街頭演説の合間~チャート予想は危険

2019年07月14日

【参院選2019 維新 藤巻健史】 金融マーケット

 

今、京都での演説の合間。記事には「過去60年間のデータから逆イールドが発生した後の株価の動きを読み解くと」とあるが、この60年間で米中央銀行が(日本銀行に比べて小規模ではあるものの)国債市場で巨大な参加者となったことはない。財政ファイナンスと言って世界では禁じ手とされていたからだ。

今回の逆イールドの発生は市場原理の働かない(儲かろうと儲かるまいとタダがむしゃらに買う)中央銀行が参加していたからこそ起きた。FRBもそれを認めている。その意味でチャートで将来の景気予想等をするのは危険だと私は思っている。

条件が違うのだ。長期金利が低く(景気が悪い)株が史上最高(景気上昇を予想)と言うのも市場原理に反する。すべて中央銀行が大きく参加している結果であることを認識した上での分析が重要だと思う。

 

本日はこれから京都市内で選挙演説です。投票場に行くと私の名前は「維新」の2番目に記載されていますがこれは当選順位ではありません。名前を書いてもらった数の多い候補者から当選が決まっていく仕組みです。全国比例(2枚目の投票用紙)には党名ではなく「藤巻健史(たけし)」と名前を書いてくださるよう是非お願い申し上げます。
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO4728177012072019SHA000?disablepcview