「為替の協調介入は海外へのネガティブキャンぺーンになってしまった」「食料品の消費税減税が物価を高騰させる」「これは恐ろしい事態だ」他

2026年08月15日

1.「為替の協調介入は海外へのネガティブキャンぺーンになってしまった」

海外からのメールを読んでいると日米協調介入は日本の財政、為替、日銀の危機を、世界に喧伝する結果となってしまったみたい。

 

2.「ユーロ危機の最中のユンケルユーログループ議長の発言」

以下のリツイートを私のX にいただいた。

危機の時は嘘でも言わないと」)

(注;「深刻になったら、嘘をつかなければならない」 2011年、ユーロ危機の最中にユーログループ議長だったユンケルが、会合をなぜ公開しないのかと問われて出た発言)

以下のように回答した

「確かに、政府日銀の中で事態がわかっている数少ない人たち(植田日銀総裁や片山財務大臣を含む)の発言がご自身の危機感と真逆のであることを考えると、日本がいかに危機に面しているかがわかりますね」

 

3.「消費税減税の「穴」探る市場 インフレ頼みの財政に限界」

本日の日経新聞記事いわく「食品消費税率ゼロを前提とした。1月のエコノミクスパネル調査では、経済学者50人の88%が「日本経済にマイナス面が大きい」と答えた。『財政懸念やインフレが高まり社会保障が脆弱になる』(清滝信宏・プリンストン大教授)との意見が多くあがった。円安や金利上昇を危ぶむ声も相次いだ」

――>清滝信宏・プリンストン大教授とは「日本で最初にノーベル経済学賞を取るなら清滝さん」と言われている日本屈指の経済学者だ。まともな学者の至極まっとうな意見。

ちなみに清田教授は私の高校(東京教育大学附属)の2年後輩。村上誠一郎元総務大臣〈2年後輩〉、宮沢洋一元自民党税調会長(同期)等、私の同期、後輩は皆消費税減税反対。まともな教育を受け、ロジカルな思考を持つ人には当然の判断(片山大臣〈9年後輩〉は?だが、本音は我々と同じと思う)

https://share.google/GTrXYE3k0FTEf6uyA

 

4.「10年モノ金利再び2.9%に接近」

ベッセント財務長官が日銀に利上げを迫っているとの思惑が市場で強くなってきたようだ。ならば長期金利はまだまだ上昇するだろう。その予想のせいか10年物金利が再度上昇して2.878%と再び2.9%に接近してきた。

もっとも長期金利上昇の根本的原因を誤解してはいけない。無茶苦茶に買ってきた日銀が国債購入を減らし始めたからだ。それがマイナス金利から2.9%、まで10年金利が上昇してきた理由。

しかし国債保有の減少は始まったばかり。金融正常化達成まではまだまだ保有額減を継続しなければならない。それに伴い長期金利はまだまだ相当に上昇する。

私がマーケットで勝負するときのベースがファンダメンタルズだが、ここまで日銀が市場のモンスターになった場合は話が違う。需給が最大の価格決定要因になる。

日銀の需要は今後とも減少する。ましてや物価制御のために保有国債の売却(=ばらまかれたお金の回収)を始めたら目も当てられない・

かつ1度でも売却をすれば日銀の会計基準は償却原価法から時価評価に替わる。

実質的には何も変わらないが(=海外投資家は今でも時価評価でしか日銀の信用を測らない)が「償却原価法だから保有国債の評価損は関係ない」との、とんでもエクスキューズを使えなくなる。

その時、日銀は存在し続けられるのか?円は法定通貨で無くなるだろう。円の紙くず化ということ。

 

5,「食料品の消費税減税が物価を高騰させる」

「食料品の消費税減税」など高市総理のバラマキ財政がすさまじくなってきた。世界ダントツの赤字国(対GDP比)なのに更なる財政悪化が懸念される状態となってきた。

「物価の安定確保のためには、日銀の財務が安定すること以上に、財政の安定、つまり財政が維持不可能とならないことが重要だ。財政の維持可能性が明らかに懸念されるような事態になると、民間投資家は驚くような高金利でないと国債を買わなくなる。そうなれば政府は中央銀国に国債購入を強制するようになり、インフレは止まらなくなる可能性が高まる。

