「日銀当座預金は時限爆弾」「MMT 論者は奇特な人?」他

2020年10月19日

1.「MMT 論者の若者は『税金を払うためだけに生きていく」奇特な人たちなのだろうか?」

若者が「財政出動反対!」と叫ぶのならよくわかる。すでに我々世代では返せない借金額だから、若者や子孫にツケが回る。世代間格差の助長で、日本に存在する最大の格差だ。財政出動反対は、それへの反対だ。財政出動は、高齢者が食事した後、「お前ら、後で勘定払っておけよ」と若者に勘定書きを回すのと同じこと。MMT論者の若者は、将来、高齢者世代が作った借金返済のために「税金を払うためだけに生きていく」奇特な人たちなのだろうか? 

2.「日銀当座預金は時限爆弾」

8月末現在で日銀の国債保有額535兆円。国債購入のために増やした日銀当座預金残高は464兆円(私が金融マンの頃は4兆円~8兆円)。購入する国債はほぼゼロ金利だから、いずれ日銀保有の国債平均利回りはゼロ%になる。収入はゼロ。一方、景気回復やスタグフレーションになったら、日銀は日銀当座預金への付利金利を引き上げなくてはいけない。464兆円もあるのだから、莫大な損の垂れ流し。日銀当座預金は日銀にとって(=日本経済にとっての)時限爆弾だ。景気対策として日銀は金利引き上げ、バランスシートの拡大を行ってきた。景気が少しでも良くなったら反対の行為をしなければならないのに、手法が全くない。だから、日銀が「保有国債と日銀当座預金」という爆弾を取り除くには、新しい中央銀行を作るしかないと思っている。もしくは未来永劫、日本の景気を低迷させることだが、それは勘弁願いたい。 

3.「どんなに暑い夏も寒い冬になる」

テニス仲間の中村博さんの今日のFB。「気がつけば、日出は5:50.日没は5:51分。朝の散歩も暗いし。どんなに暑い夏も寒い冬になる」なんか、言い得て妙だな~。 

4.「奇遇!」

昨日、次男が、親戚の彰夫さん(元自衛隊空将・沖縄総司令)のお孫さんと一緒に映っている写真を送ってきた。偶然、同じ病院に勤務していることが判明したとのこと。奇遇!