「夏以降、物価上昇は加速、実質マイナス金利は更に下がる。日銀お手上げ」「東南ア、国債格下げリスク」「長期金利上昇の理由」 他

2026年04月07日

1.「夏以降、物価上昇は加速、実質マイナス金利は更に下がる。日銀お手上げ」

ホルムズ海峡が解放されてもされなくても、5週間にわたった海峡閉鎖の影響は夏以降出てくる。たとえ日銀が4月にシミのような利上げをしてもマイナスの実績金利は過去前例のないほどに下落する。(名目金利の上昇よりも物価上昇率の方がはるかに高いだろうから)

日銀万策尽きる、の状況が、刻々と近づいている。

https://www.bloomberg.com/jp/news/articles/2026-03-31/TCQP7NKK3NYB00?srnd=jp-homepage

 

2,「東南ア、国債格下げリスク」

本日の日経新聞記事によれば「東南アジアが、国債の格下げリスクに直面している。中東情勢の悪化に伴う原油価格の高騰で財政負担が増しているためだ。国民の不満を抑えるための燃料補助金が通貨安を招き、物価が上がるという負のスパイラルに陥る懸念が強まっている」――>日本にも当然この格下げ候補の一つだ。

能天気に日本株を買っている投資家は、このニュースは必ず頭に入れておかねばならない。

「企業の格付けは国の格付けを上回らない」との原則があるからだ。

国の格付けがBB以下に下がるとジャンクボンドとなってしまう。

国の格付けがBB以下に下がればすべての民間企業の格付けもジャンクボンドになってしまうこと。

機関投資家等などはジャンクボンド以下は手を付けらない。

東京証券取引所では売買代金の約6割から7割を外国人が占めている以上、もし外国人が手を引けば、株価は暴落する、

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO95492480W6A400C2EA2000/

 

3,「長期金利上昇の理由」

朝 7時のNHK ニュースで日本の事情に詳しいという米国人が出て来て「長期金利が2.4%を超えてきたのは日本の景気がやっと良くなってきたからではないか」 と言っていたが、違う、それは長期金利上昇の一因であるかもしれないが主たる理由では全くない。 「中央銀行は株や長期金利という価格がボラタイルなものは通貨信用を守るために買ってはならない」という金融論の基本のキを大破りし、日銀が国債を爆買いしてきたから長期金利は低位安定した。

それまで全く買ってこなかった機関が、年間に供給されるものの6割から9割を毎年買続ければ価格は大幅上昇(=長期金利は大幅下落)する。

しかし国債の爆買いの結果、その代わり金のお金が世に溢れ、お金の価値の棄損(=インフレ)が加速し、日銀は超高値で買った長期国債の評価損が巨大になって存続の危機に陥ってている。

政府・日銀が何でも市場コントロールしようという計画経済の限界の表れが、現在の長期金利の上昇理由だ。 この基本を間違えて逃げ遅れる金融機関は存続不能になるだろう。

 

4.「日本人のイケイケドドンドンは危険」

トランプ氏の最終通告時間である米国東時間の午後8時が刻々と近づいている。結果は全くわからない。したがってWTIは多少のアップダウンがあるものの警戒的な動きを継続している。ホルムズ海峡でダメージがあるとは言っても世界最大のエネルギー輸出国で最もダメージの少ない米国の株式市場も常に警戒的な動きをしている。 一方ホルムズ海峡封鎖で世界で最もダメージを受けると言われる東アジアの大国日本の株式市場は連日上昇を続けている。 能天気と言わざるを得ない。 トランプ大統領の最終通告がうまくいくかどうかもわからない上に停戦合意ができたところでどのくらいの期間が経てば保険がおりるようになるのか、スムーズに海峡を通れるようになるかもわからないからだ。 ひょっとすると全てがうまくいって日本株のこの6日間の上昇が正解だったと言うことになるかもしれない。 しかしそれは単に丁半博打に勝ったということであり.日本の株式市場がファンダメンタルズを無視したイケイケドンドン相場になっている証拠に思える。危険だ。

 

