政治家の実践的知識,NY株,金融庁演説

2019年07月12日

1.日本の政治家の実践的知識

知人のお医者様から激励メールをいただいた。「日本人はダボス会議でもほとんど議論できない。英語の問題じゃなくて実戦的知識の欠如が問題だと思います。藤巻さんみたいな人こそ国会議員にふさわしいと思います!!」。

そういえば、JPモルガン勤務時代「日本の大蔵大臣は英語がしゃべれない」と話したら、スイス人のボスが「それは良かった。英語が喋れたら、財政・金融の知識が全くないことが、世界にバレバレになってしまう」と言っていたのを思い出した(笑)(誰とは言わない。JPモルガン時代13人が大蔵大臣になった)

 

【参院選2019 候補 藤巻健史】BBC

 

英語議論

 

 

2.NY株史上最高値  Buy the rumor, sell the fact

NY株が史上最高値を記録し完全雇用状態のとき市場が織り込んでいるように今年末までに3回も利下げをするのか?資産価格の急騰で経済が狂乱しその後30年を無駄にした日本を見ていたら、FRBはそんなことしないと思うのだが。7月末にもし利下げしたら、それはBuy the rumor, sell the factになると思う。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47271590S9A710C1000000/

 

3.金融庁前での演説(年金問題)

昨日は金融庁の前で、仮想通貨税制と年金問題に関して演説した。年金問題に関して言うと表現に多少まずいところがあるにしても金融庁は悪いことをしていない。「民には知らしめず」はよくない。国民が不安に思うことでも事実は隠すべきではない。英知を絞るべき。

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年金の持続性が問題なのは日本が30年間で世界ダントツのビリ成長のせい。株価が上昇せず、長期金利がここまで低いと十分な積立金が積み上がらない。過去集めた金額と同額を何年後かに分割支給するだけでは年金ではない。集めた金を充分増やして支給する仕組みのはずだ。積立金が十分積み上がらなければ年金の持続性などないのは当たり前」と演説。

 

4.仮想通貨問題(金融庁前での演説)

昨日金融庁前で行った演説をコインポスト社が記事にしてくださいました。
https://coinpost.jp/?p=95263