この意味で出口が展望できるような経済情勢となり、金利が上昇し始める場合の本格的な懸念材料は、やはり財政を維持できるかどうか、という点になってくる」

――>これは私の論考と誤解する方がいるかもしれないが、違う。植田東大教授(当時 現日銀総裁)が2015年8月の日経ヴェリタスのコラム「異見達見」に寄稿した「近づく国債買いオペの限界」締めの文章である。

ちなみに、この時から日銀は国債を更に爆買いし、保有国債の額はこの時の2倍になった。財政が危機なのに抱えて加えて、日銀の財務も極めて不安定になった。政府に強要されているわけでもないのに、国債を爆買いし今や市場のモンスターになってしまった。。

物価の安定は極めて危うい状況となってきた。ハイパーインフレ可能性大ということだ。

食料品の消費税減税は物価を高騰させる。

 

6.「これは恐ろしい事態だ」

昨日の日経新聞に転載されている「すべての視線は円に」というタイトルの「英紙 financial times」の大きな記事。

円安の原因や日銀の財務状態に触れていない等の点で分析に甘さが残るが、非常に需要奈な点は重要なポイントは「日本の財政の脆弱さ」を海外マスコミがトリ上げ始めた点。

financial timesのコラムリスト曰く「日銀はこれを金融政策の「正常化」と説明する。国債利回りの上昇はおおむね穏やかであり、(少なくとも今のところ)危機を引き起こすことなくここまでこぎつけられたことは称賛に値する」「報道によれば、財務省は3年後の29年度には歳出の約3分の1になると試算している。

これは恐ろしい事態だ。現在の10年物国債の利回りが、財務省による同試算の前提の水準を既に上回っていることを考えればなおさらだ」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB130E30T10C26A8000000/

 

7.「世界一の借金王」と消費税 小渕恵三氏、財政悪化に死をも覚悟」

本日の日経新聞いわく「中東産原油の調達に不安が続く現在、高市早苗首相は食料品の減税を『悲願』と訴え、初の消費税率引き下げを決めた。大平政権と似た時代背景で対照的な判断だ。死の責任をも意識した小渕氏くらい『借金』への危機感はあったか」

――>まさにこの通り、日経新聞は新聞マンの矜持を復活させつつある。円は紙屑化を加速する。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK090EV0Z00C26A8000000/?n_cid=SNSTW006&n_tw=1786749679

 

8.「10年モノ金利再び2.9%に接近」

ベッセント財務長官が日銀に利上げを迫っているとの思惑が市場で強くなってきたようだ。ならば長期金利はまだまだ上昇するだろう。その予想のせいか10年物金利が再度上昇して2.878%と再び2.9%に接近してきた。 もっとも長期金利上昇の根本的原因を誤解してはいけない。無茶苦茶に買ってきた日銀が国債購入を減らし始めたからだ。それがマイナス金利から2.9%、まで10年金利が上昇してきた理由。 しかし国債保有の減少は始まったばかり。金融正常化達成まではまだまだ保有額減を継続しなければならない。それに伴い長期金利はまだまだ相当に上昇する。 私がマーケットで勝負するときのベースがファンダメンタルズだが、ここまで日銀が市場のモンスターになった場合は話が違う。需給が最大の価格決定要因になる。 日銀の需要は今後とも減少する。ましてや物価制御のために保有国債の売却(=ばらまかれたお金の回収)を始めたら目も当てられない・ かつ1度でも売却をすれば日銀の会計基準は償却原価法から時価評価に替わる。 実質的には何も変わらないが(=海外投資家は今でも時価評価でしか日銀の信用を測らない)が「償却原価法だから保有国債の評価損は関係ない」との、とんでもエクスキューズを使えなくなる。 その時、日銀は存在し続けられるのか?円は法定通貨で無くなるだろう。円の紙くず化ということ。

 

