１．「日本株はさらに上昇するのか、はたまたバブル崩壊か？」
本日11時にプレジデントオンラインに拙稿がアップされました。「 『バブル崩壊に今すぐ備えよ』ワクチン接種開始で高まる日本株リスク 日経平均3万円に喜んではいけない」というタイトルです。無料で読めます。日本株はまだ上がると思います。しかし「逃げ時を間違えると悲惨だぞ」という内容です。今、何をすべきか、も書いてあります。
https://president.jp/articles/-/43459
２．「米欧で長期金利上昇 インフレ加速・緩和修正の思惑」
欧米ではインフレによる長期金利上昇がマーケットの一つの大きなテーマになりつつあるのはこの記事の通り。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19EOO0Z10C21A2000000/
３．「ビットコインの下押しはあるか？」
この日経新聞の記事は「金利上昇が続けば、株価やビットコインの価格が調整に向かうおそれがあるとの警戒も出ている」と閉めているが、ビットコインに関してのこの分析は私には疑問だ。世界的な長期金利の上昇が起これば、日銀といえども、日本国債の金利上昇（＝価格下落）を力で抑え込むことはできない。そうなると日銀の莫大な保有国債に巨大な評価損が生じる。相手が中央銀行であろうと、そんな相手とは外資の金融機関は取引を中止する。（私が外資に転職して驚いたことは外資は他国の政府であろうと中央銀行であろうと倒産するという前提で取引限度枠を設けていることだった）そうなると円では他国通貨を買えなくなる。すべての円決済は日銀当座預金を通して行われるからだ。その時、国際的に通じる通貨として、ビットコインの取得へと人々は走る。キプロス危機の時と同じだ。ビットコインは避難通貨としての価値が急騰するだろう。ちなみに、新中央銀行が創設され、新しい通貨が発行されれば（＝円は紙屑化）、他国の金融機関は日本の新中央銀行との取引を再開するだろう。私が日銀を廃し、新中央銀行の設立が不可避だという理由でもある。https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN19EOO0Z10C21A2000000/
4．「消費拡大によりインフレ懸念。日本はハイパーインフレ懸念」
本日の日経新聞1面トップ記事「ワクチン接種の進展で新型コロナウイルスの感染が収束傾向になれば、消費が一気に拡大するとの見方が強まっている（中略）需要が一気に増えることで一時的なインフレ懸念も出てきそうだ」となると長期金利が上昇するのは当然だと思うが、その結果、世界はインフレ懸念で終わっても、日本の場合は、ハイパーインフレ一直線のリスクがある。日銀財務の脆弱性が露わになり、円の大暴落の可能性があるからだ。避難通貨ドルに逃げるのが賢明だと思う
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGE17BO70X10C21A2000000/
５．「美術館２つ」
金曜日は原宿の太田美術館で版画を見て、その後世田谷美術館分館の宮本三郎記念美術館へ。65歳以上は入館料100円だからお得。その後、5時半から二夫婦で、魚料理のお店で痛飲。
６．「大坂なおみ」
昨日、本日と絶好のテニス日和。昨日の大坂なおみの試合を見て、がぜんその気になって、がんがん打って、ミスばかり、疲れただけ。試合を見て自分がうまくなった気になっても、上手いのは大坂なおみであって、私ではないという当たり前のことを痛感。