「昨日の参議院財政金融委員会での私と植田日銀総裁との質疑」

2024年03月23日

(ここに述べる意見/分析は私が所属する政党の公式見解でも分析でもありません。私の個人的見解・分析であることをご理解ください)

 

「昨日の参議院財政金融委員会での私と植田日銀総裁との質疑」

昨日の参議院財政金融委員会での私と植田日銀総裁との質疑のYou tubeです。見ていただければわかると思いますが、「量的緩和の根幹」である「お金の市中へのバラマキ」は今後ともさらに拡大するのです。日銀のバランスシートは拡大が続くということです。これを政策の大変換というのか?他国とは真逆の方向です。他国がお金を回収し、日銀がバラマキ続けるのなら円は相対的に価値を落とすのではないか?

政策金利の定義は微妙に変えたそうです。日銀の都合のいいように定義を変えるなんて、どうなの?と私は思いますが。

政策金利とは市場金利を動かすために動かすというのが金融界の常識だと思います。今回、政策金利を0.2%も動かしたのに、動かす目標の無担保コールレートは0.077%しか上昇していばいない。預金金利などさらに上がらない。な~んにも変わっていない、それなのに、今回の決定を利上げというのか?変化がないと考えるのがふつうではないか?欧米では利上げでは市中金利が0.25%とか0.5%上昇させるのをあ利上げというのに、日本では0.077%あげるのも利上げというのか?とお聞きしたら、総裁は「(たとえ微妙にしか金利があがっていなくても上がってはいるのだから)利上げは利上げです」とお答えになりました。それでは私は今後、現在の体重が67㎏から66.9㎏になったら、体重はかわっていないといわず、ダイエット成功ということにいたします。

マイナス金利からゼロ金利への利上げは何の影響もないから日銀は変更可能だが、この豆鉄砲を打ったあとは、日銀は、利上げはほぼ出来ないはず、との質疑は次回以降に。

https://www.youtube.com/watch?v=eb31FXrBu-I

1;10;30くらいからが私の質疑です。