1.「もっと悲鳴を!」
NHKの夜7時のニュースで、柳井ファーストリテイリング代表取締役会長兼社長が「油が無ければ何にも出来ない。東アジアが一番被害を受ける。もっと悲鳴を上げなければならない」とおっしゃっていた。その通り。しかし株価の動きを見る限り、日本は悲鳴を上げるどころか極めて楽観的にみえる。
1.「トランプ氏は何故、ガソリン補助金を導入しない?」
トランプ大統領が2週間の停戦案を受け入れたのは「米国民のガソリン価格高騰に対する強い不満」があるそうだ。
それならメンツにこだわるトランプ大統領は停戦案受け入れの替わりに、悪いとはいえ日本よりははるかに財政余力があるのだから、日本のように「ガソリン補助金」を巨額に支給しガソリン代を下げればいいではないか?もしくはガソリン税減税をすればいいではないか?
今、何故行わないのか?
「ガソリン補助金」の財源が必要ならば、日銀に比べれば国債など微量にしか買ってきていないFRB に購入させれば(=財政ファイナンス)、いくらでも原資は出来る。
メンツを大事にするトランプ大統領にとってはその方が停戦合意よりはるかに良いはずだ。
「ガソリン補助金」や「ガソリン税減税」は経済理論に反する政策であり、将来のガソリン価格を押し上げる。
より重要なのは、政府・中央銀行など市場原理が働かない機関が市場に介入するのは害毒でしかなく将来取り返しのつかないペナルティがあることを理解しているせいではないのか。
なんでも国や日銀が介入でマーケットを抑えつけようとする計画経済国家・日本とは常識が異なる。からだ
2.「『渡邉美樹5年後の夢を語ろう!』内の『月刊フジマキタケシ』」
4月4日放送分のラジオ ニッポン放送PODCAST 「『渡邉美樹5年後の夢を語ろう!』内の『月刊フジマキタケシ』」
3月26日に収録したものだが現時点でも意見は全く同じ。
最初に4月17日前後に発売の3年半ぶりの本を思う存分宣伝してくださいとタイトルを聞かれたが覚えてなかった。すぐに見本本を送ったら本番ではアナウンサーの方が放送の最後に紹介してくださった。助かった
https://podcast.1242.com/yume/?ep=380
3.「円安、長期金利高は、イランと米国の紛争があろうがなかろうが進む。株はわからない。わからなければ手を引くのが賢明」
ポイントは円安、長期金利高は、イランと米国の紛争があろうがなかろうが進むと言う事。紛争はスピードを加速するか否かだけ。
株はわからない。わからない時は売りも買いもやってはいけない。戦争いかんとのギャンブルは投資ではない。
流動性が極めて大きいマーケットなのだからポジションを持っている人は一旦休むべし。ファンダメンタルズの分析で正しいと思ったときに再開すればいいだけの話。
本にもよく書いてきたが、私がjpモルガン時代に多大の利益を挙げえたのは休むことができたから、東京にはボスがいなかったから。
自信がない時は何もせずにずっと階上のプールに行っていたり休んだりしていた。3ヶ月1枚も伝票書かなかったこともある。
日本の企業に勤めていれば目の前にボスがいるから、ディーリングルーム内では売るか買うか、どちらかで絶えず勝負していなければならない。そうしないと単にさぼってると思われてしまう。
ボスが目の前にいなければ休んでもなんだ問題がない。
休むも見識なのである。
4,「休むも見識なのだがーー」
しかしながら、6ヶ月間のニューヨーク研修を終えて帰国した日本人部下が私に帰国報告をしに来た時「支店長が毎日、日中3時間プールに行ってる事はニューヨークでは有名でしたよ」と言った。
「誰が話してたの?」と聞いたら「資金為替本部長のマイクです」との事。
「ギョッ、直接のボスだ」
なんてこともあった。
5.「ヘッジファンドオーナー等プロのリスクテーカー達は誰の話を聞くか?」
昨晩、以下のリツイートを私のX にいただいた。
「(株があ)上がるという朝倉氏と下がるという澤上氏といろいろだけど、どちらに行っても損をしないような運用をしたいですね。思ったように動かなかったときは損切りする。それができるかですね」
以下のように回答した。
「朝倉氏がどう、沢上氏がどうというわけではないが、我々リスクテーカーは、過去に起きたことの分析はリスクテーカー以外の人の意見を聞くことがあっても、将来予想に関しては自分で巨大なリスクをとっている人以外の意見など一瞥もしない。リスクテーカー同士なら意見が真逆でも真剣に聞き、自分の分析が正しいかをたえずわチェックする」。
6,「緊縮財政とは?放漫財政とは?」
昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。
「この方の言う事にも矛盾はありますが、経済学的には間違ってないように思います。 日本が行って来た緊縮財政は誤りであると実績のある経済学者は言っていますので、それを続けるのはダメではないでしょうか。 緊縮財政ダメ実績40年、国民は苦しんでるんですよね」
以下のように回答した。
「緊縮財政とは、累積赤字を減らしていこうとする財政政策のことであり、放漫財政とは累積赤字を拡大していく財政政策のこと。 この40年間30兆円から40兆円の赤字を毎年計上し、ついに累積赤字が1300兆円を超え世界最大の借金王(対GDP比)になってしまった日本の財政を緊縮財政と言ったらば、世界中の経済学者から大笑いされるというか馬鹿にされる。 使いたいところに使い放題できないことを緊縮財政とは言わない」
7.「金融論は実証的検証を経たりっばな学問」
昨晩、以下のリツイートを私のX にいただいた。
「いつも勉強になる内容。基本的なところが理解できてないと再認識」
以下のように回答した。
「学ぼうとされるところが大変立派です。 一方、なんでも教教祖様たちはド素人のくせに、全く学ぼうとしないどころか、自分の頭の中だけで考えた理論から離れられず、最悪なことにはそれを世間に広めています。 学問への冒涜です。金融論も実証的検証を経たりっばな学問です。それなのにその学問を完全に無視し誤った主張を世に広めています。 貴兄のような真摯な態度を見習うべきです」
8,「まだ『統合政府で考えれば財政は健全』などを信じる人がいたとは驚き」
「昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。
政府が発行して日銀が買う。連結決算で政府に赤字はない。存続の危機は何処に?そのかわり市場に通貨が流通して一般人にも仕事が増えて景気が良くなる。国債の狙いはそれで良いような気がする」
以下のように回答した。
「まだ高橋洋一氏の「統合政府で考えれば大丈夫」というプロのみか素人の方にも馬鹿にされるぶさまな主張を信じている人がいるとは驚き。 連結決算すると子会社(この場合はに日銀)の借金も消え去るの?都合のいい部分だけ相殺とはいかないのだが。 民間で連結決算した時、親会社親会社の赤字は無くなったとして、子会社はどうなるの? 子会社の利益は親会社に持ていかれると、子会社の支払原資はどうなるの?倒産?子会社に売掛金がある人は泣きを見るの?」
9「間違いでないものは間違いでない」
昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。
「日銀は超高値で買った長期国債の評価損が巨大になって存続の危機に落ちっている。」←これは間違い 1300兆円の国債の3%インフレで39兆円/年減少する。30年で780兆円が実質減って、520兆円になる」
以下のように回答した。
「間違いではないピリオド」
10「政府が潰れようが日銀が破綻しようが日本は終わらない」
昨晩、以下のリツイートが私のX に来た。
「なんか日本の終わりを願ってるような気がするけど、政府が潰れようが日銀が破綻しようが日本は終わらないですよ」
以下のように回答した。
「当然、日本は終わらない。ただ混乱期に国民が地獄をみるか否かだけ」。
11,「この1週間のフジマキタケシ」
4月5日(日)
朝8時のJALで熊本へ。先月も来た宿「THE 離泊 南阿蘇 水の御宿」に泊まり、大好きな広大な南阿蘇の風景を堪能。天気が良かったので最高だ。神経が弛緩する。
長陽村・白水村・久木野村の3村が合併して2005年に出来たのが南阿蘇村でこの宿は、代々,久木野村村長一族が住んでいた古民家で、それがゆえに地域の中では敷地面積も広く、景色がよく気持ちがいい風が通る。
https://ritomaru.co.jp/minamiaso/
田起し。