5.「長期金利上昇の理由」

朝 7時のNHK ニュースで日本の事情に詳しいという米国人が出て来て「長期金利が2.4%を超えてきたのは日本の景気がやっと良くなってきたからではないか」 と言っていたが、違う、それは長期金利上昇の一因であるかもしれないが主たる理由では全くない。 「中央銀行は株や長期金利という価格がボラタイルなものは通貨信用を守るために買ってはならない」という金融論の基本のキを大破りし、日銀が国債を爆買いしてきたからである。それまで全く買ってこなかった機関が、年間に供給されるものの6割から9割を毎年買続ければ価格は大幅上昇(=長期金利は大幅下落)する。 国債の爆買いの結果、その代わり金のお金が世に溢れ、お金の価値の棄損(=インフレ)が加速し、日銀は超高値で買った長期国債の評価損が巨大になって存続の危機に落ちっている。 だから政府・日銀が何でも市場コントロールしようという計画経済の限界の表れが、現在の長期金利の上昇理由だ。 この基本を間違えて逃げ遅れる金融機関は存続不能になるだ

 

6.「本来の10年長期金利は20%以上だろう」

もし日銀という債券市場の超巨人が国債市場から完全撤退すれば長期金利は20%を軽く超えるだろう。 超大口需要家がいなくなれば価格が暴落(金利の場合は急騰)するのは資本主義経済の原則だ。 そもそも異次元緩和は、財政破綻の先送り策であるから日銀が購入を辞めれば日本は財政破綻危機に逆戻り。 名目金利=実質金利+期待インフレ率+財政破綻確率 なのだから日本国債が20%を軽く超えるのは明らかだろう。 1998年だったかのロシアの長期金利は80%を超えたのと同様だ(ひょっつぉしたら100%を超えたかもしれない) もっとも、日銀が完全撤退して財政破綻をするとの選択をしないだろうから、日銀は国債購入を継続し、ニッチモサッチも行かなくなり、中央銀行のとっかえ(円が法定通貨で無くなる=円の紙くず化=1ドル1兆円)。というのが、私のベストゲス

なんだかんだ言って、為替・債券・株の全てが下落というのは通常は起こり得ず、現状もこのセオリーを打ち壊すような著しく困難な世界情勢ではないという市場の受け止めなのでしょう。 円安株高のトレンドは今後も続くと予想。「米国が、くしゃみをすれば」

 

7.「異次元緩和で日銀は日本国債の爆買いをする必要があったのか?」

財政破綻を先送りするため日銀が買わざるを得なかったと思っている。その主張は国会でも何回か行った。あの時デフレ脱却の目的で量的緩和をするのではあるならば、日本国債じゃなくて米国債でもよかったと。

米国債の購入を刷れば円安になってデフレから脱却できるし、そのほうが効率的だった。あの当時はデフレ脱却のために円安にしたかったのだから。

しかし日本国債を購入しないと、政府が財政破綻する可能性があった。日銀以外、他に日本国債の買い手がいなくなっていただろうから」。

 

8,「トリプル安が起きるのはどういうときか?」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「なんだかんだ言って、為替・債券・株の全てが下落というのは通常は起こり得ず、現状もこのセオリーを打ち壊すような著しく困難な世界情勢ではないという市場の受け止めなのでしょう。 円安株高のトレンドは今後も続くと予想。」

以下のように回答した。

「為替、債券、株の全てが同時に下落するのは、国家がすべてのマーケットをコントロールしていたが限界点を超えたときに起こり得る現象です。計画経済国家の崩壊。日本の今です」。

 

9,「フジマキは何十年もハイパーインフレが発生すると主張してきたのか?」

一昨日、以下のリツイートが私のX に来た。

「貴公は何十年も前から日本でハイパーインフレが発生すると主張してきたんですよね。」

以下のように回答した。

「情弱の際たるものか誇大妄想癖。 私がハイパーインフレを言い出したのは2013年から。2026年までの13年間を何十年とはまともな人は言わない。 2013年まで私が警告していたのは財政破綻。財政破綻の危機を先送りするため日銀が紙幣を刷って、それを政府の歳出に当てる財政ファイナンス(=異次元間和)を開始した。 それ以降、財政破綻に変わって 財政ファイナンスによるハイパーインフレが起こると言っている。2013年前に私がハイパーインフレと言っている資料があれば示されたし」

