(本日第2弾)「世界の中銀の多くはインフレ高止まりの兆候懸念-緩和姿勢から転換へ」他

2021年10月14日

本日は朝第1弾をアップしています。そちらもお読みいただければ幸いです。

1.「世界の中銀の多くはインフレ高止まりの兆候懸念-緩和姿勢から転換へ」

ブルムベルグ記事。インフレかスタグフレーション(不景気化のインフレ)か?の議論になりつつあるのに、こんな時期に長期債を買う人がいるのが不思議。金融がわかっていない人かmもしくは他人の金の運用か?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-10-11/R0R76MDWX2PS01?srnd=cojp-v2

2.「桜田代表幹事の発言は暴言か?」

昨日の経済同友会の桜田代表幹事の、矢野財務次官の雑誌寄稿について「『書いてあることは事実だ。100%賛成する』との発言に対して、私のFNに以下のシェアが来た。「生産性の低い大企業のボスのくせに可笑しな事言う。我々高齢者の潤沢な資産と多額の対外資産があるからギリシャみたいな破綻が起きない。大企業の言う事は信用できません」

私の回答は以下の通り。

「その通り。日本にはギリシャみたいな破綻は起きません。高齢者の潤沢な資産と多額の対外資産をハイパーインフレで実質没収しますので国は大丈夫です。しかし高齢者をはじめとする国民は地獄ですね」。

 

3 .「藤巻さんの言うことは信用もできないです」

昨日、私のFBに某コンサルタント▲ ▲さんから以下のシェアをいただいた。「藤巻さんの言うことは当たらない。残念だけど、信用もできないです」。私が「信用するもしないもご自身のかってです」と書いたら、元日経新聞の論説委員長**氏から援護をいただいた。「▲ ▲さん、なぜ当たらないのか、信用できないのか、その理由を書かないといけませんよ」。元新聞記者らしく、ごくまっとうで冷静なご忠告だと思います。

そこで、私はリツイートしてきた▲ ▲さんに、返信を書いた。「無視しようと思っていたのですが、**さんほどの方がアシストしてくださったのでので、簡単に書いておきます。▲ ▲さんの疑問点にはすべて過去何度も書いてきました。。財政破綻、日銀破綻が起きていないから「当たらない、信用できない」というのは「重症です」という医者を「まだ死んでいないから信用おけない」と言っているのと同じです。その人の主張を読んでいないなら無視するのは勝手ですが、『信用できない』と公言するなら、その人の主張をよく聞いてからにした方がいいのではないでしょうか?少しだけ述べておきますと、『財政破綻を先延ばしするために日銀が財政ファイナンスを始めた。その結果、現在、日銀に債務超過の危機がある。債務超過になれば円は暴落し、日銀は死に体。ハイパーインフレが起きる』と言っています。財国には通貨発行権がありまので、政破綻回避目的で財政ファイナンスを始めました。目的は達成されましたが通貨をいくらでも刷れても、信用ある紙幣をいつまでも刷れるわけではありません。刷りすぎれば紙幣の信用が失墜し、ハイパーインフレが起こります。世界の中央銀行で債務超過ぎりぎりなのは日銀だけです。財政ファイナンスの弊害です」(せっかく書いたのに「信用できない」とのシェアごとdeleteされてしまったようだ)