(臨時版)本日第3弾 今、NHKテレビを見ていて思ったこと

2020年04月04日

(日本の危機)

今、NHKテレビを見ていて思ったこと。

経済混迷の時に中央銀行が債務超過となれば悲劇の極みである。そのリスクが日本にはある。そのリスクは平時のバラマキと危機先送りのため異次元緩和のせいで、人災だ。しかし、今、それを言ってもむなしい。将来2度と同じ間違いをしないための教訓作りにしかならない。悲惨の時には破産や失業で自殺する人が急増するだろう。その人たちを支援し命を守るのは政府の最低限で最大の務めだ。(数字は例えだが)減収補填のために年収400万円の家庭を今助けることに赤字国債を発行すると、年収100万円以下の家庭が将来、急増してしたとき、その家庭を助ける余力が日本には残っていないリスクがある。守るべき所得レベルがどこなのかを決める苦渋の選択をすべき時を迎えつつあると思う。国民は「将来の大増税を覚悟する、それでも政府の支援策を支持する」と表明すべき時期だ。誰かの金で、この危機を乗り越えられるような財政赤字レベルではない。富裕層の増税という人がいる。国会にいる時に聞いたが、富裕層増税で上がる増収額など多寡が知れている。日本には富裕層などそんなにいない。低所得層までも超低所得層を助けなければ、真の困窮者を助けることはできない。今、その覚悟を問われている。スイスやドイツのように平時に財政規律を守ってきた国は余力があるが、日本のように平時の財政出動で金をバラまきすぎた国は極めてあぶない。低所得層を含めた負担の一例がハイパーインフレだと私は思っている。