9.「現在円安が進行している理由」

何度も書くが現在円安が進行しているのは30年間でGDPが1.25倍しか伸びていないのに、通貨発行量が10倍に増やしたからである。世界を見渡しても他に例を見ないほどの、とんでもない増加かぶりだ。 供給しすぎのものやサービスが価格が暴落するのと同じ。 マネタリーベースをこれだけ増やしたときに、170兆円もの投資をし銀行融資が増えたら、信用創造で市中に流れるお金は莫大な量になる。とんでもないインフレ進行だ。 円安の進行は、日米金利差などというみみっちい原因ではない。 通貨のばらまきすぎの解消は、日銀が保有国債の売りオペをやってお金を回収するしかない。 しかし、それは国債の大暴落(長期金利の暴騰)を誘発し、日銀と円の自死を意味する。 この機に至っては中央銀行の取っ替え(法定通貨の切り替え含む)しかない。第二次大戦後のドイツや日本と同じように。 日銀が物価、抑制能力を失った以上、そうしなければハイパーインフラはおさまらない。現在円しか持っていない人は地獄である。

 

10.「マネタリーベース 30年で9.4倍」 円安進行の主たる原因」

以下のリツイートが私のX に来た。

「円高の時、黒田さんがマネタリーベースで2倍にするって言ってなかったか。10倍ってどこから計算してるのこの人??」

以下のように回答した。

「1998年12月末発行銀行券残高55.8兆円、日銀当座預金4.4兆円で合計60.2兆円。

2026年5月末発行銀行券残高115.1兆円、日銀当座預金452兆円で合計567,1 兆円。

失礼しました。10倍でなく9.4倍でした。

自分できちんとチェックしてから文句を言うこと」

 

11.「中央銀行の負債は対GDPで比べるモノ」

以下のリツイートが私のX に来た。

「アメリカも桁違いの負債を抱えていますよね? トランプが「新しい通貨発行しますんで、負債は無かったことにします!徳政令です!」 ってなる可能性もあるのでは…」

以下のように回答した。

「中央銀行の負債(=ほぼ発行銀行券と中央銀行当座預金)は対GDPで比べるモノ。 国力(GDP )に対して、そのくらい通貨を発行しているか(=発行し過ぎているか)の比。日本は断トツにばらまいている。GDP比100%以上、こんな国は他にない。 ばらまかれ過ぎた通貨の価値が棄損(=円安)するのは道理。他のモノやサービスと同様、供給過多になれば価格、価値が下がる(=円安)。円安が進行する根本原因。 ここを改善しない限り円安は止まらない。 事、ここに至っては、これをを改善しようとするには法定通貨のとっかえしかない。現在の円は紙屑」

 

12「現在の日本経済の安定は、株本位制の日銀の火遊びに立脚している」

今日銀は国債発行額の約半分を保有している。国の借金の半分を日銀が融資していると言うことである。 確かに財政法で日銀の発行時の国債引き受けは禁止されているが日銀は流通市場で購入している。 貸金転売市場(A銀行が組成した貸金をB銀行に売る)での貸金購入と同じである。 B銀行が日銀に相当するわけだが、その銀行が債務超過になったらどうなる。 国からの資本投入を受けなければならないが、国は日銀から借金をしている。 日銀は貸出し先への貸し出しを増やし、その貸し出した金で日銀に日本投入をしてもらうことになる。 まさに見せ金でありボンジースキーム(タコが自らの足を食う)。 そんなニュースがながれたら一瞬で、世界は日銀を見限る.日銀の信用失墜、円の暴落、紙屑化である。 だから植田東大教授(当時 現総裁)は、日銀の債務超過を試算し、欧米への中央銀行は大丈夫だろうが日銀は心配、とおおいに懸念している。日銀の財務が.今よりはるかに健全だった時からである。 現在、植田東大教授の懸念が杞憂ですんでいるのは日銀が日本一の株主になるほどに株を保有しその評価益があるからだ。しかしながら、中央銀行たるもの通貨の信用を守るために絶対に値下がりするようなものを買ってはいけないと金融論は、その教えを基本のキとしている。日銀は大破りしている。 まさに現在の日本経済の安定は、株本位制の日銀の火遊びに立脚しているとも言える。日銀も円も極めて危険。

 

13、「元朝日新聞原真人編集委員のニュースレター」

元朝日新聞原真人編集委員が昨日アップしたニュースレター

「原氏ニュースレターに曰く 「いま、信頼できる政治家は誰なのか。判断する材料はいろいろあるだろう。私は、その政治家が財政健全化にどう向き合っているかを、きわめてわかりやすい「リトマス試験紙」の一つとして挙げたい」。

https://hara-makoto.theletter.jp/posts/79e89f8f-0cf6-4b32-a630-2e0b218591d0

 

