(ここに述べる意見/分析は日本維新の会の公式見解でも分析でもありません
私の個人的見解・分析であることをご理解ください)
1.「明けましておめでとうございます」
1月1日は午前中、宮中参賀。コロナ前は国会議員は希望すれば参賀に出かけられたのだが、コロナ後は人数制限、各党に人数が割り振られている。私は今年最後ということもあり浅田参議院会長が選んでくださったのだろう、今年も参賀が出来た。最後ということで家内、長男と共に出席させていただいた。運転手は次男、今後は皇居に入れていただくことも一生ないだろうと運転手をかって出てくれた。普段の手術用ゴム手袋を白い手袋に変えて正に運転手さんそのもの。大変いい思い出となったようだ。ポピュリスム政治の蔓延で、政治の世界に気が滅入ることも多いが、宮中参賀は政治家になってよかったと思う数少ない場である。
今年の日本は、経済(金融的に)大変な事態になると思っているが、米国は最終的には、国旗の下に国民が団結するように、日本人は皇室の下に団結し困難を乗り越えられると思っている。
2「皇室のすばらしさ」
何度か書いたことがあるが、昔、ある駐日大使に「日本に来て一番、感激したことは何か?」と聞いたことがある。答えは赴任してきて初めて天皇陛下に謁見した時で、膝がガクガクと震えた」だった。職業外交官であるから、偉い方には何度もあっているだろうから、首相レベルにあっても膝がガクガクなどしないだろう。皇室だから、である。欧米、特に米国は歴史や文化を非常に尊敬する。経済力が落ちた日本には皇族があるからこそ世界からいまだ、なんとか尊敬されているのだと思っている。これは海外で勉強、生活した人でないと、なかなかわかってもらえない。
3,「我が車も日銀かよ」
1月1日宮中参賀からの帰り道、すべての電気系統で故障との表示が出て次男が運転していた車の、ハンドルも効かなくなりエンジンも停止してしまった。
「おいおい、わが車も日銀と同じかよ~」と思った。今年の日銀を象徴しているのか?
レーカー車を呼び、修理工場が開く正月明けまで、私の車はレッカー屋さんにおきっぱなし。
4.「MINKAB」に拙稿
MINKABに「『1ドル500円になる』元モルガン銀行東京支店長が日本に最終警告!『お札が紙切れになる日はもうすぐくる』…円安はもう止められない」
というタイトルで昨日から3回シリーズで私のインタビュー記事が載っています。
なお「1ドル500円、円が紙くずになる日が近い理由」のセクションで、
「なぜそのような状況に陥る可能性があるのかと言えば、現在の日本の財政状況が異常とも言える状況にあるからです」の「現在の日本の財政状況」のところは「現在の日銀の財務状況」とお読み変えください。誤植です。
https://mag.minkabu.jp/politics-economy/30191/?membership=1
5.「イーロンマスク氏が『いいね』を押したXの記事」
以下、次期トランプ政権の重鎮で「DOGE」(Department of Government Efficiency)を創設し、3年間で政府の歳出を3分の2にするというイーロンマスク氏が最近「いいね」を押したX 記事のいくつか。
① 「We need to recognize that we cannot afford everything that every special interest in Washington DC wants to spend money on.」(フジマキ勝手訳:連邦政府がやりたいことのすべてをやるだけのお金を私たちは持ち合わせていないことを認識するべきだ )とのWall street Journalの記事に対して、イーロン・マスク氏はExactly(まさにその通り)とコメント。
② 20世紀の2大経済学者の一人と言われるミルトン・フリードマン氏(もうひとりはポール・サミュエルソン氏)の発言
「Keep your eye on one thing and one thing only: how much government is spending , because that’s the true tax —
If you are not paying for it in the form of explicit taxes you are paying for it indirectly in the form of inflation or in the home of borrowing(フジマキ勝手訳:一つの、ただ一つのことに注目しなさい。それは政府がどれだけの金を使うかだ。なぜならそれは全て増税という形で国民に帰ってくるから。もし、それが増税という目に見える形で帰ってこないのであれば、インフレーションという間接的な方法、もしくは借金(=将来返済する)という形の国民負担で帰ってくるからだ)に対し、イーロン・マスク氏は「Extremely important thing to understand!(理解するのがきわめて重要なこと)」とコメント。