 

10.「高橋洋一氏との参議院調査会での質疑」

上記の私の回答に対して、以下のようなこと絵が返ってきた。

「国会質疑の中で、下記の動画の8分ぐらいのところで他者が貴公へ「何十年も前からハイパーになると主張している。」と言われても貴公は否定していないが・・・

https://www.youtube.com/watch?v=Qsr5gTaNcPU

以下のように回答した。

「情弱の最たるもの。かつ高橋洋一氏が公の場で、間違ったことを自信を持って示す例を世にさらしてくれてありがとう。 この調査会では呼ばれた高橋洋一氏ら3人が入念な準備のもとに30分ぐらい自説を公開し、それをその場で確か5分か10分ずつの持ち時間で質疑応答するもの。国会での持ち時間は、極めて厳格に管理されるおりすぐ時間が尽きる。 高橋氏の発言を私が訂正しなかったらって単に時間切れだっただけ。時間があれば高橋のはぐらかし答弁の方をいくらでも追求したかった。 2013年前に私のハイパーインフレを主張していた証拠を明示せよ、の回答がこれか。情けなや。恥ずかしい人だ。」

 

11.「ホルムズ海峡を取るごとに日銀が紙幣を刷って通行料として払い続得た場合、ミランはそのお金を受け取るか?」

上記の人にさらに回答を続けた。

「ところでこの高橋洋一氏への10年近く前の参議院調査会での質疑の記録を貴兄が示してくれたおかげで、面白いことに気がついた。 私は質問の中で『中近東から油を買うたびにそのお金を日銀が紙幣を刷って渡していたら、いつまで中近東は油を売り続けてくれますかね?』と聞いていた。

現状では、ホルムズ海峡通るたびに、日銀が紙幣を刷って通行税としてイランに支払うとした場合、イランは、いつまでそのほっかほっかのお金(注 ホクホクではない)受け取りますかね、そんなお金 いらん と言って通行させてくれなくなりませんか?との質問と同じ。

髙橋氏は当時、統合政府論で考えれば、日本の財政は極めて健全、国債もっと発行して全く問題なし論を展開していませんでしたか? 通貨価値が毀損し、高橋氏の主張が誤りであったことがますます明確に示されつつあるのが今の日本。高橋氏の足を引っ張るのはかわいそうですよ。どうやら氏の信奉者らしいが。

 

12.「ドルが崩壊すれば」

今朝、以下のリツイートが私のX に来た。

「暴力だけで信用されてたドルもアメ公が大したことないのバレて風前の灯火」

以下のように回答した。

「米国がくしゃみをすれば日本は風邪をひく。ドルがくしゃみをすれば円は肺炎に

なる」

 

13.「高市政権でなければ日本は助かったのか?」

昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。

「財政破綻を先送り…日銀が買わざるを得なかった…あの時デフレ脱却の目的…日銀以外…買い手がいなくなっていただろう… などと宣っている以上 どのみち破綻するのだろう? ならば 10年以上経った今、高市でなければ「あたかも」助かるような仰々しいポストを繰返す必要は一切ないではないか!

以下のように回答した。

「どこで私が高市氏でなければ、日本は助かるなどと言った?証拠を明示されたし。 私は高市氏が総理になるかなり前から時すでに遅しと言っている。 今まで何度も言っているが今は1945年7月31日の状況。戦争開始に反対していた私に今からお前を陸軍大将にするから、米軍に勝てと言ってくるのと同じ。時、既に遅し。私ができるのは国民に竹槍で米軍に突っ込んで無駄死にするなよ。いかに日本にとって損害の少ない形で降伏するかを考えることくらいと言っていたはず。 もっとも、高市首相のガソリン補助金、現時点での備蓄石油の放出は、8月15日の終戦を8月5日に早める愚策だとは言っている」