この日はこの宿の田んぼで田起しをしていた。2階の部屋からボケーとそれを似ていると里の春!という感じ。
標高がそれなりに高く、冷房いらずの涼しさなので夏に1週間滞在して本を書きに専念したこともある。
宿の風景

夜は南阿蘇村の名士の方々との宴会。
元日銀熊本支店長だったHさんを中心に地域の信用組合支店長などと飲みに飲んだ。九州のせいか、ワイン、焼酎、日本酒、ビールと、皆さん酒に強く、飲んだ~。
お邪魔したI さんのお宅。旧久木野村一の名家・



4月6日(月)
朝 近くの枝垂れ桜の名所を見学してから12時半の熊本発JALで帰京。 16時前に帰宅。
18時45分から勝丸ご夫婦(ご主人は現在弁護士・元高松検事長/元広島検事長。奥さんの千晶さんは、一橋大学岡本ゼミの後輩。元四国公認会計士協会会長)の能の先生が出演されるとのことでお誘いいただき夜桜能を鑑賞@東郷神社
同じく金毘羅歌舞伎仲間の資生堂元監査役の米山夫婦、元NTTドコモ代表取締役副社長の鈴木さんとご一緒。
野村万作&萬斎氏の狂言も見ごたえあり。
以前、奈良で薪能をみたとき、凍え死ぬのではないかと思ったほど寒かったので、今回は防寒着完備で出かけたが、不要だった。
能はいつも難しいと思うが、最適な気温のうえに時々頭上に桜の花びらが舞い降りて来て優雅な雰囲気だけは満喫できた。。


ただしNYへNY time朝1番で電話しなくてはならない用事が急に出来たので、途中で退席、帰宅。
米銀に電話しないと口座が閉鎖になってしまうとのことで焦った。閉鎖されてから2年ほどそのままに委しておくと州政府に移管されてしまうそうだから焦るのだ。そうなったら、弁護士雇って大変亜ことになりそう。
この日のような電話はいつもたらいまわしにされ早口の人が出てくると私の下手な英語ではとても追いつかない。
マネーロンダリング対策を米銀はかなり厳格に行っているからしばしば電話しなくてはならないが米銀に電話するときはいつも憂鬱。毎回、自分の英語の下手さを実感する。
4月7日(火)
14時から追いかけをしている小泉和弘さん指揮の都響の演奏会@東京芸術劇場
ベートーベンの交響曲4番と7番。 べト7は好きな曲の一つで堪能した。
いつものように、終焉後、楽屋で小泉さんに挨拶をした後、楽屋の外に安藤芳広
首席ティンパニ&打楽器奏者がいらしたので写真を一緒にとらせていただいた。
突然、「藤巻先生ありがとうございます」と安藤さんに名前を呼ばれてびっくり。
金融界ではそれなりに名が通っていたとは思っていたが、左脳(金融界)で生きている私の名を別世界(右脳 音楽界)で活躍されている方が知っていてくださったのに感激。


4月8日(木)
9時半からテニス2試合 5-5.6-4。風が強く試合らしからず。


