長期金利の上昇、IMF、世界的な債務増大に警鐘他

2020年10月04日

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(Eメールの復旧に手間取っており、個人、会社メールの復旧は水曜日夕方になりそうです。ただ取材、講演会の依頼メールは復旧しております。ホームページよりお願いいたします)

1.長期金利の上昇

まだ微速ではあるが米国の長期金利が上昇し始め、イールドカーブが立ち始めている。ワクチンが発明されたり、多少なりとも景気が良くなれは米国長期金利は上昇していくだろう。それにつられて日本の長期金利が上昇すれば、日銀は巨大な評価損を抱え、アウト。米国長期金利の上昇にも拘わらわず、日銀が長期金利を抑え込めば、日米金利差が拡大し円安でCPI上昇(スタグフレーションの可能性もあり)。日銀は政策金利を引き上げざるをえず、これまたアウト。買い込んだ国債や株の処理も出来ず、いずれにしても日銀はつぶすしか出口はない。中央銀行が存在しない社会がなりたたないから新中央銀行創設プロジェクトチームを(秘密裏に)立ち上げざるを得ないだろう。 

2.IMF、世界的な債務増大に警鐘

IMF(国際通貨行金)、BIS(国債決済期間)が相次いで、財政悪化に警告を鳴らしている。その中でも、平時から借金を膨らませて、世界ダントツの危機にいるのが日本。日本は炭鉱のカナリア・

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-10-01/QHI0LTDWRGGE01?srnd=cojp-v2 

3.地方の魅力、生かすには 

昨日の日経夕刊でSPORTSデモクラシー 安田秀一氏いわく「少子高齢化により日本の財政は年々厳しさを増し、恒常的に赤字国債を発行、マイナス金利で異次元の金融緩和が続いています。さらに今回のコロナ禍で巨額の財政出動が必要になりました。やるべきことは行政の抜本的なダウンサイジングしかないと思えるのですが(略)この国にどんな未来が待っているのか。一人の経営者として、ふくれ上がる将来負担に寒気すら覚えます」。経営に携わったことのある人ならば、国の財務内容に寒気を覚えるのは当然だろう。国は何か特殊なものと思っている人がいるが、国にも企業にもフリーランチはない。https://www.nikkei.com/article/DGKKZO64586050T01C20A0US0000/ 

4.警戒警報

選手はEメールがダウンし、まだ復旧せず。一昨日は歌舞伎を見に行き、帰宅して自宅の車庫入れで車の後部をぶつけ、最悪~。今週は、Eメール直して、それから車を直して――、と、呟いたら、家内から「まず最初に直すのは、性格にしなさい」とのお言葉をいただいた。たしかに車庫入れするとき、警戒音がピーピー鳴っていたのに、「まだ、大丈夫」と無視したのがいけなかった。「人の忠告を聞かないのは、藤巻さんらしい」と本日、テニス仲間に言われたが、まだ警戒装置をオフにしていないだけマシ。累積赤字が溜まると「金利上昇」という警戒警報が鳴るのに、政府・日銀は長期国債の爆買いで警戒警報のスイッチを切ってしまった。

5.Eメールは水曜日に復旧予定

Eメールの復旧に手間取っており、サーバー会社との連絡にファックスが大活躍。個人、会社メールの復旧は水曜日夕方になりそうです。ただ取材、講演会の依頼メールは復旧しております。ホームページよりお願いいたします。