14.「私が顧問をしている株式会社『かぜ』」

以下、私が若者支援の目的で顧問をしている株式会社「かぜ」の米田社長のX

「6年前、3人で始めた会社は、今では約250人の仲間が働く会社になりました。 500万円だった資本金は、資本準備金を含め35億円になりました。 かなり優秀で、力強いメンバーが揃ってきた今、さらに会社を大きくするために、ここから最も力を入れるのは「人材獲得」だと決めました。 資金も、人材獲得に積極的に使います。 夏休みに入り、転職や採用についての連絡をいただくことが増えました。面談も増えています。 きっと、少し立ち止まれるこの時期に、これからの仕事や人生について考える人も増えているのだと思います。 僕たちの会社は、北海道を舞台に、様々な事業をつくっています。 レバンガ北海道との連携によるバスケットボールの振興。 全天候型の屋内野球練習場の建設。 北海道ボールパークFビレッジでのトレーニング施設。 フットサルチームの運営。 創業の地・十勝では、百貨店の廃墟化を防ぎ、再建に向けて取り組んでいます。現在は私的整理を経て、建物の解体が進んでいます。 グランピングリゾート「フェーリエンドルフ」、ふく井ホテル、とかちむら、ひまわり温泉、カフェグリーンなど、観光、宿泊、飲食をはじめ、地域に根差した事業にも取り組んできました。 一つひとつ挙げるときりがないので、詳しくは画像を見てくだ

 

15「米国人の重鎮(経済学者)から言われたこと」

昨日、以下のリツイートを私のX にいただいた。

「藤巻健史さんが、日銀の政策委員になって頂きたいです。

本音は、日本銀行の総裁になって頂きたいですね」

以下のように回答した。

「ありがとうございます。 ただもう歳でそんな気力はありません。それ以上に私のようなうるさい人は日本ではまず選ばれませんから(苦笑)。

ただ『フジマキが米国人ならその実績と経験からFRBの決定会合で投票権を持つようなことになったかもしれないな』と米国人の重鎮(経済学者)から言われたことはあります(半分以上お世辞でしょうけど)」

 

16,「ペルセウス座流星を見に秋田・男鹿半島に」

先週の水〈12日〉木(13日)ペルセウス座流星を見に秋田・男鹿半島に。

私は終活中で、毎日が日曜日なのに、流星群も、わざわざ宿泊代が最も高く、観光地が最も混んでいるときに来るのはえらい迷惑だったが自然相手じゃ文句も言えない。

山の中の真っ暗闇の中で見ればロマンチックだろうなと秋田の山の中の小さなホテルを予約した。

「近くで流星群が見られるこの上なく真っ暗なところはどこですか?」とホテルに聞いたら「夜は熊の活動期ですから車の外には出ないでください」とのこと。そりゃ、そうだ。

親切なホテルだったが大変申し訳なかったが、このホテルはキャンセル。

男鹿半島に海に面しているホテルに変えた。

10時30分半田発。1時間5分の飛行で秋田空港に。レンタカーで男鹿半島のホテルへ。男鹿半島の景観も宿から見る夕焼けも食事も一流だった。

しかし、流星は私は2つしか見えなかった。ただしこれは飲み過ぎた酒のせい。

家内は夜遅くまで起きていて10徐は見たと翌朝語っていた。

流星のはかなさに円のはかなさを重ねみた。

男鹿8 男鹿5 男鹿11 男鹿3

男鹿1

17,「ここまで熊にびくびくしようとは」

いたるところに熊注意の「熊注意」「熊出没」の看板。

熊に食われず、無事に秋田空港に着いたと思ったら、空港内に大きな赤字で「クマ出没」の立看。そう言えば街の真ん中にある秋田大学では「熊出没のため部活中止になった」との話も聞いた(又聞きなので信ぴょう性は保証できない)。

ここまで人間が熊にびくびくして生きなければならないのか?このままいくと、熊が出ない千葉県、香川県、九州、沖縄以外の観光地はかなりの大ダメージを受けることにもなりかねない。もちろん日常生活でも。

東京に住む私の、今までの「熊に対する警戒感」は円に対する国民の警戒感「所詮、他人事」と同じだったかも。

国会での議論が必要なステージになったのかも。

男鹿4

男鹿半島(熊)