

 

㉔「植田総裁は事態をわかり過ぎるほどわかっていらっしゃる。でも豆鉄砲しか打てない」

昨晩、以下のリツイートを私のX にいただいた。

「植田総裁も2016年の動画で、財政ファイナンスがもたらすハイパーインフレの危険を指摘しています。当時、日本の債務GDP比約200%は『戦争末期とほぼ同水準』であり、警戒すべきと。これが正統派金融論の立場ですね。 (植田和男「ヘリコプターマネーとは何か」2016年)」

https://10mtv.jp/pc/content/detail.php?movie_id=1295

以下のように回答した。

「ありがとうございます。ご指摘の通り植田総裁はもちろん今のままでいけば、ハイパーインフレになる事は充分ご承知です。学問をやっていた方ですから当然のことだと思います。しかしながら、その一方ばらまいたお金を回収したり、さらに金利を上げていけば日銀が巨大な債務超過になって、日銀の存在が不可能になる(=新しい中央銀行にとっかえざるを得ない,そうしないと、ハイパーインフレを抑えらるない=現在の円は法定通貨ではなくなる=紙屑)ことも100も承知です。ですから屁理屈をつけて豆鉄砲しか打たないのです。割り箸1本で真剣勝負に立ち向かっているのです。

日銀総裁という日銀OBや財務省OBにとって垂涎の的のポジションを彼らが逃げまくったのに、植田総裁が受けてしまったことを今彼は非常に後悔していると思います。学者にありがちなマーケットの怖さを甘く見ていた結果だと思います」

 

 

㉕「日銀当座預金への付利制度は銀行支援制度か?」

昨晩、以下のようなリツイートが私のX に来た。

「(日銀当座預金への付利制度は)2008年から始まったもので、ゼロ金利-低金利のもとで収益に苦しむ銀行支援制度のひとつですよね。金利上昇局面で同じ制度が継続することには違和感しかないですが」

以下のように回答した。

「銀行支援制度を目的としたものではない」

 

㉖「「元日銀マンの適切なコメント」

本日、以下のリツイートが私のX に来た。

「高市さんにアドバイスをしてると言われてるリフレ派の人、日銀の付利を理解できてないのだけど、もしかして、インフレ率が2%超えて利上げする環境になったときのことを何も考えずに量を増やせと言ってたのか?馬鹿なの??」

以下のように回答した。

「元日銀マンの適切なコメント」

 

4,「FRBが債務超過になっても問題なかったから日銀も問題がないか?」

19日に以下のリツイートが私のX に来た。

「AIの回答はFRBが2023年に過去最大の債務超過になった結果、米ドルの信認は揺らがなかったという単なる事実ですよ 日銀も同じことです 我々はただ事実のみを認識すればいいてことです」

以下のように回答した。

「お相撲さんにお酒1合飲ませてなんともなかったとの事実を知ったところで、生後1ヵ月の赤ん坊にお酒1合を飲ませればどうなるか?は何にもわからない。財務状態を比べればFRBはお相撲さん. 日銀は生後1ヵ月の赤ちゃん」

 

5,「ハイパーインフレになったとしたら日本国内で外貨は使えるか?

19日に以下のリツイートが私のX に来た。

「藤巻先生 今、日本はハイパーインフレになりましたと仮定します。 商社等除く一般スーパーやコンビニで、外貨使用できますか」

以下のように回答した。

「ありえませんね。みなドルの取り合いですから。ドル持ってないとなにも買えませんから。ちなみに現在、モノの買い手と売り手が合意すればドルも決済通貨として使えます」

 

6,「ハイパーインフレになれば日本国民が日々の生活で為替リスクを負う